豊原江理佳、前⼭剛久出演 A New Musical 『ゆびさきと恋々』全キャストで歌い上げる作品のハイライト「わたしの⼿・あなたの⼿」を初披露

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2021.5.24
A New Musical 『ゆびさきと恋々』出演者

A New Musical 『ゆびさきと恋々』出演者

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2021年6月4日(金)から本多劇場にて開幕するA New Musical 『ゆびさきと恋々』の取材会が開催された。

『ゆびさきと恋々』は、⽿の聞こえない⼥の⼦・雪(ゆき・豊原江理佳)と⽿の聞こえる男の⼦・逸⾂(いつおみ・前⼭剛久)が、⼿話を通じて⼼と⼼が繋がりあう中でお互いの知らない世界を知り、互いに惹かれ合うというラブストーリー。

前⼭剛久

前⼭剛久

豊原江理佳

豊原江理佳

主⼈公雪の幼馴染・桜志(おうし・池岡亮介)、雪の親友・りん(林愛夏)、逸⾂の親友・⼼(しん・宮城紘⼤)友⼈でありながら逸⾂に恋⼼を寄せるエマ(⻘野紗穂)、皆が集まるカフェ・バー“ロッキン・ロビン”の店⻑京弥(きょうや・上⼭⻯治)らが、憧れや恋⼼に翻弄されながらも、⻘春を謳歌する様も本作品の魅⼒だ。

この⽇、全キャストがそれぞれの⼼を歌い上げる作品のハイライト「わたしの⼿・あなたの⼿」を初披露した。それぞれの思いがキャストのソロパートによって重なり合い、⼀つになって呼応しあうという感動的なナンバーで、雪役の豊原が楽曲終盤で⼼が解放されていくように歌い上げるシーンはミュージカルならではのみどころとなっている。

取材終了後の囲み取材では主演の前⼭・豊原らがミュージカル作品にかける意気込みを語った。

前⼭は、「この作品をミュージカルにすると聞いた時には映像の⽅が良いのでは?と思ったが、⼼の声を表現できるミュージカルという形でやることにすごく意味があると思った。また、この作品は個性を⼤切にするということ、⼀⼈ひとりがすばらしいことを伝えていて、本当に全ての⼈に届けられるものであり、SDGsを実現する作品になっているし、その意味も込めて取り組んでいる。コロナ禍で芸能の仕事、舞台芸術の仕事について⾊々な議論がある。医療従事者は病気を治すけどエンターテインメントは⼼を治す仕事だと思う。楽しいことがなければ⽣きていけない。是⾮この舞台を見て、⽣きていてよかったと感じて欲しい。」とエンタメと作品への強い思いを語りながら「逸⾂とおなじ、銀髪にも注⽬して笑」と話しました。

前⼭剛久

前⼭剛久

豊原は「聾者の役を演じてみて、最初は不⾃由なものなのかと思っていたが、⽇々⼿話の練習や稽古を重ねて雪というキャラクターを知るうちに、全然そんなことはないと思いました。ひとつの個性であり、その個性がすばらしくて、個性と個性が引かれ合うというあたたかい話。コロナによって⽇々状況が変化していて、私は⼩さい頃アニーの主役をやっていたのですが昨年はアニーが公演中⽌、今年も1⽇しか公演ができず2年間練習していた⼦供たちが本当に悲しい思いをした。そんな中で⾊々な⽅たちの尽⼒で、いまこうして稽古して舞台ができているので、より⼀層コロナ禍で⾏うことの意味を持って舞台に臨みたい。原作は120万部を超えるヒット作ですが読んだときは本当にきゅんきゅんした。実際演じてみるとキュンとしすぎて照れてしまうほどですが⼈と⼈との思いがつながること⼼の声を歌で表現することを是⾮劇場で観ていただきたいです。」と語った。

豊原江理佳

豊原江理佳

演出の⽥中⿇⾐⼦は「聾者が主⼈公のミュージカルということで、もちろん難しいことはたくさんありましたが、とにかくいろんなことを、本当に当事者のことを分かることはできなくても、知ろう知ろうと、わかろうと⽇々想像することしかできない。でもその想像⼒が⼀番⼤切なことだと思っていて、稽古場でも皆とコミュニケーションを取りながら毎⽇努⼒しています。とても気持ちが明るくなる作品です。」と創作過程について説明。

⼿話指導を⾏っている三浦剛は「リアルな聾者の姿を、ミュージカルの中でリアルに⾒せるということを⽇々稽古しています。普通聾者の話となると、感動モノが多いが、この作品は本当に聾者と聴者の壁が無くてなんて前向きな作品なのだろうと思いました。」と作品への印象を語った。

本公演は、6月4日(金)〜13⽇(⽇)本多劇場にて上演される。

公演情報

A New Musical 『ゆびさきと恋々』
 
■⽇程:2021年6⽉4⽇(⾦)〜13⽇(⽇)
☆6⽉12⽇(⼟)18:00 ライブ配信あり
■会場:本多劇場
※開場は開演の45分前
※公演中、客席にカメラが⼊る場合がございます。予めご了承ください。
※社会情勢の変化により、スケジュールを変更する場合がございます。
公式ホームページ等をご確認のうえ、ご来場ください。
■料金:
料⾦:8,800円(全席指定/税込)
※未就学児⼊場不可

■原作:森下suu「ゆびさきと恋々」(講談社「デザート」連載)
■脚本:飯島早苗
■⾳楽:荻野清実
■演出・脚本:⽥中⿇⾐⼦
■振付:前⽥清実
 
キャスト:豊原江理佳、前⼭剛久、林愛夏、⻘野紗穂、池岡亮介、宮城紘⼤、上⼭⻯治、渡辺菜花、⾦
井菜々、⼤津⼣陽、ピアノ:森本夏⽣、チェロ:⽩神あき絵

■協賛:医療法⼈社団直悠会にしたんクリニック
■主催・企画・製作:ワタナベエンターテインメント
 
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