岡山で能楽堂×コンテンポラリーダンス『浦人』上演、演出はノルウェー国立バレエ団バレエマスターの稲尾芳文

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2024.6.5

8月4日(日)に岡山の能楽堂ホールtenjin9にて『Dance Performance 2024 浦人ーうらびとー』が上演される。

同作は、倉敷に伝わる源平合戦での物語「藤戸」をコンテンポラリーダンスという手法で平和や人類愛について考える作品。能楽堂という場を使うものの、音楽、衣装、身体の言語は能とはかけ離れたものにする一方で、戦いの影で理不尽に失われる命とそれに関わる者達の救済を踊りで表現する。

演出、振付は元バッドシェバ舞踊団芸術監督で、現在ノルウェー国立バレエ団バレエマスターの稲尾芳文が務める。稲尾のほか、県内外より選抜された舞踊愛好家が出演する。

はイープラスにて、5月7日(金)から販売開始。

公演情報

『Dance Performance 2024 浦人ーうらびとー』
公演日:2024年8月4日(日)
12:30開演/15:30開演
※公演時間は70分を予定しています。開場は30分前
料金:全席自由
前売3,500円/当日4,000円 ペア前売6,000円/当日7,000円 
 
<能「藤戸」あらすじ>
源平の合戦に勝利した源氏方の武将、佐々木盛綱は備前国児島にある藤戸の合戦(1184年)で、馬で海を渡る快挙を成し遂げ先陣の功を挙げた。初めて領地入りした日、一人の老婆が現れ、殺した我が子を返せと盛綱をとがめる。合戦の折、盛綱は地元に住む若い漁師から、海で渡れる浅瀬ができる場所と日時を聞き出す。このことを、平家方はもちろん、味方にも知られたくなかった盛綱は、他言を恐れて漁師を殺し、海に沈めてしまった。亡霊となって現れた漁師は恨みを晴らそうとするが、意外にも回向を賜ったことに感謝し、彼岸に至って成仏の身となった。
 
主催:岡山県現代舞踊連盟
共催:RSK能楽堂ホールtenjin9 岡山県 おかやま県民文化祭実行委員会 岡山県文化連盟
後援:岡山市 倉敷市 岡山県教育委員会 岡山市教育委員会 倉敷市教育委員会 山陽新聞社 RSK山陽放送 現代舞踊協会中国支部
問い合わせ:岡山県現代舞踊連盟(間野)TEL090-6414-1508
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