神戸・六甲山の自然と融合する芸術祭『神戸六甲ミーツ・アート』全出展者発表、木村文乃の水中写真の展示やメインビジュアルも解禁
8月23日(土)~11月30日(日)の期間、神戸・六甲山上を舞台に開催される現代アートの芸術祭『神戸六甲ミーツ・アート 2025 beyond』が、最終出展アーティストと新たなメインビジュアルを発表した。
2010年から毎年開催され、のべ580組以上のアーティストが参加している同芸術祭。16回目を迎える今年は61組が出展し、今回新たに西野達、マイケル・リン(台湾出身・ベルギー在住)、reiko.matsuno(香川県出身・在住)、渡辺志 桜里(東京都出身・在住)の4組の参加が決定した。あわせて、既報出展アーティストである水中写真家・鍵井靖章の写真作品に、木村文乃がモデルとして登場することも発表された。鍵井靖章が過去に撮影した木村文乃の水中写真8点を、六甲高山植物園にて展示する。
さらに、美術作家・奈良美智の作品「Peace Head」を用いたメインビジュアルも解禁となった。同芸術祭では、2024年にスペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館を皮切りにヨーロッパ大規模個展を開催し、今年6月からはロンドンのヘイワードギャラリーに巡回するなど、世界的に活躍する奈良美智を招待アーティストとして招聘。「Peace Head」は六甲山のシンボルとして、拠点会場である「ROKKO 森の音ミュージアム」内のSIKI ガーデン~音の散策路~にて常設展示している。
<常設展示の背景>
奈良美智さんの「Peace Head」には、「傲慢になりがちな人間は、より大きな存在である自然の中の一部である」というメッセージが込められており、一度、過度な利用によって荒廃した後、多くの人々の努力によって豊かな自然を取り戻した六甲山にふさわしい作品であると考えます。
東日本大震災を契機にマイナスをプラスに転じるイメージをもって耐久性のあるブロンズやアルミニウムという素材で立体作品の制作を開始しており、阪神淡路大震災から30年を迎える2025年に被災地である神戸に設置することは意義があると考えています。 〔総合プロデューサー〕林直樹
はイープラスにて販売中。
イベント情報
【会 期】 2025年8月23日(土)~11月30日(日)
【開催時間】 10:00~17:00 ※営業日・時間は会場により一部異なります。
【会 場】 ミュージアムエリア(ROKKO 森の音ミュージアム・六甲高山植物園・新池)、六甲ケーブル(六甲ケーブル
下駅・山上駅)、天覧台、兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)、トレイルエリア、みよし観音エリア、六甲ガーデンテラスエリア、風の教会エリア
《特別展示》Michele De Lucchi(ミケーレ・デ・ルッキ)
入場できるセット券も販売。(8月23日(土)~11月24日(月・休)まで)
『ひかりの森~夜の芸術散歩~』
昼夜パス、夜パスで入場が可能です。
【会 期】 2025年9月20日(土)~11月30日(日)の土日祝
【開催時間】 17:00~20:00
【会 場】 ROKKO 森の音ミュージアム、六甲高山植物園
【アーティスト】 鍵井靖章、髙橋匡太、村松亮太郎/NAKED, INC.
主催 :六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社
特別助成・協賛:神戸市、阪急阪神ホールディングス株式会社
助成・協力 :公益財団法人 神戸市民文化振興財団