ジェームズ・マカヴォイ主演、『シラノ・ド・ベルジュラック』がオリヴィエ賞のBEST REVIVAL賞を受賞 「NTLive2020」で12月より上映

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2020.10.26
『シラノ・ド・ベルジュラック』 (C)Marc Brenner

『シラノ・ド・ベルジュラック』 (C)Marc Brenner

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イギリスで上演された舞台の中から英国ナショナル・シアターが厳選し収録した舞台を日本の映画館で楽しむことができる“ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)”。2020年新作第6弾となる『シラノ・ド・ベルジュラック』(TOHOシネマズ 日本橋ほか12月4日(金)に公開)と『プレゼント・ラフター』(今後の公開予定は未定)が、イギリス・ロンドンで10月25日(日)に発表されたローレンス・オリヴィエ賞で受賞したことが発表された。

『シラノ・ド・ベルジュラック』 (C)Marc Brenner

『シラノ・ド・ベルジュラック』 (C)Marc Brenner

ローレンス・オリヴィエ賞とは、イギリスで最も権威があるとされており、その年に上演された優れた演劇・オペラに与えられる賞。イギリス版のトニー賞とも称されている。

『プレゼント・ラフター』  (C)Manuel Harlan

『プレゼント・ラフター』 (C)Manuel Harlan

『プレゼント・ラフター』  (C)Manuel Harlan

『プレゼント・ラフター』 (C)Manuel Harlan

そのなかから、『シラノ・ド・ベルジュラック』はBEST REVIVAL賞を受賞、『プレゼント・ラフター』は主演男優賞(アンドリュー・スコット)、助演女優賞(インディラ・ヴァルマ)を受賞した。

『シラノ・ド・ベルジュラック』は17世紀フランスに実在したシラノ・ド・ベルジュラックを主人公にした、エドモン・ロスタン作の戯曲。大きな鼻のコンプレックスに悩みつつ、一人の女性を胸中で恋い慕い続けたシラノの物語は、1897年に初演されて以降、世界各地で上演が繰り返され、何度となく映画化・ミュージカル化されている。その名作中の名作が、今回、マーティン・クリンプによって現代語訳された上演台本と気鋭の演出家ジェイミー・ロイドによるミニマルなステージングによって、装いも新たに生まれ変わった。主演は映画「X-MEN」シリーズで知られるジェームズ・マカヴォイ。本作では、ラップが取り入れられた斬新な演出になっており、今、まさに観るべき現代の作品と言われている。

【あらすじ】
美しく知的な従姉妹ロクサーヌに恋をした剣豪詩人シラノの物語。大きすぎる鼻ゆえに自らを醜いと思い込む彼は自分の心をロクサーヌに打ち明けることができない。ある日、美男だが雄弁ではない若者クリスチャンがロクサーヌに一目惚れし、友人のシラノに自分とロクサーヌの恋を取り持つようにと頼んできて……。

 

上映情報

『シラノ・ド・ベルジュラック』
原題:Cyrano de Bergerac

上演劇場:プレイハウス・シアター
上映時間:約3時間6分(休憩約20分含む)
 
作:エドモン・ロスタン
脚色:マーティン・クリンプ
演出:ジェイミー・ロイド
出演:ジェームズ・マカヴォイ ほか
 
NTLiveでの上映期間:2020年12月4日(金)より
公開館:
(東京)TOHOシネマズ 日本橋、シネ・リーブル池袋、(神奈川)TOHOシネマズ 川崎、(大阪)大阪ステーションシティシネマ、(名古屋)TOHOシネマズ 赤池、(福岡)中洲大洋劇場
 
鑑賞料:一般3000円、学生・障害者割引2500円(学生は学生証の提示が必要になります)
 
NTLive日本公式HP: http://www.ntlive.jp

『プレゼント・ラフター』

原題:Present Laughter
上演劇場:オールド・ヴィック劇場
上映時間:約2時間55分(休憩約18分含む)
 
作:ノエル・カワード
演出:マシュー・ウォーチャス
出演:アンドリュー・スコット ほか
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