大地真央&花總まり W主演コメディ『おかしな二人』3年ぶり再演が決定

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2022.10.7

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宝塚歌劇団からキャリアをスタートした、二大レジェンド女優、大地真央と花總まりが初共演を果たして大きな話題となったニール・サイモンの最高傑作『おかしな二人』が、2023年4月8日(土)~26日(水)、日比谷・シアタークリエにて再演されることが決定した。

演劇界きってのコメディエンヌ・大地真央が“無精者”のオリーブ役。『エリザベート』のタイトルロールを宝塚初演から務める花總まりが、“病的なまでに几帳面”なフローレンス役。そして初演に続き、宮地雅子、平田敦子、山崎静代らユニークで演技力確かなキャストたちが二人の女友達を、芋洗坂係長、渡辺大輔が二人をかき乱すスペイン人の兄弟を演じ、青木さやかが新キャストとして加入する。

潤色・演出は、2013 年に『ロバート・キャパ 魂の記録』等で第 20 回読売演劇大賞・優秀演出家賞、17 年に『For the People ―リンカーン 自由を求めた男―』等で第 24 回読売演劇大賞・優秀演出家賞・作品賞、第 43 回菊田一夫演劇賞を受賞した注目の若手演出家・原田諒(宝塚歌劇団)が手掛ける。初演で大好評を博した大地、花總をはじめとするキャスト総出演による、スペシャル・カーテンコールのショーは今回も盛り込まれる予定だという。
 
今回の再演決定を踏まえての大地、花總のコメントが到着した。

――前回は新型コロナのあおりを受け、劇場に足を運べないお客様も多くいらっしゃいました。ウィズコロナの生活様式がある程度確立されつつある中での再演。抱負をお聞かせください。 

大地真央:前回は感染者ゼロで千秋楽を迎えることが出来ましたので、今回も前回同様、感染症対策を万全に、お客様にも安心して来ていただければと思っております。 
笑って、ちょっとホロっとして…良い時間を皆様と共有したいですね。 

花總まり:前回はコロナ禍の中で何とか休演せず千穐楽を迎えられました。 
しかし移動の制限などで劇場へお越しになれなかった方々に観劇の機会が広がった今公演。キャスト、スタッフ一同気を引き締めて最後まで良いステージをお届けしたいです。 

――初演で思い出されるエピソードを教えてください。 

大地:全てが 70 年代のニューヨークにタイムスリップしたようで、それでいて”今”を感じさせるお洒落な舞台だったと思います。 
ストレートプレイなのに歌があるのが楽しくて、そして、何よりスタッフ・キャストのチームワークの良さをそのままお客様にお届け出来たのではないかと思います。 

花總:オリーブと対照的なおとなしい性格のフローレンスですが、劇中で料理のおたまを振り回すシーンがありました。必死に振り回していたので右手首を痛めてしまい、1 年以上治らずに困りました。今回の公演はおたまのシーンの演技を工夫したいです(笑) 

――初共演となった大地真央さん、花總まりさんそれぞれの初演を経ての印象をお聞かせください。 

大地:学年は随分違いますが、やはり同じ宝塚出身だからかすぐに通じ合うことが出来ました。 
再演では、より深く掘り下げて、2023年度版の『おかしな二人』を、また一緒に作り上げるのを待ち遠しく思っています。 

花總:大先輩との共演ですので緊張していたのですが、大地さんは気さくに色々アドバイスして下さりフローレンスの笑いの部分を引き出してくださいました。
やはりコメディセンス抜群です!大尊敬しております。 

――楽しみにされているお客様へメッセージをお願い致します。 

大地:ニール・サイモンの代表作と言える『おかしな二人』。 
再演ということで、更に面白くなると思います。いえ、絶対面白くなります。70 年代のニューヨークの、おかしな私の部屋に是非遊びに来てください。サンドウィッチを作って待っています。ちょっと散らかってますが… 

花總:ニール・サイモンの戯曲を原田諒さんの現代にも通じる演出。お客様に上質なユーモアを楽しんでいただける作品です。 
スペシャルカーテンコールを含め一生懸命努めますのでどうぞお楽しみくださいませ。劇場でお待ちしております。 

公演情報

『おかしな二人』 

作:ニール・サイモン 潤色・演出:原田諒(宝塚歌劇団) 
出演 大地真央、花總まり、 
青木さやか、宮地雅子、平田敦子、山崎静代(南海キャンディーズ)、 渡辺大輔、芋洗坂係長 
 
公演期間 2023年4月8日~26日 日比谷・シアタークリエ 
全国ツアー予定あり 
シアタークリエ公演一般発売 2023年1月28日 
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