リリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎の出演が決定 沢田研二×菅田将暉W主演の映画『キネマの神様』追加キャストが明らかに

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2020.12.22
左から、前田旺志郎、リリー・フランキー、志尊淳 (C)2021「キネマの神様」製作委員会

左から、前田旺志郎、リリー・フランキー、志尊淳 (C)2021「キネマの神様」製作委員会

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2021年4月16日(金)に公開される映画『キネマの神様』にリリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎が出演していることがわかった。

『キネマの神様』は、松竹映画100周念を記念した作品で、小説家・原田マハ氏による同名小説を映画化するもの。メガホンを山田洋次監督がとっている。主人公は無類のギャンブル好きで家族に見放されたゴウ。彼は、かつて映画の撮影所で働いた仲間で名画座の館主・テラシンとともに青春時代を過ごしていたが、ふたりがともに食堂の娘に恋心を抱いたことから、運命の歯車は狂い始める。W主演・二人一役で主人公・ゴウを演じるのは、沢田研二と菅田将暉。本作は、2020年1月にクランクインした当初、志村けんさんと菅田の初共演作となる予定だった。しかし、3月末の志村さん死去を受け、沢田が代わって出演することに。また、永野芽郁・宮本信子・野田洋次郎・小林稔侍・寺島しのぶ・北川景子がキャストに名を連ねている。

 


新たに出演が発表されたリリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎の3名は、菅田、永野、野田、北川と同様、本作で山田監督作品への初出演を果たす。リリー・フランキーは、1950年から60年代の日本映画黄金期に活躍した映画監督・出水宏を演じる。リリー演じる出水は、助監督のゴウ(菅田)が師匠とする人物で、多くは語らないが映画撮影に確固たる信念を持ち、その在り方を背中で教える人物。

志尊淳は、テラシン(小林)が経営する映画館・テアトル銀幕のアルバイトの青年・水川を演じる。水川は、いまどきの青年で、一見調子の良い人物ながら、テアトル銀幕を通して現代のテラシンや淑子(宮本)、そしてゴウ(沢田)と会話を重ねる中で関係性を築いていく役どころ。

前田旺志郎は、落ちぶれたゴウ(沢田)が持っていた才能を再び見出す、孫の勇太を演じる。勇太は、落ちぶれたゴウを一人の人間として見つめ、眠っていた才能に気づくという現代のゴウにとってのキーパーソン。また、部屋にこもりがちな内気で繊細な人物ながら、ゴウとは信頼関係を築いていくという。

リリー・フランキー、志尊淳、前田旺志郎のコメントは以下のとおり。

 

リリー・フランキー

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

山田洋次監督、沢田研二さん、志村けんさん。

僕の憧れのスターの方々と、同じフィルムの中に存在できたことが、幸福です。

 

志尊淳

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

自分の人生において、山田洋次監督作品に出演させていただける事があるなんて思ってもいませんでした。

スタジオに入った瞬間から感じる、緊張感、繊細さ、熱量。

全てにおいて貴重な時間でした。

 

前田旺志郎

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

(C)2021「キネマの神様」製作委員会

この度、ゴウの孫の円山勇太役を演じさせていただいた前田旺志郎です。お話をいただいた時、自分がまさか山田洋次監督作品に携われる日が来るなんて思ってもいなかったので、ものすごくテンションが上がりました。現場はもちろん、本読みの時からたくさんのご指導をいただいて大変勉強になりました。正直、山田監督は厳しかったです。しかし、それは僕にだけではなく自分自身に対してもで、映画を作る事への一切妥協しないあの姿勢は映画への愛に溢れており、心の底からリスペクトしています。

改めてこんな素敵な作品に出演できた事が嬉しいですし、多くの人に観ていただきたいと思います。

 

 

『キネマの神様』は4月16日 全国 ロードショー。

作品情報

映画『キネマの神様』
監督:山田洋次
脚本:山田洋次 朝原雄三
原作:原田マハ「キネマの神様」(文春文庫刊)
出演:沢田研二 菅田将暉 永野芽郁 野田洋次郎 / 北川景子 寺島しのぶ 小林稔侍 宮本信子
配給:松竹
(C)2021「キネマの神様」製作委員会
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