初の武道館公演に臨むまらしぃ〜動画配信から始まりリアルライブの高みへ〜今だから思い表現するものとは?

インタビュー
音楽
2021.1.29
まらしぃ

まらしぃ

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コロナ禍により多くのアーティストがリアルライブの自粛を余儀なくされ、俄に活気付いた配信ライブや動画配信の世界。奇しくもその「動画配信」というフィールドを主戦場にしてきたまらしぃが、その中で見せてきたもの。そして今だからこそ日本武道館というステージでリアルライブを行うことについてなどを語ってもらった。またこの自粛期間に感じたことや、彼自身の音楽、今だから聞けるまらしぃの思いを聞いた。

──初の日本武道館単独公演、おめでとうございます! そろそろ武道館でやるのはどうかというお話は、以前から出ていたんですか?

お酒の席で「いずれそういうところできたらいいですよね」みたいな話はありましたけど、じゃあ次の目標に見据えて、計画をここから立てようみたいな感じであったかというと、そういうわけでもなかったんです。だから、温度感としては「いつかやれたらいいな」というのが実のところだったんですが、そこは今回武道館でやらせていただく理由に繋がってくるところでもあるんですけど。

──理由ですか。

2020年は、毎回東京でやらせてもらっていた「まらフェス」を初めて大阪でやろうと思っていた矢先に中止になってしまったり、秋冬にツアーをやる方向で動いていたのですが、実現できなくて。どちらもオンラインに移行して開催したんですが、とにかくリアルライヴができない1年だったんですよね。だから、2021年はどうなるか、まだ見通しは立っていなかったんですが、「今年はリアルライヴができるといいですね」というお話はしていたんです。ただ、やるのであれば、来ていただく方が憂いのないようにというか。いわゆる感染症対策がバッチリの状態じゃないと難しいなと。観に来てくださった方もそうですし、もちろんスタッフのみなさんも、僕にも何かあってはいけないので。だから、対策を万全の状態に整えられるのであれば、ライヴはやりたいですという話をしていたら、日本武道館の話が出てきたんですよ。

──なるほど。

武道館なら会場がとにかく大きいと思うので、ディスタンス的な問題は大丈夫なんじゃないかと。それに、音楽をちょっとやらせてもらっている身としては、どういう話の展開であれ、武道館でやらせてもらえるお話が来たというのは、ひとつの大きなチャレンジだと思いますので。ご時世的にケアしなければいけないところはたくさんありますけど、実現できたら嬉しいなというところから、今回やらせてもらおうかなということになりました。あとは、本当に久し振りのリアルライヴになるので、「久し振り」な感じがちょっと欲しかったですし(笑)。

──確かにスペシャル感ありますからね。ちなみに、これまで武道館に行ったことはあります?

実を言うと、まだ中に入ったことはないんですよ。外から見たことは何度もあるんですけど。なので、初武道館が出る側というのは、なんか嬉しいですね(笑)。

──なかなかないことですからね(笑)。「いつかやれたらいいな」と思っていたのもあって、武道館に対して憧れのようなものは昔からあったんでしょうか。

僕はそこまでいろんなライヴに足繁く通ったほうではないですけど、やっぱりいろんなバンドさんやアーティストさんが目標にされていたり、ライヴが後に円盤化されたりして、ターニングポイントのひとつになる会場であるという認識は、自分が動画を投稿する前からありましたね。さすがに「ピアノ一台でやってみたい」とか、そういうことは考えなかったですけど、歴史のある会場で、みなさんの夢が詰まっている場所というイメージは、昔からずっとありました。

 

一回半強制的に全部止まったんです。そうなったことによって生まれた時間で、最近やれていなかった活動をやっていこうと

──お話にありましたが、今回の武道館公演のキャッチコピーに「まらしぃ一人 ピアノ一台」とあって。となると、今回のライヴはそういった形になるんですか?

まさにその通りで、今回はそれがやりたいんですよ。普段のライヴだと、映像を同期したり、出し物があったり、電子ピアノを弾く時間があったり、いろんなことをやらせてもらって楽しんでいただけるようにしているんです。ただ、今回に関しては、真ん中にグランドピアノを1台置くだけにしようと。1年ちょっとぶりにみなさんに生で聴いていただけている機会でもありますし、最近配信で知ってくださった方もいらっしゃるかと思いますので、とにかく生音を、ピアノの音を聴いてもらう時間にしたいというのは、コンセプトとしてありますね。

──めちゃくちゃ楽しみです。武道館公演を発表される際に、2020年は配信を中心に活動していたけれど、みなさんと一緒の空間を共有したいという思いが強くなったというコメントをされていましたよね。今日も「リアルライヴがあまりやれなかった」というお話をされていましたが、2020年という激動の1年を終えてみて、今はどんな感想がありますか?

これはもしかしたらちょっと語弊があるかもしれないので、気を悪くされる方がいらっしゃったら申し訳ないというお断り込みでのお話なんですが……やっぱりすごく残念だったんです。イベントやライヴが中止や延期になってしまったこととか、自分のイベントではなくても、他の方のライヴもそうですし。あとは、たとえば年末年始の帰省とか、どこにも出かけることができなかったり、飲食店の方々とか経営されている方々も大変で、本当にたくさんの方々がモヤモヤした気持ちを募らせていると思いますし。でも、そういうことはあったけれど、自分にとって長い目で見るとよかったのかもしれないと思った面もあって。ありがたいことに、毎年それなりにピアノを弾いて、ライヴをして、CDを作ってと、楽しく活動させてもらっていたんですけど、元々僕は動画投稿サイトの人間で、自分の好きな動画を撮ったり、好きなようにピアノを弾いて配信するのが楽しくてやっていたのが活動の発端ではあるんです。

──そうですよね。

なのに、最近はそういった時間がまったくなかったんですよね。今日はこれをやったら明日はこれをやる、何日後にはこういう予定が入っていて、アルバムやツアーの話を、終わったそばから「じゃあ次は……」っていう(笑)。

──日々に追われる感じというか。

そこはもちろんありがたい話ではあるんですけどね。ただ、それが一回半強制的に全部止まったんです。そうなったことによって生まれた時間で、最近やれていなかった活動をやっていこうと。月に1本ぐらいしか撮れていなかった動画とか、1週間に1回ぐらいしかできていなかった生放送も、気が向いたときにやれるだけやって。そうやって頻度を上げてやっていたら、やっぱり僕はそれが好きなものですから、自然とピアノを弾くモチベーションがあがってきたんです。

──おお、なるほど。

あと、ひとりの時間を過ごすのは、元々得意ではあったけど、生放送でいただいたコメントに答えたりしていると、誰かと話した気分にもなるので、そこまで寂しい感じもなかったですし。そこからステイホームがある程度緩和された後も、僕としてはそれをするのが楽しかったし、心身ともに健やかだったので、今現在も定期的な配信や動画の投稿を続けていて。だから、もし今、新型コロナの問題がゼロになったとして、ここからいっぱいいろいろ頑張りましょう!みたいな話をいただいたとしても、「いや、ちょっとごめんなさい。生放送と動画の時間がほしいです」って(笑)。

──ははははは(笑)。

そういうわがままを言ってでもその時間がほしいぐらい、自分の中で馴染みがよかったのは気付きだったというか。逆に、こういうご時世じゃなかったら、たぶん「やりたいです」と言ってもやれなかったかもしれないので。そういう意味で、「よかった」という表現があっているのかはわからないし、なし崩し的にではあるんですが、そういう時間になったかなと思います。

──リアルライヴが中止になってしまったことで、気分が落ちてしまったりとか、そういったこともあったんですか?

やっぱりちょっとはありましたよ。ライヴはやっぱり楽しみですし、そこに向けて準備をしたり、こういうふうにやろうかなってイメージトレーニングをしたりとか、遠足の前日に寝られないワクワクする感じはあるので。それが延期です、中止ですと言われても、誰かに何かを言ってどうこうなるものでもないじゃないですか、このことって(苦笑)。

──もう本当にそうですね。

だから、この気持ちをどこにぶつければいいんだろうっていう、すごく複雑な感情にはやっぱりなったりはしましたね。結果的にうまいこと切り替ることはできましたけど。自粛期間中だけじゃなくて、仕事や学校が始まった後でも、定期的に配信をしていると「すごく助かります」って言ってくださるコメントも結構あったんです。

──「癒されます」とか「ホッとします」みたいな?

そういうコメントもいただきますね。ステイホーム中にずっとひとりでいらっしゃった方も多いと思うので、2、3時間ワイワイ配信しているというのは、もし自分の立場が変わっていたとしたら、暇だから観に行こうかなって、もしかしたらなっていたかもしれませんから。

 

オンラインはそういうものという感覚が、ありがたいことになんとなく染み付いていましたし

まらしぃ

まらしぃ

──そこはインターネットだからこそできることですね。まらしぃさんは、演奏をリアルで届けることも、オンラインで届けることもしていたけど、2020年は、今までリアルライヴしかやっていなかった方々もオンラインでライヴをするようになったけれど、多くの方々が戸惑いを感じながらやっていたと思うんです。そういう点で、まらしぃさんはオンラインで届けることに慣れているというか。

ああ、確かに。初めてオンラインライヴをされるという方達より、そこは恵まれてましたね。ある方から聞いたんですが、やっぱりオンラインライヴだと、演奏が終わった後に聴いてくれている人の反応が一切ないから、本当に届いているのかどうか不安になるというお話をされていて。それはものすごくわかるんですけど、オンライン慣れしていると、自分の弾いたものに対しての反応はそもそも返ってこなくて、来るのはコメントであるという刷り込みが、僕の場合はもう10年単位であるんですよね(笑)。

──がっちり積み上げてますからね。

はい。オンラインはそういうものという感覚が、ありがたいことになんとなく染み付いていましたし、その上で昔からリアルライヴもやらせてもらっていたのは、すごく恵まれていたなって思いますね、今思うと。

──オンラインでの活動だけでなく、2020年はアルバム『シノノメ』も発表されました。まらしぃさんは毎年コンスタントに作品をリリースされていますが、2020年も音源は作りたいという気持ちもあったんですか?

そういうお話をいただけるので、そこはありがたいなというところではあるんですけど、毎年何かしら活動はしているので、年に1回ぐらい何かがあると、この年はこんな感じだったなというのを振り返ることができるじゃないですか。そういう意味でのアルバムみたいな感じですね。写真を収めるアルバムみたいな感じ。

──そのときの自分を記録していく、みたいな感覚なんですね。

そうですね。『シノノメ』はボーカロイドのアルバムなので、ピアノの音だけじゃなくて、いろんなサウンドが入っていたり、歌モノなので歌詞があったりしますけど、僕もついに30歳になってしまいまして(苦笑)。ただ、それもあって『シノノメ』は30歳の音だし、歌詞になっていると思うんですよ。20代前半にこれと同じものが作れるかと言ったらたぶん無理だと思うし、35歳とか40歳になって同じものを作れるかといったら、まったく違うものになると思うので。

 

逆に僕から「がんばれ」っていう機会ってあまりなかったりするので

──アルバムには「雨、移りゆく空模様」というテーマがあって。雨が降っているところから最後には晴れやかな青空が広がる形になっていますけども、そういう作品にしようという構想はいつ頃に考えられたんですか?

2019年の年末ぐらいだった気がしますね。アルバムに「霖と五線譜」という曲があるんですけど、それはアルバム用に作った曲ではないんですよ。川崎のジャズフェスティバル(「かわさきジャズ2019」)のときに、初音ミクさんとライヴをやらせていただく機会があって、何か新曲を用意しましょうということで、「ミクさんとライヴがやれるぞ! わーい!」っていうところから作った曲なので。そこで「霖」(ながあめ)という表現を使ったり、僕は雨男なので、昔からライヴのときに雨に降られたりとか、結構いろんな思い出があるので、いつかネタにしてやろうという想い自体は昔からあったんです。だから、雨の曲もできたし、揃えてみようかなという構想は、その頃からあったかなと思いますね。

──イメージが浮かんだのが2019年の年末ではあったものの、なんというか、すごく示唆的な感じになりましたよね。2020年ってご時世的にも雨模様だったし、シンプルに雨も多い年でしたし。

先読み能力があったんですかね(笑)。とはいえ、狙っていたわけではなかったですから。キッカケとしては、ミクさんとのライヴもですし、「青く駆けろ!」も大きくて。あの曲は、東京マラソンのときに、初音ミクさんが(ポカリスエットの)CMに出るというところから作らせてもらったんですが、もうひたすら晴れというか。

──そうですね。爽やかな感じで。

だから、「霖と五線譜」と「青く駆けろ!」の2曲が揃ってから、雨が降っているところから晴れさせたいというところに着地した気がします。それまでなんとなくイメージがあったけど、固まったのは「青く駆けろ!」ができてからですね。

──「青く駆けろ!」も、その当時と今とで歌詞の意味合いが変わって聴こえてくるところもありますよね。

ほんとですね(笑)。元々はランナーのみなさんを応援する、そこから転じてみなさんを応援する楽曲にしたいというのはあって。僕はすごくありがたいことに、配信とか動画とか、いろんなところで「がんばってください」とか「応援しています」と言っていただける機会に恵まれすぎているというか、そういう機会がすごく多くて。その言葉をいつもありがたく思っているんですけど、逆に僕から「がんばれ」っていう機会ってあまりなかったりするので、いい機会だからそういう応援曲を作りたいなというところから作り始めました。

──マラソンという過酷な状況を応援するということが、今の世の中がシンクロしたという。

そうですね。今こうやっていろいろできるのも、医療現場やインフラとかで、毎日頑張ってくださっている方々ありきなわけですし。なかなかの頻度でやっている配信も、その方達が、お仕事が終わって、お家に戻ってきたときのちょっとした一息の時間に貢献できていたらいいなとか、そういう気持ちもちょっとあるんです。最初は「そういう方達のために配信しよう!」っていう感じではなかったんですけど、そういうコメントをもらう機会がちょこちょこあって、自分がお役に立てるのなら、みたいなふうに意識が変わったところもあったので。だからまあ、ちょっとでも社会貢献できていればいいかなって(笑)。

 

何年か経った後に自分が観てどう思うかわからないですけど

──本当に素敵だと思いますよ。アルバムについて「記録」というお話がありましたけど、今も曲は作っているんですか?

アルバムを作っているときと比べたらそこまでではないですけど、アイデアが出てきたらメモをするのは昔からやっているので、それはしてますね。そうじゃないときは、配信で「あの曲を弾いてほしい」というコメントが来たら、勉強しないと弾けないので聴いてみるんです。そうすることで、いろんな曲を耳にする機会が増えているんですよ。だから、今は自分の趣味のピアノと、自分のスキルのためのピアノの時間とっていうのが、いい感じに両立できているので、なかなかバランスがよいかもしれませんね。

──あと、動画に「三拍子がマイブーム」というコメントを載せていましたが、あれは何だったんですか?

生配信で演奏させてもらっていると、毎回弾く曲とか人気のある曲って集中する傾向があるんですけど、ライヴって、今回はこういうアレンジだったとか、熱がこもっていたとか、大人っぽかったとか、そういう変化を楽しむのも醍醐味のひとつにあると思っていて。

──そうですよね。

僕も毎回同じようなアレンジで弾いていると凝り固まってしまうので、変えられるところは変えてみたり、その日の気分でテンポをあげたりさげたりしてみたり、シャッフルっぽく跳ねてみたりとか、アレンジを加えたりすることがあるんです。そのときに、4拍子の曲を3拍子に落とし込んで、うまくいくかどうかやる、みたいな時間が発生していて。それで3拍子アレンジにいろんな曲を放り込んでみたら、僕の中でしっくりきたというか、この感じは結構好きだなと思って、配信のときにちょこちょこ弾いてたんです。そういう自分なりのブームがあったので、記録するという意味で動画でちょっと残しておこうかなって。何年か経った後に自分が観てどう思うかわからないですけど。

──その3拍子が次作に影響してくるとか、そういうわけでもなく?

今のところ予定はないんですけど、何かしらあるかもしれないですね。『シノノメ』の楽曲も、それ以前もそうなんですが、家でピアノを弾いていたり、生放送をしたり、動画を撮っていたりするところからヒントを得たり、なんとなく覚えていたものがいつかふらっと出てきたりすることも結構あるので。今回の3拍子がぴったり映える曲が出てくれば、そこは出てくると思います。

──乞うご期待ですね。

はい。それがいつになるかはわからないですけどね(笑)。

──(笑)。ただ、今の世の中的に、そういった「乞うご期待」なことって、ちょっと難しい場面もあるじゃないですか。未来を気軽に語るのが難しいというか。だけど、こういうご時世だからこそ、未来があること、それこそ「乞うご期待」なことって大事なのかなという気もしていて。

言われてみればそうですね。今回の武道館も、そもそも開催ができるのか、どういう形になるのか、少しドキドキしている部分はあるんです。ただ、「武道館でライヴをする」というお知らせをしたことで、「それを楽しみに生きる」と言ってくださる方が結構いらっしゃって。そういうふうに言ってもらえることって、やっぱりすごく嬉しかったんです。その人たちが、今の言葉を借りるのであれば、未来というか、そのためにがんばる目標みたいに捉えてもらえているというのが伝わってきたので。だから、どうなるのか少し不安なところもありますが、やれる範囲で悔いのないように、仮に思っていた形じゃなかったとしても収穫を得られるように。そこは貪欲にいようと思っています。

──楽しみにしてます! 最後に、「いつかやれたらいいな」と思っていた武道館に立った後、それ以外に立ってみたい場所ってあったりします?

場所ですか! う~ん…………場所という目標は上をあげればキリがないんですけど、それよりは、以前からなんとなくやってみたかった、47都道府県にお邪魔するとか、そういうことがしてみたいですね。大きいところにチャレンジさせてもらうことは恵まれていますけど、そればかり目指していくと、僕の活動のコンセプトとは違ってきますので。普段、配信や動画を観てくださっている方とお会いしながら、ピアノを生で聴いてもらって、「また遊びにくるね」というのが、自分がやりたいと思っていることなので。

 

取材・文=山口哲生

ライブ情報

marasy piano live in BUDOKAN

2020年3月2日
@日本武道館
OPEN18:00 START19:00
料金 8,000円(税込)
3歳以下入場不可・4歳以上必要
枚数制限 お一人様4枚まで


一般発売(eプラス独占販売)2021/2/13(土)10:00〜
イープラス先行 2021/1/29(金)18:00〜2/4(木)23:59
お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337 (平日 12:00~15:00)

主催:サンライズプロモーション東京 (info 0570-00-3337)
企画/制作:Subcul-rise Record / Worldapart ltd.

・まらしぃ武道館公演特設サイト
http://www.subcul-rise.jp/marasy/budokan2021/

■視聴 イープラス[Streaming+]
料金 3,500円(税込)
配信発売:2021/2/13(土)10:00〜3/8(月)14:00
配信期間(アーカイブ):2021/3/2(火)18:30〜3/8(月)18:00

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