能をマルチアングルで楽しめる『すまほ能』が2/12(金)公開 「3D能面」「3D能楽堂」の特別映像も

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2021.2.9
マルチアングル能楽「すまほ能」

マルチアングル能楽「すまほ能」

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「オンラインで楽しめるスマートフォン視聴型本格能」をコンセプトにした世界初のマルチアングル映像によるオンライン能楽体験『すまほ能』が、映像配信プラットフォーム「PLACE Player」にて2021年2月12日(金)に公開される。本公演は大阪・山本能楽堂が主催するもので、「羽衣」と「安達原」の二演目が公開される。

マルチアングル安達原

マルチアングル安達原

『すまほ能』では、全景を定点撮影する映像とは異なり、マルチアングル映像を使用することで、180°どこからでも自由にカメラを動かし、 自分の見たい視点で舞台の様子を鑑賞でき、能楽の魅力である演者の動きや足さばき、 能面の陰影、 衣装の美しさなどのディテールをリアルに体感できるという。また、スマートフォンでの高画質・高音質の視聴に最適化されており、横型だけでなく縦型映像にも対応。能楽に触れたことのない初心者や若い世代でも楽しめるように、字幕解説用意されている。 (字幕なしでの鑑賞も選択可能)

また、スペシャルコンテンツとして、能面を3D映像で楽しめる「3D能面」、能舞台や舞台下の甕までも自在視点で探索できる「3D能楽堂」も同時公開される。「3D能面」は、 本公演で登場する「小面」(こおもて)と「般若」(はんにゃ)2つの面を、 裏側やディテールまで解説付きの3Dビューアでじっくり鑑賞可能。 「3D能楽堂」は、 能楽堂の全景を舞台から舞台下の甕まで、今まで見ることができなかった能楽堂の裏側まで解説付きで歩くように知ることができるという。


公演情報

マルチアングル能楽『すまほ能』
 
【開催日時】2021年2月12日(金)~19日(金)
【演目】「羽衣」「安達原」
【出演者】
「羽衣」
天人:山本章弘
漁夫:福王知登
笛:斉藤敦 小鼓:古田知英 大鼓:守家由訓 太鼓:中田弘美
後見:梅若猶義 河村浩太郎
地謡:杉浦豊彦 浦田保浩 今村一夫 笠田祐樹 山本麗晃
 
「安達原」
里女・鬼女:山本章弘
山伏佑慶:福王 知登
供山伏:喜多雅人
能力 :茂山千三郎
笛:斉藤敦 小鼓:古田知英 大鼓:守家由訓 太鼓:中田弘美
後見:梅若猶義 河村浩太郎
地謡:杉浦豊彦 浦田保浩 今村一夫 笠田祐樹 山本麗晃
 
【視聴方法】PLACE Playerによる課金配信 https://smart-noh.jp/

●1演目 1800円
●1演目+3D映像付き 2500円
●2演目+3D映像付き 4000円
(いずれも購入日から1週間は何回でもオンライン視聴可能)
 
●主催:文化庁 公益財団法人 山本能楽堂
●ディレクション:株式会社電通
●180°マルチアングル映像制作・配信:Actual Inc.
●PR・コピーライティング:TZEN Inc.
●照明:藤本隆行(Kinsei R&D)
●音響:リバーフューズ合同会社
●舞台制作監修 公益財団法人 山本能楽堂
 
※本公演は、 文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業」です
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