[韓国MUSICAL]2016年期待の超大作『マタ・ハリ』、キム・ソヒャンほか最終キャスト発表!
2016年度、最高の話題作となるのは必至のEMKミュージカルカンパニー初となる創作ミュージカル『マタ・ハリ』が、二人目のタイトルロールとなる女優を含め、全キャストがついに最終発表された。
先行して発表されていたオク・ジュヒョンとWキャストで、マタ・ハリを演じるのはキム・ソヒャン。彼女は、ブロードウェイでもその実力を認められたミュージカル女優だ。
2001年にミュージカル『ゴスペル』でデビュー後、『アイーダ』『ウエディング・シンガー』『ドリームガールズ』『ウエスト・サイド・ストーリー』などの作品で、演技、ダンス、歌と三拍子そろった実力派女優として活躍。2011年に、ニューヨークに活動拠点を移し、韓国人として初めてブロードウェイの舞台に挑戦をはじめたことは大きな話題となった。2013年には、厳しいオーディションを経て『ミス・サイゴン』のジジ役に起用されている。2014年には『モーツァルト!』のコンスタンツェ役や『ヴォイツェック』のマリー役など、韓国の舞台にもカムバックして再び注目を浴びていた。
ブロードウェイと韓国を行き来しながら活躍中の彼女は『マタ・ハリ』の配役が確定していない段階から、制作陣の提案により台本ワークショップに参加。「ワークショップの提案を受けたときにあまりにも光栄でした。フランク・ワイルドホーンをはじめとするトップクリエイターとの作業はブロードウェイで活動中の俳優ならば誰もが夢見るスタッフ。そんな方々と作業できるならと万難を排してアメリカから飛んできました」と語っている。
そのワークショップで、マタ・ハリの華やかな舞台の影に隠された孤独や悲しみまでも表現して関係者の称賛を得た彼女は、熾烈なオーディションをくぐり抜け見事マタ・ハリ役を手にしたという。「マタ・ハリの人生は私自身と似ている点が多いです。そのため彼女に格別な愛情を持っています。キャラクターを深く研究して私だけのマタ・ハリを観客の皆さんにお見せしたいです」と意気込みを伝えている。
今回で、メインキャストすべてが揃ったと同時に、助演陣も公開された。
劇中でマタ・ハリの回想シーンと現実を行き来しながら真実を見る唯一の人物、エムシー役には『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『ロ・ギス』などに出演したベテラン、イム・チュンギル。
マタ・ハリをいつも母親のように傍らにいて守ってくれるアンナ役には『レベッカ』でヴァン・ホッパー夫人役の経験者であるキム・ヒウォンとチェ・ナレ。
ラドゥ大佐の妻で、常に夫とマタ・ハリの関係を疑いながらも、自分の名誉を守るため結婚生活を維持しているキャサリン役にはミュージカル『英雄』などに出演したホン・ギジュと『偉大なるキャッツビーRE:BOOT』『シャーロック・ホームズ』などに出演してきたソンウが起用されている。
第一次世界大戦時に、フランスとドイツの二重スパイとなったキャバレー「ムーラン・ルージュ」の踊り子マタ・ハリの実話をもとにしたミュージカル『マタ・ハリ』は、3月25日~27日のプレビュー公演のを12月15日(火)より発売。プレビュー公演は全席30%OFFで購入可能だ。
<『マタ・ハリ』メイキング映像>
【公演情報】
ミュージカル『マタ・ハリ』(마타하리)
2016年3月29日~6月19日 ブルースクエア サムソン電子ホール
(プレビュー公演:3月25日~27日)
●マタ・ハリ役:オク・ジュヒョン、キム・ソヒャン
●ラドゥ大佐役:リュ・ジョンハン、キム・ジュンヒョン、シン・ソンロク
●アルマン役:オム・ギジュン、ソン・チャンウィ、チョン・テクウン(VIXXレオ)
●エムシー役:イム・チュンギル
●アンナ役:キム・ヒウォン、チェ・ナレ
●キャサリン役:ホン・ギジュ、ソヌ
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