【全対戦カード発表会見レポート他】藤波辰爾が初代タイガーマスクSPECIAL興行に参戦！船木と8年振りの激突。間下はシュレックと前哨戦

ニュース

スポーツ

（C)FTM-SSPW

10月19日、初代タイガーマスクストロングスタイルプロレスが記者会見をおこない、10・30新宿大会の対戦カードを発表するとともに、参戦選手が意気込みを述べた。

（C)FTM-SSPW

平井丈雅代表「ストロングスタイルプロレススペシャル特別大会を10月30日（月）に新宿ＦＡＣＥにて開催させていただきます。本イベントは、通常後楽園ホールで開催させていただいておりますナンバーシリーズとはまた別のスペシャル興行。佐山先生がいま病と闘っている中、ファンのみなさま、スポンサーのみなさまが佐山先生を少しでも応援したいというお気持ちで、新たな大会をおこないたい。その気持ちで急きょ決まりました興行です。特別協賛会社として愛英建設様。愛英建設様の多大なご協力によりまして開催させていただきます。通常の後楽園ホール大会のナンバーシリーズとは異なる選手の参戦もございます。今回初参戦されます選手として、ダンプ松本選手、高橋奈七永選手。そして、第17代レジェンド王者の間下隼人が12・7後楽園ホール大会におきまして関根“シュレック”秀樹選手と闘うことが予定されておりますが、その前哨戦とも言うべきタッグマッチをおこないます。そして、一番の目玉といたしまして新間会長、佐山総監と新日本時代より長きにわたりましてご一緒にプロレス界、そしてアントニオ猪木会長のストロングスタイルプロレスを牽引されております藤波辰爾様が参戦いただくことになりました。藤波辰爾様と佐山総監。そして❝過激な仕掛人❞新間寿会長、そして女子プロレス界を牽引されるジャガー横田様が並び立つ稀なる大会、この大会で皆さまと共に佐山総監を盛り立てていきたいと思っております。そして、タイガー・クイーンはウナギ・サヤカ選手と組んで高橋奈七永選手、沙恵選手と闘います。これもいつもと違ったまさかの激突。見逃せない闘いを見せてくれると思います。そしてスーパー・タイガーが藤波辰爾様と組ませていただきまして、チェック島谷君と６人タッグ。相手は佐山総監がリングを離れている間はストロングスタイルプロレスを守ると断言してくださいます船木誠勝選手。横に立つ宮本裕向選手、高岩竜一選手という実力者が相手になります。ジャガー様は井上京子様、伊藤薫様との全女レジェンドトリオでＤａｒｋｅｒＺと激突。第17代レジェンド王者間下隼人はシュレック選手と王座戦に向けた前哨戦、そのほかの試合も魅力満載でございますので、ぜひご注目くださいませ」

（C)FTM-SSPW

藤波辰爾「藤波です。本日はありがとうございます。久々のストロングスタイルプロレスのリングに上がることになりました。ましてや今回のタッグマッチは全盛期のみんな、いきのいい選手ばかりなので、ボクがどれだけの動きができるか、ボク自身も楽しみにしてますし、若いエネルギーを吸収したいと思います。本当に佐山君とはずっと長年やってきましてね、とにかくストロングスタイルという言葉をみんな胸にリングに上がってくると思いますのでね、みなさんに自分が引けを取らないような試合にしたいと思います。先ほど猪木さんの名前も出てますけども、猪木さんがストロングスタイルプロレスを見届けてくれているっていうのを念頭に入れてリングに上がりたいと思います。しばらく時間があるのでコンディションを上げてリングに臨みたいと思います。よろしくお願いします」

（C)FTM-SSPW

ジャガー横田「本日はお忙しいなかお越しくださいましてありがとうございます。今回の女子のカードなんですが、スポンサー様のおひとりが全日本女子プロレスが入口で入ってきたというお話を聞きまして、元・全日本女子プロレス出身のレスラーがまだ数名残っております。そのなかで、ストロングスタイルプロレス所属のタイガー・クイーン、そしてＤａｒｋｅｒＺと当ててみたら面白いんじゃないかということで組んだカードでございます。見ての通り、レジェンド対ストロングスタイルの覆面レスラーたちの闘いなんですが、私自身も井上京子、伊藤薫と組んでＤａｒｋｅｒＺの３人と闘います。そしてクイーンは、高橋奈七永。彼女も元・全日本女子プロレスの選手でありますので、底力をそれぞれが出していまの現在の旬な選手たちと闘って、どういうふうに結果を持っていくのかというのがとても楽しみな試合が多いと思います。ご存じの通り、ダンプ松本もＺＡＰと組んで、現在の勢いのある高瀬みゆき、笹村あやめと闘いますので、この試合もお楽しみいただければと思っております。よろしくお願いいたします」

（C)FTM-SSPW

会見欠席選手はコメントを平井代表が紹介、あるいはビデオメッセージでコメント。

ダンプ松本＆ＺＡＰ「初参戦する極悪同盟ダンプ松本とザップです。呼んでいただきありがとうございます。皆がどんな試合をするのか…楽しみでもあるし。極悪同盟ダンプ＆ザップが印象が残るように‼️大暴れしたいと思います。会場を極悪色に染めます。」

ウナギ・サヤカ「極彩色に翔ける傾奇者ウナギ・サヤカです！タイガークイーン!!ウナギ・サヤカと組みたかったんじゃねーの？丁度よかったな！うなも組んでみたかったんだよ。そして高橋奈苗！今年1番本当に何にも歯が立たなかった相手といっても過言ではないと思う。2023年のうちに高橋奈苗の記憶に残っておきたい。ってわけで10/30ダーク・ウナギってやつも出るらしいけど間違いなく、この大会で、ウナギ・サヤカとタイガー・クイーンが圧倒的してやるってわけ！」

タイガー・クイーン「高橋奈七永選手。レジェンドと呼ばれる人と絡む機会が少ないので、今回の機会を大切に噛みしめたいです。パートナーのウナギ・サヤカは何を考えているかよく分かりません。いずれにせよ、12月７日後楽園大会でジャガーさんに勝ちタッグ王座を奪取する為にもこの試合も絶対に勝ちます」

沙恵「みなさん、こんにちはー、柳ケ瀬プロレスレディースの沙恵です。10月30日ですね。ストロングスタイルプロレスさんに参戦決定いたしました！ありがとうございます。！対戦カードはもう皆さんご存じですよね。自分が組ませていただくのは、高橋奈七永選手になります。もう何年振りかのタッグかわからない位、すごく久々に一緒に試合をさせていただきます。対戦相手のお二人、タイガー・クイーン選手とウナギ・サヤカ選手ですね。タイガー・クイーン選手には何度もボコボコにされ、時には味方で。という感じでしたが、今回は対角であります。そして、ウナギ・サヤカ選手。未知との遭遇ですよね。初めての対戦なので。お二人に翻弄されないように自分自身の力を発揮して、精一杯頑張っていきたいと思います。是非皆さん、来てください！よろしくお願いいたします、待ってます！」

高橋奈七永「こんにちパッション！　パッションモンスター高橋奈七永です。いよいよ高橋奈七永がストロングスタイルプロレスさんに初参戦させていただきます。スタイルプロレス、強いスタイルのプロレスということですよね。高橋奈七永にお任せください。このパッションで相手のタイガー・クイーン、そしてウナギ・サヤカ。ウナギ・サヤカは２度目の対戦になるな。ひとつ言わせて。前回よりももっと強いもっと熱いパッションちょうだいよ。タイガー・クイーンも初めてなんで、楽しみにしてます。そして今年２度ね、ジャガー横田さんとタッグを組ませていただく機会があったんですけど、ひじょーに非常に刺激をいただきました。なので、またジャガーさんとタッグを組ませていただきたいと思ってますので、そのへんも何卒よろしくお願いします。それでは10月30日、新宿ＦＡＣＥ、高橋奈七永の熱いパッション！ご期待ください。よろしくお願いします！」

宮本裕向「先日闘った船木誠勝選手とこんどはタッグを組むということで、仲間の目線で前回とは違う船木選手を感じたい。相手には大御所の藤波辰爾さんがおり経験の違いは大いにありますが、しっかり胸を借りたいと思います！」

高岩竜一「久しぶりにストロングスタイルプロレスに参戦できてうれしく思っております。パートナーの２人は頼もしいので、私が足を引っ張らなければよい試合になると思います。チェック島谷選手は初対戦なので楽しみにしています！」

船木誠勝「ストロングスタイルプロレス新宿FACE大会。自分は高岩竜一選手、宮本裕向選手と組みチェック島谷選手、スーパータイガー選手、そして藤波辰爾さんとの対戦となります。今から39年前自分は新日本プロレスに入門して藤波さんの付人となりました。自分は藤波さんの背中を見て育った人間。当時藤波さん31歳。自分は16歳。あれから37年経ち自分は54歳になり藤波さんは69歳になりました。藤波さんとは8年ぶりの対戦となります。あと何回同じリングに立てるのか？貴重な時間をしっかりと心に刻みたいと思います。」

チェック島谷「前回の後楽園ホール大会に続いて参戦させていただきます。６人タッグということで、周りの５選手と比べてキャリアも体格も一回りも二回り以上も無い自分だけど、だからこそ誰よりも気持ちを出し、前に出たい。GLEAT、チェック島谷を広げるチャンスでもあります。全身全霊、食らいついていきます。藤波辰爾選手、スーパー・タイガー選手、当日はよろしくお願い致します！」

（他の選手のコメント（代読）聞いて）

スーパー・タイガー「今回のこの対戦カード、非常に心躍る熱いカードだと思っております。この初代タイガーマスクが体調を崩されてから、我々がいかに頑張り、そしてその闘いをもって励ます。そういった思いでしっかりとリングに立ってストロングスタイルを見せて受けていきたいと思っております」

（C)FTM-SSPW

藤波辰爾「みなさん、いきのいい発言で、そのなかで自分も出遅れずに。ましてや船木君と久々、８年ぶり？　ねえ。非常に楽しみにしてます。彼の久々鋭い蹴りを受けてみたいと思いますので、そのへんもひとつじっくりと見てください」

ＬＥＯＮＡ「久しぶりのストロングスタイルプロレスのリング。相手には、レジェンド王者の間下選手。強烈に意識して緊張感を持ってリングに上がります。凄く久しぶりの間下選手とのマッチアップ。あの日とは違う闘いをして、ベルト戦線にも食い込めるように気持ちを注ぎます」

関根“シュレック”秀樹「（12月７日の選手権試合の前哨戦になるのではないかという話に対して）前哨戦？間下とは圧倒的な差がある。それをわからせてあげるだけだ。何もさせない。一方的にボコる」

阿部史典「今回、レジェンド王者の間下選手と組んで関根シュレック、LEONA組と対戦します。日々一緒に練習させていただく機会のある間下選手ですが、今までももちろん凄かったのですが、王者になってからガラリと風格や強さが一段と上がったと感じています。関根選手は言わずと知れた強豪。間違いなく最強の選手の1人です。そんなタッグマッチに自分が入ったという意味をしっかりと考えて、その姿を見て肌で感じて、自分はブレずに格闘探偵していきたいなと思います。よろしくお願いいたします」

（他の選手のコメント（代読）聞いて）

間下隼人「まずＬＥＯＮＡ選手とは本当に久しぶりです。８年とかになると思うんですけど、組んだり闘ったりしました。同窓会のつもりはないので、しっかりいこうと思うんですが、まずシュレックに関しては、タイトルマッチでいいんですね、平井代表。ケガが原因とはいえ一度流れているので、シュレックは一度不戦敗（正式には不戦敗ではなく対戦カード変更）になってると思うんです。それなのにたいしたコメントをしてくれるなあという感じはするんですけど、新宿大会をしっかり乗り越えて。違う挑戦者を指名できればなと思っているので、しっかり佐山先生を元気づける試合をできたらなあと思ってます」

槙吾「Mil graciasの槙吾です！業界の大先輩の日高さんとの初シングル！怖くもあり楽しみでもあり、この対戦カードを聞いた時は武者震いしました。ショーンキャプチャー対策はバッチリ出来ている！今の自分を全てぶつけて必ず勝ちます！」

日高郁人「ショーンキャプチャー日高郁人です。今回はこのストロングのリングで、久しぶりのシングルマッチ。準レギュラーになりつつある槙吾選手の強さは勿論周知のことですが、彼がこの日高郁人というフィルターを通して、ご観戦の皆様にどのように届くのか、楽しみにしていて下さい。とにかく、子供の頃からいまも憧れの存在でいていただけている佐山サトル先生に少しでもご恩返しが出来るように、この試合も全力で闘います」

――（藤波へ）久しぶりのストロングスタイルプロレス参戦で一番楽しみにしていることは？

藤波「とにかくリングにバリバリの選手と肌を合わせるなかで、もう一回自分のなかでそういう若さというものを吸収したいというのか、それと、船木君とは久々に肌を合わせるなかでハイブリッドなのをまた楽しみにしてリングに上がりたいと思います。とにかくストロングスタイルプロレス本当に久しぶりなんでね、そういう意味で違う団体のリングに上がるときにはどうしても緊張感がありますのでね、それはいま自分にとって一番大事なことかなというのがありますので、非常に今回楽しみにしてます」

――（藤波に）高岩、宮本の印象は？

藤波「彼ら２人とは闘ってる記憶が薄いんですけども、とにかく初めての選手も宮本君なんかそうなのかな。そういう部分でいろんな部分で慣れ親しんだというのは、いま自分では新しい違う選手に興味がありますのでね、本当に楽しみにしてます」

――（藤波へ）今回はスーパー・タイガー、島谷とトリオを組むが佐山総監の遺伝子を継ぐスーパー・タイガーと組むことについて。

藤波「彼はボクもね、対戦はまだないんですけども、ボクは彼の試合は会場で見てますけども、すごい動体視力というのか反射神経とかそういう部分で、あれはあれで持ちえないレスリングスタイルというのかな。興味を持ってますね。そういう部分では今回同じパートナーで同じコーナーに立つので楽しみにしてますね。また違う目でちょっと自分で観察したいと思います」

（C)FTM-SSPW

平井「本大会はファンのみなさまとスポンサー様の強いお気持ちから始まって佐山先生を応援する大会にさせていただきたいと思います。この大会には佐山総監と長年懇意にされている懐かしい方も来ていただけることに内定しております。正式発表は２，３日後にはさせていただくと思います。ファンのみなさまも喜ばれる企画がございますので、また追ってご連絡させていただきます」

――（ジャガーへ）ウナギ・サヤカとダーク・ウナギが参戦するが、２人の印象は？

ジャガー「そうですね、ウナギ・サヤカ選手に関しては、宇宙人みたいですね。何を考えているかわからない。何をやり始めるかわからないような人というか選手というか、いまの時代はああいうのもいるんだ、みたいなのが正直なところで。現代ですから、どういう選手であろうとおもしろいと思わなきゃいけない時代なのかなと納得してみております。そして、ダーク・ウナギ選手はですね、まあグループを組んでおりますので、なんか個人の方が個人の試合の方が向いてるのかと思いきや、ＤａｒｋｅｒＺでうまくほかの２人とも組んでやっておりますので、意外と協調性がある選手なんだなという感想なので。私、10・30はあたりますので、どんな闘いをしてくるのかとても楽しみな選手、２人です」

――（ジャガーへ）今回、全女魂を持っている選手たちが多く参戦するが、このリングの上でストロングスタイル、すなわち闘魂も見せられると思うか？

ジャガー「もちろん見せられますね。私も元・全女としてその魂をずっと持ってきておりますので、本当にストロングスタイルそのものだと思ってますので、どの選手もそういう闘いをすると思っております」

藤波「ありがとうございました。とにかくこの10月30日。自分自身のウチのドラディションの大会も11月17日にあるので、そういう部分では今回の船木選手とあたる。全試合をいろんな形で自分のなかでいい勢いづける闘いにしたいと思いますので、ぜひこの日は３人ですよね、楽しみにしていきたいと思います。ウチのドラディションの大会が11月17日なんだけど、今回初めてドラディションとしてもね、タッグマッチということで初めてのタッグのトーナメントをやりますけども、その中で今回は勝ち上がれば船木選手とあたれるのかな。大阪で始まるんだけど、後楽園まで生き残れるように、年甲斐もなく頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。すいません、ドラディションの大会をＰＲさせてもらいました（笑）」

平井「皆さま、ドラディションさんの大会もよろしくお願いいたします」

＜全対戦カード（試合順は後日決定）＞

▼タッグマッチ60分１本勝負

藤波辰爾（ドラディション）＆スーパー・タイガー（ストロングスタイルプロレス）＆チェック島谷（ＧＬＥＡＴ）組vs船木誠勝（フリー）＆高岩竜一（フリー）＆宮本裕向（暗黒プロレス組織６６６）組