『関西演劇祭2021 お前ら、芝居たろか！』参加劇団の募集がスタート

2021年秋に開催予定の『関西演劇祭2021 お前ら、芝居たろか！』の参加劇団の募集が、本日2021年3月16日（火）にスタートし、5月9日（日）まで行われることがわかった。

本演劇祭は、関西らしさをそのままに、身近に感じられる新しい形の演劇祭として“演劇”に携わる“才能”を発掘し、全国へ排出することを目指している。2019年9月に初めて開催され、関西にこんなにも多くの才能溢れる劇団、作家、俳優がいるのかと観客、そして審査員の方々から賛辞が届いたそうだ。
2020年は新型コロナで開催が危ぶまれたが、感染防止対策を事務局・参加劇団ともに徹底して行うことで、無事に開催。そして2021年も同様に感染防止対策を徹底して行う。

本演劇祭の特色は、第一に、劇団に新たなクリエイター、お客様との出会いの場を提供する演劇祭であり、各公演終了後に、公開でティーチイン（討論会）を実施。審査員、一般観客者からの質問、劇団の返答を公開で実施する。そして海外の映画祭のように公開で行うことで、観客の意識をあげてもらい、演劇を身近に感じてもらう狙いがある。
第二に、演劇の才能を世に発信する演劇祭として、参加全作品の配信も実施。関西演劇祭プロデュース公演も調整中で劇団への機会と道筋を提供できる形を作っていく。
第三に、新規演劇ファンの開拓とし、期間中に特別ワークショップや各種イベントを検討し、お祭り感を出すことで新規演劇ファンの開拓を図る。

賞に関しては昨年に新設されたMVO（Most Valuable Opus）をはじめ、脚本賞・演出賞・アクター賞・アクトレス賞・審査員特別賞・観客賞などを予定し、受賞した劇団・役者には賞状と盾を進呈するとのこと。

なお、本演劇祭は2021年11月、COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで実施を予定している。募集要項についての詳しい情報は『関西演劇祭』のHPで確認を。