甲斐さやか×板尾創路×松田凌 舞台『聖なる怪物』莉子、朝加真由美の出演が決定 

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2023.2.4
(左から)莉子、朝加真由美

(左から)莉子、朝加真由美


2023年3月10日(金)~3月19日(日)新国立劇場 小劇場にて上演する舞台『聖なる怪物』の全キャストが決定した

舞台『聖なる怪物』は新進気鋭の女性映画監督・甲斐さやかによるオリジナル脚本で、甲斐の初舞台作品となる。

本作は、板尾創路松田凌がW主演し、さらに石田ひかりの出演がすでに発表されているが、昨年ドラマ・映画に14本出演しネクストブレイク女優として女子中高生から絶大な人気を誇り、本作が初舞台となる莉子と、TVや映画、CMに多数出演し、歌手としても活動する女優でありながら、舞台への出演は本作が初めてという朝加真由美の出演が決定した。

莉子は石田が演じる里井真知子の娘・舞花役を、朝加は認知症を患う夫が問題を起こし、板尾演じる山川神父に救いを求める加賀谷という女性を演じる

一般発売は2月4日(土)からスタート。強いメッセージ性と鋭い演出で、観客の心を徹底的に揺さぶる問題作に注目だ。

出演決定にあたり、初舞台出演の莉子と朝加からコメントが到着した。

莉子 コメント

私にとって初舞台となる今回。こんなにも素敵なキャストの皆様とご一緒させていただけるということで身の引き締まる思いです。しがみつきながらも、しっかりと丁寧に向き合っていきたいと思います。よろしくお願い致します。

朝加真由美 コメント

このお話をいただき、えっ!舞台!私が!?と正直思いました。台本を読み、本当に出来るの?出来ないでしょう、、としばし考えました。ただお話がとても面白くて。どうなっていくのだろうとワクワクして。やりたい!これはやらなければ!と自分自身に叱咤激励し、覚悟を決めました。恥ずかしながらこの年での初舞台になります。新しいことに挑戦できる機会と出会いに感謝いたします。

【STORY】

山川神父(板尾創路)は教誨のため週に2、3回刑務所を訪れている。死刑囚に宗教的アプローチで被害者への反省を促し、執行までの精神の安定を図る。敬虔な信者の真知子(石田ひかり)の娘・舞花(莉子)が行方不明となり、山川は真知子の相談に乗ることになる。この娘も幼い頃から教会に通っていたので、心配の種となり、山川は神に祈りをささげる。

山川が新たに教誨を始めることになった死刑囚・町月(松田凌)はかなり奇妙でマイペースな人間だった。山川はいつも通り奪った命について考え、反省するように説教するが、町月は「反省?僕がするわけがないでしょう。僕は神なのだから」と言うのだ。

その日、真知子が懺悔室にやってくる。行方のわからなくなった娘は『神』と言う人物に、オンラインゲームを通じて呼び出された形跡があったそうだ。しかし捜査はなかなか進展しなかった。

数週間後。真知子は、娘の『神』を探すうちに、ある裁判記録をみつける。その被告は、「自分は神だ」と言い募ち、まるでゲームの様に通行人を刺したにもかかわらず「悪人を制裁した」と、反省の弁もなかった。

真知子はこの被告が娘の行方不明にも関与しているのではないかと感じているようだった。山川は、既に刑務所にいるその(元)被告人が、最近いなくなった娘に関与したとは信じられなかったが、その被告こそが、町月本人であった。

山川にとって、町月は到底『神』ではなかった。偉大な存在には思えず、単なる引きこもりか、強がりの男に思えたが、それ以来、山川のまわりで、刑務所内にいる町月の予言通りの出来事が起きていく。

山川は葛藤する。もし偶然が重なったとして、それを奇跡と呼んでもいいのだろうか。町月には本当に力があるのか。信じるなら、今までの信仰に反する。しかし、山川を根本から試すような出来事が重なっていくことで、 山川の中で神の概念が揺らぎ始める。本物の神は、一体どこにいて、何を示しているのか。

葛藤するうちに、町月の死刑執行の日は近づいていく....。

 

公演情報

『聖なる怪物』

■作・演出:甲斐さやか
■キャスト:板尾創路 松田凌/莉子 朝加真由美/石田ひかり
  
<公演日程>
■2023年3月10日(金)~3月19日(日)
 会場:新国立劇場 小劇場

<料金>
S席/8,500円 バルコニー席/6,500円
※未就学児入場不可
※全席指定

発売日>2023年2月4日(土)AM10:00~

<公式サイト>https://thesacredmen.com
<公式Twitter>https://twitter.com/thesacredmen

■主催・企画・製作:ミックスゾーン
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