都会の真ん中で、大人のための音楽祭『靭公園 MUSIC FESTA FM COCOLO 風のハミング』オフィシャルライブレポート到着
『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』
4月29日(祝)、大阪・靭公園センターコート特設会場にて開催された『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』のオフィシャルレポートが到着した。
4月29日(祝)、大阪のラジオ局・FM COCOLOが主催するスペシャルコラボレーションライブ『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』が大阪・靭公園センターコート特設会場にて開催された。出演は、スターダスト☆レビュー、KAN、馬場俊英のレギュラーメンバーに加え、今年のゲストはトータス松本(ウルフルズ)が登場。本公演は「都会の真ん中で、大人のための音楽祭」をコンセプトに2011年秋にスタートし、今年で配信を含む10回目の開催に。は早々に完売し、会場には約6000人の観客が集結。春の雨の中、特別な時間を楽しんでいた。
『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』
まずはトータス松本が祝宴の幕開けを祝うように、「バンザイ~好きでよかった~」でエネルギッシュな歌声を響かせる。根本要、KAN、馬場俊英もコーラスで参加する、なんとも贅沢なステージは“風ハミ”ならではの景色だ。今年は有観客としては3年ぶりの開催とあって出演者の気持ちの昂りは例年以上。それぞれのソロステージでは新旧の名曲がそろい踏みとなり、観客はみな盛大な手拍子で音に応えていく。
『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』
イベントの名物でもあるコラボステージでは、互いの楽曲に参加したり、往年の洋楽ソウルの名曲10曲14分の『ソウルメドレー』など、他では見られない貴重なステージを次々と展開。また、この日の出演者はそれぞれ、数え切れないほどのライブ本数をこなすライブアーティストとして活躍するだけでなく、同局でレギュラー番組を持つDJとしての顔もある。MCでは、まるでラジオ番組が目の前で繰り広げられているかのような軽快なトークが飛び交い、観客は終始笑顔が絶えないままだ。また、コロナ禍の辛い状況下でも楽しく素晴らしい出来事もあったはずと、それぞれが替え歌で近況を報告するなど、ミュージシャンとしてもDJとしても、素晴らしいパフォーマンスで会場を盛り上げてくれた。
『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』
『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』
イベントは終始、「ライブは栄養源」という根本の言葉通り、出演者はもちろん、観客もみな互いに満面の笑みを浮かべて、久しぶりのイベントを大いに満喫。大雨&強い風が吹き荒ぶ時もあったものの、「雨は必ず止ませる!」という4組の強い思いの通り、雨がぴたり止む嬉しい瞬間も。
『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』
『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』
ステージ後半は「夢伝説」「Boys on the Run」「愛は勝つ」「ガッツだぜ!!」と、それぞれが個性溢れる歌声でキラーチューンを次々と披露。最終曲にはイベントオリジナル曲「靭のハミング」で出演者と観客全員で美しいハミングを響かせ、全24曲のステージが幕を閉じた。荒天を乗り越え、最後には満面の笑顔で笑いあった今年の「風のハミング」。観客が家路に向かう頃には大阪市内各所に大きな虹が上がり、美しい空が顔を覗かせていたので、来年の「風ハミ」はきっと良いことが起きるはず!
『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』
なお、この日のライブ音源やバックステージインタビューはFM COCOLOの特別番組『M’s Groove 風のハミング スペシャル』(5月5日(祝)11:00~14:00、DJ meme)として放送予定。気になる人はぜひFM COCOLOのオフィシャルサイトや「ラジコ」でチェックしよう。
『靭公園 MUSIC FESTA~FM COCOLO 風のハミング』
取材・文=黒田奈保子、撮影=田浦ボン、河上良
イベント情報
会場:靭公園センターコート特設会場