『RENT/レント』『キンキーブーツ』(松竹ブロードウェイシネマ)など全4本のミュージカル映画の特集上映が決定 「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」こけら落とし

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2023.5.31
『RENT/レント』 ©2005 REVOLUTION STUDIOS DISTRIBUTION COMPANY, LP.ALL RIGHTS RESERVED

『RENT/レント』 ©2005 REVOLUTION STUDIOS DISTRIBUTION COMPANY, LP.ALL RIGHTS RESERVED

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2023年6月16日(金)に渋谷東映プラザ内「渋谷TOEI」跡地にオープンする映画館「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」こけら落としとして、心躍るミュージカル映画を上映する特集が開催されることが決定した。6月16日(金)~7月6日(木)まで、『RENT/レント』『ドリームガールズ』『キャバレー』、そして、本場の舞台をスクリーンで上映する人気シリーズ・松竹ブロードウェイシネマより『キンキーブーツ』の全4本が上演となる。

今年4月10日からオーチャードホールを除いて2027年度中(時期未定)まで休館に入ったBunkamuraは、1989年に渋谷に誕生した日本初の大型複合文化施設であり、映画、アート、音楽、演劇、文学など多様な文化・芸術に触れられる新しい文化の発信基地として活動を続けてきた。『ミュージカルが好きだから』と題された今回の特集は、世界的な映画女優であるマギー・チャンの魅力をスクリーンにて再発見する日本初の本格的回顧上映『マギー・チャン レトロスペクティブ』とともに、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下のこけら落としとして上映。独自の視点で世界各国の良質な映画を上映してきたBunkamuraル・シネマの過去のラインナップにおいても人気の高い「ミュージカル映画」というジャンルにスポットを当て、映画ファンのみならず音楽や演劇などさまざまなジャンルのカルチャーファンを魅了するミュージカル映画を特集上映する。

上演ラインナップは、2006年の日本公開当時Bunkamuraル・シネマでも連日満員の大ヒットを記録した『RENT/レント』、ブロードウェイで人気を博したミュージカルを世界的アーティストであるビヨンセ、ジェイミー・フォックス、エディ・マーフィ、ジェニファー・ハドソンら超豪華キャストで映画化された『ドリームガールズ』、ライザ・ミネリの卓越した才能が輝くミュージカル映画の金字塔『キャバレー』、そして、本場の舞台をスクリーンで上映する人気シリーズ・松竹ブロードウェイシネマより『キンキーブーツ』の全4本。詳細は公式サイトにて確認してほしい。

上映情報

特集上映:「ミュージカルが好きだから」
 
期間:2023年6月16日(金)〜7月6日(木)
劇場情報:Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
東京都渋谷区渋谷1-24-12 渋谷東映プラザ 7&9F (2スクリーン/1F:カウンター)
公式サイトhttps://www.bunkamura.co.jp/cinema_miyashita/
公式Twitter@Bunkamuracinema
公式Instagram@Bunkamura_lecinema
 
上映作品
●『RENT/レント』(2005年/135分)
監督:クリス・コロンバス 音楽・作詞:ジョナサン・ラーソン
出演:ロザリオ・ドーソン、テイ・ディグス、ウィルソン・ジェレマイン・ヘレディア、ジェシー・L・マーティン、イディナ・メンゼル、アダム・パスカル、アンソニー・ラップ、トレイシー・トムズ
(C)2005 REVOLUTION STUDIOS DISTRIBUTION COMPANY, LP.ALL RIGHTS RESERVED
プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」を基に、舞台を1989年のニューヨークに置き換え、家賃(RENT)も払えない若者たちの愛と友情、苦悩と希望をドラマチックな音楽にのせて描く。小劇場での初演からわずか3ヶ月でブロードウェイの大劇場で再演となり、トニー賞をはじめ演劇賞を総なめにした伝説のミュージカルが、『ハリー・ポッター』シリーズのクリス・コロンバス監督によって完全映画化。ブロードウェイ・オリジナルキャストの出演も貴重な1本! 「未来でも過去でもなく、今を生きよう」というメッセージは、パンデミックを経た今こそ痛烈に私たちの心に突き刺さるはず。
 
●『ドリームガールズ』(2006年/130分)
監督:ビル・コンドン 音楽:ヘンリー・クリーガー 作詞:トム・アイン
出演:ジェイミー・フォックス、ビヨンセ・ノウルズ、エディ・マーフィ、ダニー・グローヴァー、ジェニファー・ハドソン、アニカ・ノニ・ローズ
​(C)Images courtesy of Park Circus/Paramount
1960年代、アメリカ・デトロイト。スターを夢見るディーナ、エフィ、ローレルの3人は人気歌手ジミーのバックコーラスを経て一躍スターダムにのし上がる。モータウンの伝説的グループ「スプリームス」をモデルに、彼女たちの成功と挫折の物語を数々の名曲にのせて描いた傑作ミュージカルが、豪華キャストで映画化。世界的歌姫ビヨンセと、本作で映画デビューを果たしアカデミー賞®助演女優賞を受賞したジェニファー・ハドソンの、魂を揺さぶるような圧巻の歌唱シーンは必見。
 
●『キャバレー』(1972年/124分)
監督・振付:ボブ・フォッシー 音楽:ジョン・カンダー 作詞:フレッド・エッブ
出演:ライザ・ミネリ、マイケル・ヨーク、ヘルムート・グリーム、ジョエル・グレイ、マリサ・ベレンソン
(C)Images courtesy of Park Circus/Walt Disney Studios
ブロードウェイ・ミュージカルの名作をボブ・フォッシー監督が映画化し、第45回アカデミー賞®主演女優賞(ライザ・ミネリ)、助演男優賞(ジョエル・グレイ)、監督賞など8部門を受賞したミュージカル映画の金字塔。ナチスが台頭し始めファシズムの暗雲が漂う1930年代初頭のドイツ・ベルリンを舞台に、歌手のサリー、ロンドンからやってきたブライアン、バイセクシュアルの貴族の青年ら、キャバレーに集う人びとの人間模様が退廃的に描かれる。ミュージカル界最高のスター、ライザ・ミネリの天性の才能が全編にあふれる傑作。
 
●松竹ブロードウェイシネマ『キンキーブーツ』(2018年/122分)
監督:ブレット・サリヴァン 脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン 音楽・作詞:シンディ・ローパー
出演:マット・ヘンリー、キリアン・ドネリー、ナタリー・マックイーン、ショーン・ニーダム、コーデリア・ファーンワース、アントニー・リード
(C)Matt Crockett (C)BroadwayHD/松竹
ブロードウェイ作品を映画館で楽しめる「松竹ブロードウェイシネマ」として2021年に公開され、連日満席続出となった本作は、2018年のロンドン・ウエストエンド公演を撮影したもの。イギリスの片田舎にある倒産寸前の靴工場を亡き父から引き継いだチャーリーは、偶然出会ったドラァグクイーンのローラが履くハイヒールに工場再建のヒントを得てブーツを製造することに。二人の友情と多様性の受容、ありのままの自分を肯定する姿を描いて大ヒットした映画がミュージカル化され、2013年トニー賞では作品賞・オリジナル作曲賞を含む6冠を獲得した。
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