実写映画『翔んで埼玉II(仮)』がGACKT&二階堂ふみ続投で制作決定 原作者の魔夜峰央氏「 改めて言うが、正気かおまえら」

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2021.8.11
 (C)2022映画「翔んで埼玉」製作委員会

(C)2022映画「翔んで埼玉」製作委員会

映画『翔んで埼玉』の続編となる『翔んで埼玉II(仮)』が制作されることが決定。2022年に劇場公開を予定していることがわかった。

『翔んで埼玉』は『パタリロ』の魔夜峰央氏が1982年に発表した同名漫画を実写映画化した作品。原作は、2015年に『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』(宝島社)として30年ぶりに単行本として復刊されたことをきっかけに、テレビ番組、SNS、インターネットなどのメディアで多数取り上げられ、反響を呼んだ。初の実写化では、原作同様、東京都民から迫害を受ける埼玉県民が”埼玉解放戦線”を組み自由を求めて戦う姿をコミカルに描きつつ、伝説の埼玉県人・埼玉デュークや、埼玉県の永遠のライバル・千葉県の参戦など、新たな要素も盛り込んでいる。東京都知事の息子/白鵬堂学院の生徒会長・壇ノ浦百美を二階堂ふみ、埼玉県出身の転校生・麻実麗をGACKTがそれぞれ演じてW主演を果たしたほか、伊勢谷友介、ブラザー・トム、島崎遥香、加藤諒、益若つばさ、中尾彬、京本政樹らが出演。『テルマエ・ロマエ』の武内英樹監督がメガホンをとった。

『翔んで埼玉』は、公開当時、封切1週目には週末興行ランキングで1位を記録。動員ランキングでは11週連続ランクインし、最終興収は37.6億円に達するヒット作となった。また、地元となる埼玉県の興収シェアは23%を超え、MOVIXさいたまでは39週連続上映が行われた。そのほか、第21回ウディネ・ファーイースト映画祭観客賞のほか、第43回日本アカデミー賞では、最優秀監督賞・脚本賞・編集賞などを受賞している。

前作の公開から2年を経て制作される『翔んで埼玉II(仮)』では、GACKTと二階堂ふみが続投。武内英樹氏も引き続き監督を務める。原作者の魔夜氏、武内、プロデューサーの若松央樹氏(フジテレビ)、GACKT、二階堂ふみのコメントは以下の通り。

 

魔夜峰央(原作者)

改めて言うが、正気かおまえら

 

武内英樹(監督)

「翔んで埼玉」続編が遂に始動します。

前作では思いっきり(愛を込めて)ディスっていたにも関わらず、埼玉の皆さんが

心から映画を楽しんでくださり、改めてその埼玉愛に驚かされました。

続編だからこそできる、壮大なスケールでお届けする日本最高峰の茶番劇をお届けしたいと思っています。

GACKTさん、二階堂ふみさんや、信頼できるスタッフ、そして新しい仲間(?)と共に

全力で作品を作ってまいります。是非、ご期待ください。

 

若松央樹(フジテレビプロデューサー)

前作の公開中、埼玉の皆様には「もっとディスっても大丈夫!」という声や、

他県の皆様には「埼玉がうらやましい」「自分たちの地元もいじって欲しい!」「翔んで〇〇もやってほしい!」など、ありがたい反響をたくさんいただきました。

「翔んで埼玉」自体は、前作も原作にはないストーリーを多分に描いておりましたし、作品としては、

前作で既に出し尽くした気持ちも強かったのですが、皆様の温かい声をいただき、武内監督や脚本の徳永氏の間で「続きを作ってみてはどうか」という話が自然と出るようになりました。その内容が思いの外盛り上がり、続編を制作することになりました。埼玉の皆様に支えていただき、前作はありがたいことに大ヒットすることが出来ました。続編では更にパワーアップした、我々なりの愛あるディスりで、埼玉の魅力を全国に届けてゆきたいと思っています。再びとはなりますが、何卒寛大な心で受け止めていただければと思っております。

 

GACKT(麻実麗 役)

再びこの、いい意味でくだらない最高のエンターテインメントに関われると思うと、今から、、、、不安しかありません。

前作であれだけ埼玉をディスったにもかかわらず、監督はまたしても続編をやる気です。監督、バカなの?完全に壊れてます。。。そしてGACKTがまた高校生を演じるのか…、ダメでしょ?

疑問は多く残りますが、前作でもご一緒した武内監督やふみちゃんがいれば、良い作品が作れると信じて、、、

いや、むしろ、すべてお任せするしか、ありません。

壮大な茶番の更なるパワーアップ、ぜひ楽しみにしていてください。不安です。。。

 

 

二階堂ふみ(壇ノ浦百美 役)

パート2を作ってみせる!と現場で肩をぐるぐる回しながら仰っていた武内監督。

まさかこの映画がヒットするとは。まさかこの映画が日本アカデミー賞にノミネートされるとは。

パンクで誠実な物作りをされる武内監督、そして派手に踊らせる若松プロデューサー。

真面目に不真面目な大人達が集まる現場にまた呼んでいただけて、とても光栄です。

パート1(まさかこの呼び方をする日が来るとは思わなかった)を遥かに超える大作を、最前線で感じられたらと思います。

よろしくお願い致します。

 

『翔んで埼玉II(仮題)』は2022年公開予定。

 

※「II」はローマ数字の「2」

作品情報

映画『翔んで埼玉II(仮題)』
キャスト:GACKT 二階堂ふみ ほか
原作:『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』 魔夜峰央(宝島社)
監督:武内英樹(「のだめカンタービレ」シリーズ、「テルマエ・ロマエ」シリーズ、「ルパンの娘」シリーズほか)
脚本:徳永友一(「探偵の探偵」「僕たちがやりました」『かぐや様は告らせたい』シリーズ、『ライアー×ライアー』ほか)
(C)2022映画「翔んで埼玉」製作委員会
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