セルリアンタワー能楽堂 伝統と創造シリーズVol.12『藪の中』開催決定

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2021.12.14
『藪の中』

『藪の中』

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2022年1月13日(木)~1月16日(日)にセルリアンタワー能楽堂にて、伝統と創造シリーズvol.12『藪の中』の上演が決定した。

セルリアンタワー能楽堂がスタジオアーキタンツとタッグを組み2008年より開催している伝統と創造シリーズ。能楽堂という日本の伝統的な様式を持つ空間を、コンテンポラリーダンスの振付家がどのように解釈し、扱っていくかを問う企画として開催してきた。

第12弾は、元フォーサイス・カンパニーの島地保武が、観世流シテ方能楽師、津村禮次郎とともに芥川龍之介の『藪の中』を創作。2012年初演時、まさしく「藪の中」と評された本作が、10年の時を経て再構築される。

衣裳は、独自の存在感を放っているファッションブランドmatohuがオリジナルを製作、音楽は舞台音楽のみならず、広告/映画や建築、彫刻等様々な作家との共同制作を行っている熊地勇太が手掛けるなど、注目すべき点の多い作品となる。

<演出・振付・出演>

島地保武

島地保武

島地保武

舞踊家 振付家
2004〜06年Noism(新潟市)、2006〜15年ザ・フォーサイス・カンパニー(フランクフルト)に所属。13年に酒井はなとのユニットAltneuを結成、「NHKバレエの饗宴」に出演。資生堂第七次椿会メンバーに選出され、パフォーマンスに加えインスタレーション作品を発表。愛知県芸術劇場製作で環ROYと共作共演の『ありか』で国内外をツアー、フランス国立シャイヨー劇場のレジデンスプログラムに日本人として初めて選ばれ『Oto no e』を創作。舞踊を軸に多岐に渡り活動している。

<出演>

津村禮次郎 

津村禮次郎

津村禮次郎

能楽師シテ方観世流 緑泉会会主

津村紀三子、観世喜之に師事。74年に緑泉会会主。91年重要無形文化財保持者に認定。79年より毎年小金井薪能を企画制作、本年43回目を迎えた。古典能の公演のほか指導者として若手の育成にも務める。また、新作能やアレッシオ・シルベストリン、森山開次等との創作活動、海外公演も多数。2010年度文化庁文化交流使。15年ドキュメンタリー映画『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』が公開される。

酒井はな

酒井はな

酒井はな

バレエを畑佐俊明に師事。牧阿佐美バレエ団に入団し、18歳で主役デビュー。97年新国立劇場バレエ団設立と同時に移籍、主役を務める。コンテンポラリーダンス作品やミュージカルにも出演し、枠を越えて活躍する。13年ユニットAltneu〈アルトノイ〉として、島地保武との共同創作を本格的に開始。中川鋭之助賞、服部智恵子賞、ニムラ舞踊賞、芸術選奨文部科学大臣賞、橘秋子賞特別賞など受賞歴多数。2017年紫綬褒章、2021年東京新聞舞踊芸術賞受賞。

小㞍健太

小㞍健太

小㞍健太

ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロ・スカラシップ賞受賞をきっかけに渡欧。モナコ公国モンテカルロバレエ団、ネザーランド・ダンス・シアターに在籍し、キリアン、フォーサイス、パイト、ナハリンなど世界的振付家の作品に出演。現在は『Study for Self/portrait』(原美術館)、『The Threshold』(ゲーテ・インスティトゥート東京) など創作を軸に、ダンサー、振付家、指導者として多岐にわたる分野で活躍。2020年よりDaBYダンスエバンジェリストを務める。(※ 小㞍健太の「㞍」の表記は、「尸に丸」。ウェブサイトなどでは『尻』と表記する場合もある)

東海林靖志 

東海林靖志

東海林靖志

舞踊家、電気工事士、英国式石積職人。北海道出身。HIPHOPカルチャーの影響で15歳から踊り始める。2006年「瞬project」結成を機に舞台活動をスタート。2013年から平原慎太郎主宰のダンスカンパニー「OrganWorks」に参加。現在、ヨガや独自に培ってきた身体技法をベースに探求を続けながら、フリーランスとして活動。主な出演作品に、森山開次振付『曼荼羅の宇宙』、カルメン・ワーナー振付『QUIEN ERES』、インバル・ピント振付 『ねじまき鳥クロニクル』 など。

<衣裳>

matohu (まとう) 堀畑裕之 関口真希子

matohu 堀畑裕之 関口真希子

matohu 堀畑裕之 関口真希子

「日本の美意識が通底する新しい服の創造」をコンセプトに 2005年に設立。現代日本のファッションデザインを代表するブランドとして東京コレクションや海外のメディアから、高い評価を受けている。第二十七回毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞受賞。

<音楽>

熊地勇太 Yuta Kumachi

熊地勇太

熊地勇太

作曲家/サウンドデザイナー
1979年、東京生まれ。1998年より音楽制作活動を始める。バレエ、コンテンポラリーダンスを中心とした舞台音楽を数多く手がけ、国内外で活動を展開する。広告/映画や建築、彫刻等、ジャンルを問わず様々な作家との共同制作や楽曲提供を行う。

公演情報

伝統と創造シリーズvol.12『藪の中』
 
■日程:2022年1月13日(木)~1月16日(日)
■会場:セルリアンタワー能楽堂
東京都渋谷区桜丘町26番1号 地下2階
■ タイムテーブル
2022年
1月13日(木)19:00開演(18:30 開場)
1月14日(金)19:00開演(18:30 開場)
1月15日(土)14:00開演(13:30 開場)
1月16日(日)14:00開演(13:30 開場)

 
料金(全席指定・税込)
A(正面)席:6,500円
B(脇正面)席:5,500円
C(中正面)席:4,500円
D(座敷・自由)席:3,000円

※D席は能楽堂およびスタジオアーキタンツのみ取扱います。購入の際に学生証をご提示ください。
 
取り扱い
オンラインMY Bunkamura 
Bunkamuraセンター 03-3477-9999(10:00-17:00)
Bunkamuraカウンター<Bunkamura1F 10:00-18:00>
東急シアターオーブ カウンター<渋谷ヒカリエ2F 11:00-18:00>
セルリアンタワー能楽堂 03-3477-6412(平日10:00-18:00/土日祝14:30-17:30)
スタジオアーキタンツ 受付カウンター(平日10:30-21:00/土日祝10:30-19:00) 
Confettiカンフェティ 0120-240-540(平日10:00-18:00)
 
■演出・振付: 島地保武
■衣装: matohu 
■音楽: 熊地勇太 

 
■出演者:
津村禮次郎、酒井はな、小㞍健太、東海林靖志、島地保武

 
■主催/企画制作:セルリアンタワー能楽堂
■企画制作:スタジオアーキタンツ
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