豊原江理佳・前山剛久ら出演 女性クリエイターがおくる、A New Musical『ゆびさきと恋々』の上演が決定

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2021.3.12
(左から)豊原江理佳、前山剛久

(左から)豊原江理佳、前山剛久

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2021年6月、日本演劇界が誇る女性クリエイターがおくる、A New Musical『ゆびさきと恋々』が上演されることが決定した。

本作は、未曽有の事態により人と人とが分断され、日々の生活も劇場も在り方を問われる今。何よりもワクワクして幸せになれるミュージカルを作ろうということで企画された。そして、将来世界中の人々が日本発のミュージカルを楽しむ、その第一歩になる新しい人生賛歌の作品づくりをという思いで、演劇界で輝く女性クリエイターたちが集結した。

「ゆびさきと恋々」(4) 森下suu(著)

「ゆびさきと恋々」(4) 森下suu(著)

原作は、「第11回ananマンガ大賞」など数々のマンガ賞を受賞し、記録的重版で話題を呼んでいる森下suu作の少女漫画「ゆびさきと恋々」(講談社「デザート」連載)。累計100万部突破を目前に控えるコミックス最新4巻は3月12日に発売となる。

物語は、聴覚障がいのある女子大生・雪と世界を飛び回る先輩・逸臣のピュアなラブストーリー。逸臣との出会いにより、世界を広げていく雪の前向きな生き方と心情を基に、脚本は、オリジナル作品から海外作品の翻案・上演台本まで幅広く手掛け、物語や人物を生き生きと丁寧に紡ぐ飯島早苗、音楽は、日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞、『日本の歴史』や『ショーガール』等の三谷幸喜作品をはじめ、数々の舞台・映像で心躍り記憶に残る音楽に定評のある荻野清子、演出には、『Shakespear’s R&J』、こまつ座『どうぶつ会議』等で劇場を特別な空間に変え、好評を博した田中麻衣子があたり、胸キュン必至の新しいミュージカルを作り上げる。

主人公・雪役には、1月上演の音楽劇『ピーター&ザ・スターキャッチャー』での天真爛漫な演技が注目を浴びた新進のミュージカル女優・豊原江理佳。逸臣役には、舞台『刀剣乱舞』、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 等の2.5次元作品で人気を誇り、舞台『No.9 -不滅の旋律-』や8月にはミュージカル『王家の紋章』など大劇場への出演も控える前山剛久

そのほか、林愛夏(ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシード』スミティ役 他)、青野紗穂(ミュージカル『RENT』ミミ役 他)、池岡亮介(『熱海殺人事件 ラストレジェンド ~旋律のダブルスタンバイ~』大山金太郎役 他)、宮城紘大(『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage シリーズ 観音坂独歩役 他)、上山竜治(ミュージカル『レ・ミゼラブル』アンジョルラス役 他)ら次世代のミュージカル・演劇界を担う若き実力派キャストが出演する。

キャスト コメント

■豊原江理佳
この度、『ゆびさきと恋々』ミュージカル化に、雪役として参加させていただけることに、とてもわくわくしています。原作を読ませていただいたとき、人と人とが繋がるのに、言葉の壁なんてない、ということを強く感じました。なんでもいい、なんとか相手と繋がりたい、相手を知りたいという気持ちがあれば、誰もが心を繋ぎ合える、そんな風に思いました。観ていただいた皆様に、きゅんきゅんほっこり、暖かい気持ちになっていただけたら幸いです。

■前山剛久
コロナ禍で、世界中の人同士の距離は大きく離れてしまった。
しかし、心の距離は近付ける事が出来る。
逸臣と雪が言葉の壁を乗り越えて、交流していく様に。
日本発のオリジナルミュージカルとして、コロナが収まった未来で世界中の人の心を繋ぎ合わせられる様な作品作りを目指します。
ミュージカル界で活躍する魅力的な共演者、トップクリエイターの皆様と、切なく愛情に満ちた「ゆびさきと恋々」の世界を綺麗に彩ります。

クリエイター コメント

■脚本:飯島早苗
『ゆびさきと恋々』は、伝えることと受けとることについての物語だと思います。この一年、会いたい人に会えない時、劇場に行って舞台を観られない時、たくさんの思いを伝えられず受け取れずに歯がゆい思いを持て余しました。お伝えしたいことが、そして受け取りたいことがたくさんありすぎます。舞台の上の素敵な恋人たちに会いに、劇場にお越しいただければと思います。

■音楽:荻野清子
音のない静かな雪の世界と、音に溢れた賑やかな世界。2つの世界が交じり合うとどんな音楽が聴こえてくるのか……どこまでも透明で限りなくピュア、そしてキラキラな雪の世界から溢れでてくるメロディを手のひらから零さないよう、五感を研ぎ澄ませて一音一音紡いでおります。皆さまの心に響く音となりますように。

■演出:田中麻衣子
人と人が繋がるのには小さな壁が沢山あって、悩みながら笑いながらその壁を超えて超えて、近づいていく。私たちは毎日そんな作業をして生きているのかもしれません。
劇場いっぱいに降り積もるやさしさを、体感しに来てください。

■プロデューサー:渡辺ミキ
人と人が分断されている今、我々が劇場から届けるべきなのは、ワクワクした幸せな気持ちになれる日本発のオリジナルミュージカルだ! との熱い思いから、この企画は出発しました。
人との繋がりの素晴らしさと、障がいを持ちながらも誰よりも前向きな雪の姿から、いかに今を生きるべきかと、勇気をもらえるはずです。
ゆびさきから溢れる思いを歌に。前向きに生きる意志をダンスに。
劇場に行く前とは世界が違って見えるミュージカルになるはずです。雪と逸臣の、幸福感に包まれる世界を、劇場で体験して下さい。

原作者 コメント

■森下suu
原作:マキロ 氏
手話が題材なのでこの作品が歌になって、演じて下さる方がいて、というのが不思議な感覚でしたが、ミュージカルでしか表現できない『ゆびさきと恋々』の世界もあると思うので、多くの方に届くものになればいいなと思っています。
主演の豊原さん、前山さんをはじめとする皆さんの演技が今から楽しみです。

作画:なちやん 氏
いつも、キャラクターの心境や雰囲気などを誌面上でいかに伝えられるかを模索しています。舞台化により、それらがどのように演出されるのか、特に手話の表現が楽しみです。開演が待ち遠しいです!

公演情報

A New Musical『ゆびさきと恋々』

日程:2021年6月4日(金)~13日(日)
会場:本多劇場
 
原作:森下suu「ゆびさきと恋々」(講談社「デザート」連載)
脚本:飯島早苗 音楽:荻野清子 演出:田中麻衣子 振付:前田清実
主催・企画・製作:ワタナベエンターテインメント
キャスト:豊原江理佳、前山剛久、林愛夏、青野紗穂、池岡亮介、宮城紘大、上山竜治 ほか
 
:8,800円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
2021年4月17日(土)一般発売開始
3月24日(水)より先行予約受付開始 ※公式ホームページにて。
 
<貸出>タブレット型字幕ガイド付き
本公演では、聴覚障がいのあるお客様を対象とした【タブレット型字幕ガイド付き】をご用意しております。
※販売は一般発売日より開始。詳細は公式ホームページにて。
 
公式サイト:yubisakimusical.westage.jp
ワタナベ演劇公式ツイッター:@watanabe_engeki
ワタナベ演劇 スタッフ公式インスタグラム @watanabe_engeki_staff
#ゆびさきミュージカル

書籍情報

「ゆびさきと恋々」(4)

森下suu(著)
出版社:講談社(KC デザート)
ISBN:9784065226346
2021年3月12日発売
 
講談社「デザート」にて2019年9月号より連載を開始。第1話からSNSで大反響をよび、1巻発売後たちまち25万部を突破。繊細な言葉選びや登場人物の表情、手の動き、文字表記に至るまで、圧倒的な表現力に引き込まれる。「第11回ananマンガ大賞」、BookLive!「年刊書店員すず木2021」オンナ編第1位、宝島社「このマンガがすごい!2021」オンナ編第9位、「次にくるマンガ大賞2020」第17位を獲得。その他の著者代表作に『日々蝶々』、『ショートケーキケーキ』、『わかメン~The Mineral Boys~』など。
 
作品公式サイト:https://go-dessert.jp/kc/renren/
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