山西竜矢(脚本・演出)「ピンク・リバティが新しい境地に足を踏み入れる作品になっていると思います」~『とりわけ眺めの悪い部屋』が開幕

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2021.11.11
ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』舞台写真  撮影:中島花子

ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』舞台写真  撮影:中島花子

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2021年11月10日(水)浅草九劇にて、ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』が開幕し、舞台写真が到着した。

撮影:中島花子

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本作は、現在公開中の映画「彼女来来」の監督としても注目を集める山西竜矢による演劇ユニット、ピンク・リバティの新作公演。長友郁真演じる一郎の部屋に棲みつく地縛霊の夏子を湯川ひなが演じる。そんなアパートの一室に訪れる個性豊かな一郎の同僚たち。夏子を取り巻く人々の群像劇をおくる。

撮影:中島花子

撮影:中島花子

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撮影:中島花子

出演者には、ピンク・リバティ初参加となる大西礼芳、富川一人をはじめ、コロナ禍により中止となった前回公演「下らざるをえない坂」に出演予定だった北村優衣、過去作品に出演経験のある斎藤友香莉、稲川悟史、古野陽大、葉丸あすかと心強いキャストが名を連ねた。

約2年半ぶりとなる新作公演。静かだった部屋が、人々が集まることにより思わぬ事態へと発展していく様子から目が離せない。本作は14日(日)まで上演される。

撮影:中島花子

撮影:中島花子

撮影:中島花子

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脚本・演出 山西竜矢 コメント

二年半ぶりの新作公演『とりわけ眺めの悪い部屋』開幕しました。
本作は、ピンク・リバティが、新しい境地に足を踏み入れる作品になっていると思います。
舞台は、主人公の地縛霊・夏子が住む家。ここでは、男女関係の問題が、次から次へと巻き起こっていきます。人間のどうしようもなさがこれでもかと詰まった情景は、コミカルさとグロテスクさが混在した、なんともいえない趣です。
そんな、けして良いとは言えない眺めを見つめる夏子は、何を思い、どこへ向かうのか。
たった5日間、14日までの公演。今、ここには、確かに美しい空間があります。
膨大な量のセリフと、それをお客様に届けることのできる力強いキャスト、頼もしいスタッフが、劇場でお待ちしています。
是非ご来場下さい。

公演情報

ピンク・リバティ『とりわけ眺めの悪い部屋』
日程:2021年11月10日(水)~14日(日)
会場:浅草九劇

脚本・演出:山西竜矢
音楽:渡辺雄司(大田原愚豚舎)
出演:
湯川ひな 長友郁真(ハイバイ) 大西礼芳
北村優衣 斎藤友香莉 稲川悟史(青年団)
古野陽大(子供鋸人) 葉丸あすか(柿喰う客) 富川一人(はえぎわ)
 
主催:ピンク・リバティ
 
HP:http://pinkliberty.net/bad-view-room/
Twitter:@kodomopink
お問合せ:kodomo.pinkliberty@gmail.com
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