【K-1 WORLD GP】中村拓己プロデューサーが王座決定トーナメントを総括「野杁選手は怖さを感じさせる王座戴冠劇だった。大会のMVPは安保瑠輝也」
9月21日(火)「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり」横浜アリーナ大会の一夜明け会見が行なわれた。
会見に出席した中村拓己K-1プロデューサーは「昨日の大会はK-1 JAPAN GROUPとして2度目の横浜アリーナ大会で、人数制限があるなかでもたくさんの方に会場に来ていただきました。生中継していただいたABEMAさんからも、武尊選手とレオナ・ペタス選手が対戦した3月の日本武道館大会に近い規模の数字だったと報告もあり、K'FESTAと並ぶビッグマッチに相応しい大会だったと思います」と大会全体を総括。
野杁正明の優勝で幕を閉じた【株式会社メディオック Presents】K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメントについては、「優勝した野杁選手は一言で言うと強かった、と。見ているこちらも怖さを感じるようなKOを三つ続けての優勝。試合前の怪我を感じさせない戦いで、K-1王者に相応しい王座戴冠劇だったと思う」と振り返った。
また中村プロデューサーは「野杁選手の強さ、そしてトーナメントの注目を集めたのは安保瑠輝也選手がいたから。僕は昨日の大会のMVPは安保選手だと思います」と野杁とベルトを争った安保を高評価。
さらに「今大会のマッチメークを考えていく中で、当初、王座決定トーナメントは外国人選手が来日できるようになってからやる方針だったのですが、日本にいる選手たちでトーナメントをやろうと思ったのも野杁選手と安保選手がいたからです。安保選手も野杁選手と同じく1回戦・準決勝と強さを見せて、あれだけ決勝が盛り上がったのは野杁選手と逆ブロックから安保選手が勝ちあがってきたからで、安保選手が相手だったからこそ野杁選手の強さも際立ったと思います。野杁選手の圧倒的な強さと同様に安保選手もの活躍を評価したい」と続けた。
記事提供:K-1