内田理央主演 ブルー&スカイが作・演出を手掛ける舞台『星の数ほど星に願いを』の上演が決定
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2020年8月27日(木)~9月6日(日)紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA において舞台『星の数ほど星に願いを』が上演されることが決定した。
作・演出は、ナンセンス演劇の極北として、奇抜な設定と展開で、演劇界のみならずドラマ・映画業界内にもファンが多い脚本家・演出家のブルー&スカイが手掛け、主演は、2018年放送のドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で主人公の幼馴染・ちず役で人気を博した内田理央が務める。このたび内田とブルー&スカイからコメントが到着した。
内田理央コメント
あまり舞台での経験がないので、お話を頂いた時は正直不安やプレッシャーがありましたが、今はブルー&スカイさんの世界に飛び込むことにワクワクしています。生のお芝居の楽しさやスリル、舞台でないと見れない景色を見て感じて、沢山吸収していきたいです。
今回のお話は「どんな願いも叶う石」を作る町工場が舞台となっています。私はその融資担当の銀行員の役柄です。実は私は、いつも漫画誌の最後に載っているちょっと怪しい広告に目が釘付けになってしまうタイプなので、このストーリーがどう進んでいくのか私自身とても気になっています!!早く結末を知りたいです。稽古が始まるのが楽しみです。
ブルー&スカイコメント
「星の数ほど星に願いを」というタイトルは、何だか少しロマンチックにも聞こえる響きではありますが、まったくそういう演劇ではありません、お詫びいたし ます。
業績の悪化している下町の町工場と、その町工場の融資担当の銀行員(内田理央さん)が、会社再建のためにあれこれ頑張る、だけどまともな人間は一人も登場しないので、終始何を物語っているのかよくわからない、デタラメで混沌としたコメディになると思います。ただ宣伝ビジュアル撮影でお会いした内田さんがとても輝いて見えたこともあり、場合によっては大間違いのロマンチックさのかけらも見え隠れすることになるかもしれません。どうぞよろしくお願いいたします。
物語の舞台となるのは町工場・高見沢製作所。
かつては、河原で拾ってきた石ころを「どんな願いも叶う神秘の石」としてインチキ占い師たちに売りつけることにより財をなしていた工場なのだが、悪質な霊感商法の評判もすっかり広まり、インチキ占い師も激減、銀行からの融資も絶え、資金繰りに窮する毎日。
そんな中、銀行から融資の回収の命を受けて高見沢製作所にやってくる銀行員のナナ(内田理央)。彼女は工場の看板商品「神秘の石」が本当に「どんな願いも叶う力」を持てば工場の業績が回復するだろうから、がんばって石の品質を向上してほしいと無茶苦茶な要求を突きつける。
工場の誰一人として石の力などもともと信じていない中、ナナの作戦は功を奏するのか……。