上⽩⽯萌歌、中⼭優⾺出演 舞台『ゲルニカ』がWOWOWで放送決定

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2020.11.1
『ゲルニカ』メインビジュアル

『ゲルニカ』メインビジュアル


2020年9月、PARCO劇場で上演された舞台『ゲルニカ』が、2021年1⽉にWOWOWで放送されることが決定した。

ゲルニカの無差別爆撃の悲劇を描いたピカソの名画をもとに、⾃らの信念を持って懸命に⽣きた⼈々の⼈間ドラマを描いた新作舞台。本作は2018年「読売演劇⼤賞」⼤賞および最優秀演出家賞に輝いた演出家・⼭⺠と、2018年「紀伊国屋演劇賞」個⼈賞を受賞した劇作家・⻑⽥育恵が初タッグを組んだ新作となる。

出演は⽩⽯萌歌をはじめ、中、勝地涼、早霧せいな、キムラ緑ら豪華役者陣が集結した。階級、⺠族、主義の対⽴に揺れたスペイン内戦下、あらがえない⼤きな⼒を乗り越えるべく戦う⼈々の姿を鮮やかに描き出す。

ヒロインを務めた上⽩⽯は、「私は⾃分とは国も⽣きた時代もまったく違う⼥の⼦を演じているんですけど、何か⾒えない敵と戦わなければいけない、その不安や恐怖にあらがっていかなければいけないという点では、今のコロナ禍の現状とすごく通ずるものがあると思います。その感情を⼤事にしながらお芝居をしたいし、ご覧になる⽅も今と重ね合わせて観ていただきたいです」とコメントしている。

ゲルニカの街で、未来のために必死に戦った⼈々の⼈間ドラマ、そして観ている者の⼼を震わせるラストが待ち受ける衝撃作は必⾒だ。

<ストーリー>

舞台はスペインの北部、ゲルニカ。元領主の娘として⽣まれ、これまで何不⾃由なく⽣きてきたサラ(上⽩⽯萌歌)は、いとこのテオ(松島庄汰)との結婚を⽬前に控えていたが、内戦が本格化、テオは戦いに参加するため姿を消してしまう。サラも家を⾶び出し、そこでイグナシオ(中⼭優⾺)というどこか陰のある⻘年と出会う。海外特派員としての⽣きざまをぶつけ合うクリフ(勝地涼)とレイチェル(早霧せいな)、そして、元領主の妻として決断を迫られるマリア(キムラ緑⼦)。

⼈々のさまざまな想いが交錯する中、戦いは激しさを増し、1937年4⽉26⽇、ついに空爆がゲルニカの街を襲う…。

 

作品情報

『ゲルニカ』
 
収録⽇:2020年9⽉24⽇
収録場所:東京 PARCO劇場
 
スタッフ・キャスト/
作:⻑⽥育恵
演出:栗⼭⺠也
出演:上⽩⽯萌歌、中⼭優⾺、勝地涼、早霧せいな
⽟置玲央、松島庄汰、林⽥⼀⾼、後藤剛範、⾕川昭⼀朗
⽯村みか、⾕⽥歩
キムラ緑⼦
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