"土星から来たジャズバンド” サン・ラ・アーケストラが第一弾出演アーティストに決定!『Gilles Peterson presents WORLDWIDE SESSION 2016』

2016.2.9
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サン・ラ・アーケストラ

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5月4日に東京・新木場Studio Coastで開催される都市型音楽フェス『Gilles Peterson presents WORLDWIDE SESSION 2016』第一弾の出演者に、伝説的バンド サン・ラ・アーケストラ(THE SUN RA ARKESTRA)が決定した。

『WORLDWIDE SESSION 2016』は世界的に最も影響力のあるDJ・レコードレーベルオーナーのジャイルス・ピーターソン氏と、日本を代表する最先端カルチャーの伝道師・松浦俊夫氏がプロデュースするフェス。二人が心から推薦するジャズ界の「レジェンド」と「ニューウェーブ」それぞれのアーティストたちが集められる。

サン・ラ・アーケストラ



今回出演が発表されたサン・ラ・アーケストラは、ジャズ、ブルース、ラテン、ファンク、ディスコ、電子音楽など多種多彩な音楽を取り込み、 即興的・実験的な音楽を奏で続けてきた。 創始者であるサン・ラは‘30年代からピアニスト・作編曲家・バンド・リーダーとして活動を始め、 ビッグバンドやゴスペルなどを参考に独学で作編曲術を会得した人物。科学・哲学・ 宗教学・天文学への強い関心に裏打ちされた独自の宇宙観で知られている。 

サン・ラ

‘50年代にサン・ラが結成した同バンドは、ジョン・コルトレーン、アルバート・アイラー、 アーチー・シェップ、セシル・マクビーらと並び、様々なフェスティバルに出演。「スペース・イズ・ザ・プレイス」「ニュークリア・ウォー」など数々の名曲を発表し、奇抜で鮮やかなステージ衣装、斬新なコズミックサウンドで注目を集め″土星から来たバンド”との異名をとった。サン・ラ自身は‘93年に他界したが、その後もアーケストラはサックス奏者マーシャル・アレン(‘57年加入)を中心に現在まで精力的に活動を継続。その先駆的な音楽スタイルと数々のアルバムは、ソニック・ユースなど後世のバンドに大きな 影響を与え、エレクトロニック・ミュージックやDJカルチャーの勃興などさまざまな要因によって 現在も再評価が進んでいる。

マーシャル・アレン

ピーターソン氏は、インタビューでサン・ラ・アーケストラについて「彼らは音楽の歴史のなかで、もっとも影響力のあるグループといっても過言ではないし、ジャズだけでなく多くの幅広いオーディエンスに現在も受け入れられていると思っている」と彼らを評し、松浦氏も「独自性を追求し続けるアーティストたちで影響を受けていない人はまずいないのではないでしょうか」と語っている。まさに、同バンドに惚れ込んでのブッキングというわけだ。なお、同フェス公式サイトでは、ピーターソン、松浦両氏がサン・ラ・アーケストラへについて語った特別インタビュー全文を公開中。

今回のサン・ラ・アーケストラ来日公演は『WORLDWIDE SESSION2016』出演の1日のみ。5月24日で92歳を迎えるアレンを筆頭とした13名による圧巻のパフォーマンスは、"レジェンド級"のステージになるはずだ。


なお、前売り料金よりさらにお得に購入できる早割が、2月29日までイープラスで発売中。早めにチェックしておこう。

イベント情報
『Gilles Peterson presents WORLDWIDE SESSION 2016』

■日時:5月4日(水・祝)15:00スタート
■会場:新木場Studio Coast(東京都江東区新木場2-2-10)
JR京葉線・りんかい線 東京メトロ有楽町線 新木場駅から徒歩5分
公式HP: http://www.studio-coast.com/
■出演:
LIVE=サン・ラ・アーケストラ
DJ=ジャイルス・ピーターソン/松浦俊夫
ほか
■料金:
前売9,500円⇒早割7,800円
※2月29日(月)まで期間・数量限定販売
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