演劇団体・マームとジプシー×いわきアリオス 上演を展示するプロジェクト「空間のワークショップ」「藤田貴大アーティストトーク」が開催

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2021.3.19
藤田貴大(マーム とジプシー) (C)井上佐由紀

藤田貴大(マーム とジプシー) (C)井上佐由紀


2020年より、いわき芸術文化交流館アリオス演劇団体・マームとジプシーとともに取り組んでいる「上演を展示するプロジェクト」第3弾のワークショップが、2021年3月20日(土・祝)、21日(日)に開催される。今回のワークショップでは初めて参加者全員がいわきに集合し、前2回からの内容を踏まえ、より演劇的な内容のワークショップや今後のプロジェクトに向けた道具づくりのワークショップを行っていく予定だ。

「上演展示するプロジェクト」とは、新型コロナウイルス感染症流行が、これまで密集・密接な状況や移動作品制作・発表前提として行われてきた演劇めて困難な状況にさせ、様々な規制が緩和された現在においても、演劇が再び本来姿で上演される見通しは未だ立っていない

そんな中、
いわき芸術文化交流館アリオスでは、これまで様々な分野の作家と共作積極的に行ってきた演劇団体「マームとジプシー」と協力し、対話や平面・立体作品作り、そ展示通して、これから演劇上演可能模索し「演劇的な体験」求めていく場として、本事業コロナ禍時代と並走しながら長期的に表現可能性追求していくプロジェクトと位置づけている。

現在、いわきアリオス公園口で開催中の本プロジェクト平面作品展『phase.1/Floor plan』関連イベントとして、3月20日(土・祝)19時より、マームとジプシー主宰・藤田貴大によるアーティストトークを実施する。なお、このトークの模様はAlios YouTube Cannelでライブ配信も行う予定だ。

藤田貴大(ふじたたかひろ)

マームとジプシー主宰、演劇作家。1985年、北海道伊達市出身。2007年マームとジプシーを旗揚げ。以降全作品の作・演出を担当する。作品を象徴するシーンを幾度も繰り返す“リフレイン”の手法で注目を集める。2012年第56回岸田國士戯曲賞を受賞。以降、様々な分野の作家との共作を積極的に行うと同時に、演劇経験を問わず様々な年代との創作にも意欲的に取り組む。2016年第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2012年いわき総合高校の生徒とともに「ハロースクールバイバイ」を、2016年~2018年福島県内の中高生と「タイムライン」を創作するなど、いわき市や福島での活動も多く行ってきた。

イベント情報

『空間のワークショップ』
【日時】2021年3月20日(土・祝)、21日(日)13:00~18:00
【会場】もりたか屋2階(いわき市平三町目34)【ワークショップ参加者】17名(予定)
 
『藤田貴大アーティストトーク』
【日時】3月20日(土・祝)19:00~※20:00ごろ終了予定
【会場】いわき芸術文化交流館アリオス本館2階カンティーネ
【料金】無料※要事前申込(会場定員15名程度、先着順)
アリオスセンター(0246-22-5800)へお電話、またはいわきアリオス窓口で申込受付中
 
■公式サイト:https://iwaki-alios.jp/
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