竹野内豊×山田孝之W主演の映画『唄う六人の女』製作が決定 『オー!マイキー』『ミロクローゼ』の石橋義正監督最新作
左から、竹野内豊、山田孝之
2023年公開予定の映画『唄う六人の女』で、竹野内豊と山田孝之がW主演をつとめることがわかった。
映画『唄う六人の女』は、『オー!マイキー』シリーズや、映画『ミロクローゼ』などの映像作品、インスタレーションなどで知られる石橋義正氏が監督・脚本を務める最新作。村に迷い込んだふたりの男が車の事故が原因である美しい村に迷い込み、美しくも奇妙な六人の女たちに翻弄されていく姿を描くという。ダブル主演を務める竹野内豊と山田孝之は、2011年公開の映画『太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-』で共演。本作『唄う六人の女』では、正反対の性格の二人の男・萱島 (竹野内豊)と宇和島 (山田孝之) を演じる。撮影は、5月から京都南丹市や大阪、奈良を中心に行われるとのこと。
竹野内、山田、石橋監督のコメントは以下のとおり。
竹野内豊
石橋監督とは初めてご一緒させて頂きます。「オー!マイキー」シリーズや「ミロクローゼ」といった異彩を放つ独特の感性で今作をどの様に演出されるのか楽しみです。
また、山田孝之さんとは11年ぶりの共演となります。石橋監督、山田孝之さんと力を合わせ、面白い映画を作りたいと思っております。
山田孝之
僕はなんて幸せなんだ。また石橋監督の世界に入れる。しかも今回は竹野内さんと。2020年12月14日、実に10年ぶりであろう石橋監督との再会を果たし、「次回作に参加頂けないか」との嬉しいお誘い。しかし何故だか茶を濁し数日が経ったある日、道を歩いていたところ「山田くん」と声がかかった。これまた10年ぶりであろう竹野内さんが立っていた。これは"そういうこと"なのだと出演を決めた。ワクワクしかない僕の元へ脚本が届き、ニヤニヤと読み進める内に僕は思い出した。『ミロクローゼ』のことを。「そうだった。石橋組の撮影ってめちゃくちゃハードだったんだ」と。ぼ、ぼくはなんて、しあ、しあ、しあわせなんだ・・・
石橋義正(監督)
森羅万象に命が宿るという感覚が子供の頃から備わっている私たちは、自然の美しさに対する特別な意識を持ち合わせています。私たちがごく普通に持っているこの感覚こそが、今、地球にとって大変重要なのだと感じます。本作がその感覚をあらためて呼び起こすような肥料のようなものになれば嬉しく思います。登場する6人の個性豊かで艶やかな女性たちと、竹野内さん、山田さんの魅力が溢れる、記憶に残る映画にしたいと思います。
『唄う六人の女』は2023年公開予定。