ノーミーツ×ジャルジャル　生配信コメディ演劇『夢路空港』一夜限りの配信終了

ジャルジャルとノーミーツがタッグを組み、JAL（日本航空）特別協力のもと、石川県の「小松空港」を貸し切って上演したコメディ演劇『夢路空港』。2022年4月16日(土)の深夜24時に生配信され、当初の上演時間は70分を予定するも、ジャルジャルをはじめとして、それぞれの役者のアドリブもふんだんに盛り込まれ最終的には100分超えで終了した。

主演はジャルジャルの後藤淳平、福徳秀介。そして、前田敦子、荒牧慶彦・清宮レイ(乃木坂46)・坂口涼太郎・平田敦子といったキャストがそろい、一夜限りの物語を配信。

自分の荷物が出てくるのを待つ男と、偶然そこに居合わせた人達との、何気ない会話のやりとり、「夢」をきっかけに交差する様々な人生、人間の愚かさ、弱さ、そして愛らしさを、15台の固定カメラから送った。夢を見る人、夢を探す人、夢を変えた人、夢に苦しむ人…それぞれにとっての「夢」について、偶然そろった人たちが話していくうちにそれぞれの人生が交差し、変化が訪れていく様子を空港からオンラインで生配信。”人生のトランジット”をテーマに、夢へと向かう路を描いた。

「一度きりの生配信」にそれぞれの役者が、さまざまなアレンジを効かせていき、最終的には70分を超えて100分間の大盛り上がり。終了後には「眠気が吹っ飛ぶくらいのめりこんだ」「台詞一つひとつが深くて、夢について改めて考えた」などのコメントが。一夜限りの公演を無事に終えて、観客も巻き込み大盛り上がりを見せた。

終了後、パイロット役を演じた後藤は「なんとか無事終わってよかった」とほっとした様子を見せ、ヒロインとして重要な役を演じた前田は「リハーサルはヒヤヒヤしたけど集中したらこれだけできるのかと驚いた。これは観なきゃ損です」とコメント。商社マン役の福徳は「ギリギリまで台本を見ていたけどなんとかなった。空港を使った演劇、ぜひ見てほしい」と呼びかけた。『夢路空港』は、5月1日までアーカイブで配信している。