元乃木坂46・桜井玲香が映画初主演 岡崎紗絵・三戸なつめ共演『シノノメ色の週末』公開が決定
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映画『シノノメ色の週末』 (C)2021「シノノメ色の週末」製作委員会
映画『シノノメ色の週末』が2021年秋に公開されることが決定した。
『シノノメ色の週末』は、桜井玲香が映画初主演を飾る作品。桜井は、2012年に乃木坂46一期生としてデビューし、グループ初代キャプテンも務めた。2019年9月に同グループを卒業してからは、女優として活動している。
本作で描かれるのは、20代となり、母校・篠の目女子高校の校舎で数年ぶりに集まった、3人の元シノノメ放送クラブメンバーの物語。彼女たちは、かつての女子校生活を思い出しながら、互いに現在の不満をぶつけあい、週末の度に何度も校舎を訪れるようになる。
桜井玲香が演じるのは、高校時代に読者モデルだった大月美玲。現在もモデル事務所に所属しているが、その仕事は順調とはいえない。媚びるのが苦手で、黙っていれば「可愛い」とよく言われるという人物だ。
また、今泉力哉監督『mellow』などへの出演で知られる岡崎紗絵が、放送クラブの元部長で、現在は大手広告代理店の子会社で働く「まりりん」一ノ宮まりを演じる。さらに、NHK連続テレビ小説『おちょやん』で知られる三戸なつめが出演。三戸は、写真家を目指していたが挫折し、実家暮らしで教育関連の事務職として働く「アンディ」こと安東雅美を演じる。そのほか、まりりんの仕事仲間で広告代理店のプランナー・上川龍之介役で工藤阿須加、『ミスiD 2019』グランプリの中井友望が篠の目女子高校最後の学生・杉野あすか役、山田キヌヲがパタンナー・酒井役で出演している。メガホンをとったのは、本作が長編商業映画デビュー作となる穐山茉由監督。
主演の桜井、共演の岡崎、三戸、穐山監督のコメントは以下のとおり。
桜井玲香
撮影期間は短くも、とても濃い時間でした。
岡崎紗絵ちゃん、三戸なつめちゃんのお二人がとても素敵な方々でずっと笑っていた気がします。
映像にもその様子が表れていて、観てくださった方にも伝わるんじゃないかと思います。
映画初主演、ということでどうなることかと不安もありましたが、
やはり周りの方々に沢山支えていただき、みんなで一緒に作品を作れたことが不安より、楽しい記憶となりました。
クラブのメンバーで夜中にスタンバイして東雲を見に行くシーンがあったのですが、とっても力強い光景で感動した事を今も鮮明に覚えています。
この映画を観終えた時、フッと肩の力が抜けて楽になった・・・。
皆さんにとってそんな作品になれば嬉しいです。
岡崎紗絵
女子高生時代に戻ったかのような気持ちで、とても楽しく撮影していました。
桜井玲香さん、三戸なつめさんとは、すぐに仲良くなれて、お二人ともとてもお話ししやすく、終始和やかな雰囲気の現場でした。
過去の関係性から大人になった今の関係へ。
変わったところもあれば、変わらずにいるところもあって、三者三様のキャラクターでみんな違うけれど、
放送クラブでの繋がりが強くあったからこそ大人になっても一緒に関係を続けられるのだと思います。
大人になった三人の関係性の変化は見どころです!
学生時代に心を巻き戻して青春に浸って観て頂ければと思います。
三戸なつめ
私は、カメラが好きでオタク気質な「アンディ」こと安東雅美を演じさせて頂きました。
アンディは常にワクワクすることを考えている子で、演じていてすごく楽しかったです!
3人での撮影期間はとても居心地が良くて、本当に学生に戻った様な懐かしい気持ちでした。
見所は3人が誰もいない学校で好き放題するところ(笑)
いけないことしている時ってなんであんなにニヤニヤしちゃうんだろうってくらいみんな楽しそうなので表情にも注目して見てほしいなと思います!
穐山茉由(監督)
私自身女子校出身なのですが、平和で力が抜けていて、世間知らずな女子校の独特な雰囲気を今になって愛しく思うことがあります。世間でイメージされがちな女同士のドロドロした戦いからはちょっと距離を置いて、大人になって漠然とした悩みの中にいる元放送クラブ3人の空気感を大切に描きました。主演の桜井さんの持つ真っ直ぐさと器用でいて不器用な人間らしさが、美玲というキャラクターに命を吹き込んでくれました。観てくれた方へ彼女たちの魅力が届きますように。
『シノノメ色の週末』は今秋、全国ロードショー。