日本のアニメスタジオと『スター・ウォーズ』のコラボ 『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のキービジュアルが公開
『スター・ウォーズ:ビジョンズ』 キービジュアル (C)2020 Disney and its related entities
ジョージ・ルーカス監督によって1977年に第一作が公開され、現在でも新たなる物語が生まれ続ける一大スペースオペラ『スター・ウォーズ』。この世界で新しい9つの物語がアニメとして描かれる『スター・ウォーズ:ビジョンズ』のビジュアルが解禁となった。
本作の製作を行うのは日本を代表する7つのアニメスタジオ。今回公開されたビジュアルでは物語に登場するキーマンたちが顔を揃える。各スタジオの作風が滲み出たキャラクター達は非常に印象深い。
今回のアニメーション製作にあたった監督達は以下のように語っている。
〈『The Duel』製作 神風動画 監督・水崎淳平総〉
※<崎>の表記は立つ崎(たつさき)が正式表記
「小学生くらいの頃、父と観たテレビ放送の『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』が最初のスター・ウォーズで、自身の映画や創作の世界への価値観に強く影響したと思います。ダース・モールとクワイ=ガン・ジンの戦いや、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカーの溶岩上での決戦の演出が本当に大好きで、『The Duel』にもオマージュとして演出に反映しています」
〈『九人目のジェダイ』製作 プロダクションI.G 監督・神山健治〉
「日本人の作った作品が、スター・ウォーズが誕生するきっかけの一つになっているということに対して感じる喜びや誇りみたいなものが、特に僕らの世代にはあるのだと思います。それが回り回って日本人が自分たちの思う〈スター・ウォーズ〉を作る機会がやってきたというのが感慨深いです」
〈『村の花嫁』製作 キネマシトラス 監督・垪和等〉
「”結婚式”という、日本国内でも様々な風習がある"まつりごと"を通して、その星の風習や文化が描けたらと思いました。アナキンとアミダラのように祝福されず掟に叛く、行く末を知っている者からすればなおさら悲しい結末に向かう悲しい結婚式。”結婚式”という、日本国内でも様々な風習がある"まつりごと"を通して、その星の風習や文化が描けたらと思いました」
『スター・ウォーズ』の創造のルーツとなったのは“日本”。そんな日本から新たに誕生する、『スター・ウォーズ』を独自のビジョンで描いた物語はいかなる展開を見せるのか。そしてキービジュアルに登場するキャラクターはどのような活躍をみせるのか、今後の情報を心待ちにしたい。
放送情報
『スター・ウォーズ:ビジョンズ』
(C)2020 Disney and its related entities