北村紗衣がオンラインイベント「英語でシェイクスピア演劇を楽しむ」

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2020.10.2


「さえぼー(saebou)」としてTwitterで人気を博すシェイクスピア研究者・北村紗衣によるオンラインのトーク&交流イベント「英語でシェイクスピア演劇を楽しむ」が、2020年10月20日(火)19時より開催される。本イベントは、演劇・映画・ドラマなどの批評家としても活躍する彼女の新刊『不真面目な批評家、文学・文化の英語をマジメに語る 2』の出版を記念したものだ。株式会社アルクのWebメディア「ENGLISH JOURNAL ONLINE」上でおこなわれる。

北村紗衣は武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。ロンドン大学キングス・カレッジで博士号を取得し、一般向けのコラムや本、講演会、講座、Twitterなど幅広い領域をまたにかけ活躍する。2020年4月に「ENGLISH JOURNAL ONLINE」での連載をまとめた電子書籍「EJ新書」シリーズの本『不真面目な批評家、文学・文化の英語をマジメに語る』を出版、10月にはその続編『不真面目な批評家、文学・文化の英語をマジメに語る 2』も発売となる。

イベント内容としては、北村によるトーク(作品とセリフの解説)、参加者による『ロミオとジュリエット』のセリフ音読、チャットでのQ&Aなどが予定されている。オンラインとはいえ、ZOOMを利用しての定員わずか20名なので、希望者は急ぎ申し込んだほうがよさそうだ。

<北村紗衣からのメッセージ>
新型コロナウイルスのせいであまりお芝居を見に行けない方も多いと思いますが、見に行けないなら自分でやってみるという手もあります。 みんなで『ロミオとジュリエット』を音読して、ディスカッションしてみませんか?

<北村紗衣プロフィール>
武蔵大学人文学部英語英米文化学科准教授。著書に『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち──近世の観劇と読書』(白水社、 2018)、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か──不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(書誌侃侃房、 2019)、『不真面目な批評家、 文学・文化の英語をマジメに語る』(アルク、 2020)など。ブログは、https://saebou.hatenablog.com/

イベント情報

オンラインイベント「英語でシェイクスピア演劇を楽しむ」

■開催日時:2020年10月20日(火)19時~20時30分
■ゲスト講師:北村紗衣
■定員:20人(※先着順/定員制)
■参加条件:プレミアムメンバーシップへのご登録( https://ej.alc.co.jp/membership
■参加費:無料
■開催方法:Zoomを利用してのオンライン実施
※ご参加の受け付けは先着順となりますのでご了承ください。
※本セミナーはZoomにてオンライン開催いたします。 事前にZoomのダウンロードなどのご準備をお願いいたします。 Zoomの接続テストサイト( https://zoom.us/test )にて、事前にご確認いただけると安心です。
※原則的にカメラはオンにしてご参加ください。
※セミナー内容は予告なく変更する場合がございます。 ご了承ください。
■参加申し込みはこちら:https://ej.alc.co.jp/entry/20201001-event-01

新刊情報

電子書籍『不真面目な批評家、 文学・文化の英語をマジメに語る 2』
 
■発売日:2020年10月8日(木)
■価格:550円(税込)
■著者:北村紗衣
■購入可能場所:Amazon.co.jp
 
■内容(抜粋):
・「彼」でも「彼女」でもない「ノンバイナリーの人」を指す単数のtheyはどう訳す?
・アフリカ系の人に対する差別語からの影響で使われなくなった単語とは?
・劇で言い間違いを連発する登場人物の名前が由来の単語とは?
・肯定の意味になる「二重否定」とは違う用法の「ダブルネガティヴ」とは?
・ドラマ『SHERLOCK/シャーロック』のセリフ“marriage”の翻訳に潜む落とし穴
・イギリスのオアシス(Oasis)などの文法間違いがあるアルバムタイトルや歌詞
・“It's four less fingernails to clean.”はどこが間違い?『ゲーム・オブ・スローンズ』の「文法警察」
・映画『ジョーズ』のセリフ“They caught a shark, not the shark.”のaとtheの使い分け

洋書や劇、 ドラマや映画、 洋楽などを楽しみながら英単語や英文法を学ぶ!

わかりやすく鋭い語り口でTwitterでも人気のシェイクスピア研究者で、 演劇・映画・ドラマなどの批評家としても活躍する北村紗衣さんによるカルチャー英語入門書の第2弾。
『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書誌侃侃房)が話題の北村紗衣が、文学・カルチャーなどを味わいながら英語学習をしたいすべての人に贈る本です。
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