朝田淳弥、テジュが出演『1999年の夏休み 2020ver』の配信公演が決定
『1999 年の夏休み 2020ver』より
2020年9月に上演された『1999年の夏休み 2020ver』が、11月8日(日)20時から11月16日(月)23時59分まで振り返り配信公演が行われることになった。
『1999 年の夏休み 2020ver』は、劇作家の岸田理生が脚本を手掛け1988年に公開された映画『1999 年の夏休み』をベースに、事実上、岸田作品の継承者でもある野口和美が演出を手掛け、ダンサー・演出・振付家でもあるスズキ拓朗のステージングが舞台を彩った。
出演者には、朝田淳弥、テジュ、砂原健佑、千葉冴太、中嶋海央らのような若き次世代の俳優から、ダンサー・アコーディオン奏者でもある清水ゆり、舞台界注目の実力派女優 蜂谷眞未、昭和・平成・令和の演劇界を担う東京ヴォードヴィルショーの石井愃一が集結。「家族愛」「友情」「命」といった本作が持つメッセージと少年たちの愛を大胆に描いて、客席からは連日ダブルカーテンコールが沸き起こるなど、好評を博した。
配信は全4種となり、小型カメラを舞台上に設置撮影した臨場感溢れる小型カメラ撮影バージョンや、初日の最後列からの定点カメラの映像など、一風変わったものもあり、上演日なども違うので、種類ごとに見比べると新しい発見があるかもしれない。購入後、配信期間中は何度でも楽しめるので、早めの購入がおすすめだ。
『1999 年の夏休み 2020ver』より
『1999 年の夏休み 2020ver』より
『1999 年の夏休み 2020ver』より
『1999 年の夏休み 2020ver』より
また、『1999 年の夏休み 2020ver.』を別演出により再構成した『1999年の夏休み episode0』は、野口和美、スズキ拓朗の演出陣に、安川純平、テジュ、古谷大和といった若き次世代の俳優から、寺山修司の世界を担う「演劇実験室 ◉ 万有引力」の中心的存在の森ようこ、表現者として幅広い作品に出演している佐藤考哲らが出演し、11月12日(木)より労音大久保会館R’s アートコートにて上演される。
同じ物語でも、コンセプトを変えるだけでまるで違う作品へと変貌を遂げており、演出家・野口の手腕が光り作品となっている。
配信情報
【舞台上、様々なところに小型カメラ(GOPRO を設置して撮影】