松たか子×長塚圭史が大晦日「家族」を語る特番
年の瀬に「家族」への思いを馳せる55分
女優・松たか子と劇作家・演出家・俳優の長塚圭史が「家族」をテーマに本音で語り合うラジオ特別番組『三菱UFJモルガン・スタンレー証券presents 家族の風景』が、大晦日に放送される。TOKYO FMで12月31日(木)15:00〜15:55(JFN系列7局ネットで放送日・時間が違うため、以下番組データ欄を参照)。
二人は、2012年から新国立劇場で“おとなとこどものための演劇”と銘打った舞台に挑戦し、気心も知れている。第1弾『音のいない世界で』に続き、今年7月には第2弾『かがみのかなたはたなかのなかに』が上演された。「こども」という手ごわい観客を楽しませるために工夫したあの手この手のチャレンジを、知られざるエピソードとともに公開するという。
松たか子
松 「長塚さんの女の子がかわいくて色っぽいんです!ちょっと嫉妬しました。でも子供たちは、すかさず、“男だよ!”と突っ込みを入れてくるんです(笑)」
長塚「子供は(理解が)速い!すぐに話に入っていく。2人が動いただけで、これは鏡の中の世界だ、2人の人間で鏡を表現していると気づいて、ズレていくのもあっという間に気づくんです!」
「子供の反応の速さに驚いた!」という二人は、舞台を通じて描いてきた“家族”について、そして自身のリアルな“家族”についても語る予定。「ちゃっかりものの末っ子」だったという松の忘れられない家族旅行、長塚が母から受けたしつけといった子供時代の思い出を振り返る一方、現在のそれぞれ家庭についてのプライベートな話題も!?
松 「一日を始めるとき、一日を追えるときに、家族と声をかけあえることが大切」
長塚「家族はどうしようもなく不思議なもの。愛情を持てばどこまでも深まるし、憎しみを生じるとしつこいし、和解すればたちまち元に戻る」
長塚圭史
長塚は妻(常磐貴子)と過ごす「散歩」の時間について、松は娘の笑顔を見ると「寝てなくても頑張れる」など、普段あまり語られることとのない「家族の風景」を明かしてくれるという。
さらに『音のいない世界で』『かがみのかなたはたなかのなかに』で共演した首藤康之、近藤良平もコメントゲストとして登場し、心に残る「家族の風景」を披露するという。
年の瀬の大晦日に、あらためて「家族」の大切さ、温かさについて思いを馳せる55分となりそうだ。
<TOKYO FM>12月31日(木) 15:00~15:55
<FM AICHI>12月31日(木) 12:00~12:55
<AIR-G'(FM北海道)>12月31日(木) 20:00~20:55
<Date fm(エフエム仙台)>12月27日(日) 20:00~20:55
<FM OSAKA>12月29日(火) 18:00~18:55
<FM FUKUOKA>12月27日(日) 19:00~19:55
<広島FM>12月27日(日) 19:00~19:55
■出演:松たか子/長塚圭史
■コメントゲスト:近藤良平/首藤康之
■ナレーション:古賀涼子
■公式サイト:http://www.tfm.co.jp
<松たか子>
1993年、『人情噺文七元結』で初舞台。翌年、大河ドラマ『花の乱』でテレビデビュー。以降映画・ドラマ・歌手として幅広い活動を続ける。1999年芸術選奨文部科学大臣新人賞、2003年紀伊國屋演劇賞個人賞、2005年読売演劇大賞優秀女優賞、2007年朝日舞台芸術賞を受賞。主な映画に「ヴィヨンの妻ー桜桃とタンポポ」「大鹿村騒動記」「告白」「夢売るふたり」「アナと雪の女王」。
<長塚圭史>
1996年演劇プロデュースユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」を旗揚げ、作・演出・出演の三役をこなす。平成20年度文化庁新進芸術家海外研修制度にてロンドンに1年間留学。2011年、ソロプロジェクト「葛河思潮社」を立ち上げ、三好十郎作『浮標』を上演。最近の主な舞台は『音のいない世界で』、『あかいくらやみ~天狗党幻譚~』、『冒した者』、『マクベス』、『背信』、『鼬』など。読売演劇大賞優秀演出家賞など受賞歴多数。
<近藤良平>
1996年、ダンス集団「コンドルズ」を旗揚げ。全作品の構成・振付を手がける。北米・中南米をはじめ、世界20か国以上で海外公演を行う。2004年には朝日舞台芸術賞・寺山修司章を受章。2007年にはNODA・MAPで役者としてデビュー。また女子美大、多摩美大、立教大学などでダンスの指導を行いつつ、全国各地でワークショップを行う。
<首藤康之>
15歳で東京バレエ団に入団。19歳で「眠れる森の美女」の王子で主役デビュー。モーリス・ベジャール、ジョン・ノイマイヤー、イリ・キリアン、マシュー・ボーンなど世界的現代振付家の作品に多数出演。その後も小野寺修二演出『空白に落ちた男』、自らのプロデュースによるシリーズ『DEDICATED』などに出演。2012年第62回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。