『お豆腐狂言 茂山狂言鑑賞会 〜四季折々に遊ぶ〜』11/24に開催決定 オンライン配信も実施

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2021.9.24
『お豆腐狂言 茂山狂言鑑賞会 〜四季折々に遊ぶ〜』

『お豆腐狂言 茂山狂言鑑賞会 〜四季折々に遊ぶ〜』


2021年11月24日(水)15時から『お豆腐狂言 茂山狂言鑑賞会 〜四季折々に遊ぶ〜』が開催されることが決定した。

金剛能楽堂での鑑賞とライブ配信で、茂山千五郎家のお豆腐狂言を上演。
茂山千五郎の解説から始まり、『子の日』『瓜盗人』『栗焼』『福の神』の4作品を上演し、狂言で四季を表現する。

ライブ配信後は11月30日までアーカイブを何度でも視聴できる。会場まで行くことができない人は、この機会に自身のパソコン・スマートフォンから、茂山千五郎一門による笑いの伝統芸能を楽しんでみてはいかがだろうか。

公演情報

『お豆腐狂言 茂山狂言鑑賞会 〜四季折々に遊ぶ〜』
 
【日時】
2021年11月24日(水)15時(14時15分開場、17時終演予定)

【場所】
金剛能楽堂(京都市上京区烏丸通中立売上ル)

【料金】
S席(正面) 5,000 円
A席(脇正面・中正面・2 階)4,000 円
オンライン配信(イープラスStreaming+)
3,000 円

【主催】京都新聞
【お問い合わせ】京都新聞 COM 開発推進部 ℡ .075-255-9757 (平日10時~ 17時)

 
【演目・出演】
解説:茂山千五郎
子の日:公家 茂山 茂、乙女 茂山千之丞
瓜盗人:盗人 茂山宗彦、畑主 茂山逸平、 笛 左鴻 泰弘
栗焼:太郎冠者 茂山千五郎、主人 茂山あきら
福の神:福の神 茂山七五三、参詣人・甲 島田洋海、参詣人・乙 井口竜也

 
【あらすじ】
子の日
初春の風流な宮中の景色を楽しめる演目です。正月の「子の日」に公家が謡い舞いながら小松を引いていると、小袖を被いた娘がやって来ます。独り身の公家は松にちなんで相生の契りを結ぼうと、和歌を読み交わしますが…。

瓜盗人
瓜畑に盗みに入った男と、畑の主のお話。瓜を盗まれて腹を立てた主 が、泥棒よけのカカシを作ります。男は番人だと思い平謝りしますが、カカシだと気づいて怒り、瓜畑を散々に荒らして逃げ去ります。翌日、荒らされた畑を 見た主 は、今度は自分がカカシに変装して待つことに。そこに再び男が瓜を盗みにきて…。

栗焼
主人はもらった40個の良い栗を知人にご馳走しようと思い、太郎冠者に焼くように命じます。太郎冠者は見事な焼き栗にしますが、あまりに良い匂いに、栗に手を出してしまい、結局は全部食べてしまいます。そこで主人にした言い訳とは…。栗を焼く場面を中心に、太郎冠者の一人舞台ともいわれる作品です。

福の神
見る人の心まで朗らかに楽しくさせる、縁起の良い狂言の名作です。毎年大晦日になると、とある神社へ一緒に参詣に出かける二人の男。今年も一緒に参詣し豆まきを始めると、福の神が現れます。熱心に参拝を重ねる二人に対して幸せになる秘訣をと、神は訓示を述べますが…。
 
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