桜名所の弘前城が動く!改修イベント続々登場
2015.7.20
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青森県弘前市は、県の歴史や文化を象徴する弘前城の本丸石垣修理、店主曳屋(建造物を解体せずに、そのままの状態で移動する建築工法)の情報を発信するとともに、各種PRイベントを展開する。
最近では兵庫県姫路城の改修が大きなニュースになったが、弘前城も16世紀来の歴史を誇る由緒ある城。日本100名城にも選ばれている天下の名城だ。
今世紀最初で最後の事業ともなるだけに、専用ホームページを作るなどして国内外に広く情報発信するとともに、市民や観光客に事業を身近に体感してもらうことが目的だ。
弘前市のご当地キャラ「たか丸くん」工事中バージョン着ぐるみが登場。石垣修理、天守曳屋に合わせ、7月から観光キャンペーンや各種イベント等でPR活動を行う。
また、世紀の事業となる曳屋の初日には地切式(じぎりしき)イベントを開催。100年ぶりに動き出す天守を見守る。
さらに、内奥・曳屋とともに、四季の素材等、弘前ならではの魅力を取り入れたタイムラプス作品を制作。8月配信予定で、国内外に発信する。
年末には青森銀行記念館において、プロジェクションマッピングの投影イベントや、2016年2月には、総延長140メートルにもなる弘前城の石垣にマルチ・プロジェクションを投影する、「雪灯籠まつり」も予定している。
雪景色や桜名所として有名な弘前城が、どのような姿で改装お披露目なるか、今から楽しみ。東北旅行の際は、ぜひ立ち寄りたいポイントだ。【東京ウォーカー】