宮藤官九郎・麻生久美子出演「結びの庭」2/21夜TV初放送
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M&Oplaysプロデュース公演『結びの庭』
BSスカパー!「STAGE LEGEND~伝説舞台」で、2月21日(日)午後11:30より、宮藤官九郎・麻生久美子出演「結びの庭」(作・演出:岩松了)をTV初放送する。
人間の内に秘めた思いを鋭く描く岩松了が2015年に上演した舞台。宮藤官九郎と麻生久美子が主人公の夫婦役を好演。共演に太賀、安藤玉恵、岩松了と贅沢な顔ぶれ。隠された謎をめぐって展開される複雑な男女の関係と彼らの周りでうごめく登場人物たちを、緊張感あふれる筆致で描いた岩松版サスペンス・ドラマ。
■公演データ
M&Oplaysプロデュース公演『結びの庭』
作・演出:岩松了
出演:宮藤官九郎 麻生久美子 太賀 安藤玉恵 岩松 了
2015.3/5~3/25本多劇場(他、大阪、島根、広島・愛知・静岡・宮城・新潟を巡演)
■「結びの庭」あらすじ
弁護士・水島康二郎(宮藤官九郎)は、経済界の大物・来宮徳治の一人娘、来宮瞳子(麻生久美子)との結婚を控えていた。二人のなれそめは、財閥の令嬢である瞳子に殺人の容疑がかかった事件の弁護を水島が担当した、5年前のことだった。水島の活躍もあって、瞳子の無罪が証明され、二人は結婚することになる。二人は歴史を感じさせる旧家の館で新婚生活を始めることになる。水島の秘書・近藤(太賀)と、家政婦の丸尾(安藤玉恵)は、ある憧れを持って二人に尽くすが、突然現れた末次(岩松了)という男によって不穏な過去の出来事が蒸し返される。穏やかに見えた生活が、少しずつ、その姿を変え、末次の出現によって事態は思わぬ方向へ転がり始める。覆い隠されていた真実が、やがて暴かれ、それぞれの裏切りと疑惑が大きく動き始めると、信頼は音を立てて崩れ、次の罪へと暴走を始める。はたして、その時、水島がとった行動とは、瞳子が語る真実とは――。
■岩松了 プロフィール
1952年長崎県出身。自由劇場、東京乾電池を経て、劇作家・演出家・俳優として幅広く活躍。東京乾電池在籍中に「蒲団と達磨」(89)で第33回岸田国士戯曲賞、「こわれゆく男」「鳩を飼う姉妹」(94)で第28回紀伊國屋演劇賞個人賞、「テレビ・デイズ」(98)で第49回読売文学賞を受賞するなど、演劇界の鬼才として名を馳せる。97年には映画「東京日和」で第21回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。俳優としてもドラマ・映画・舞台で活躍。映画監督としても活動している。2016年3月に、小泉今日子・風間杜夫ほか出演「家庭内失踪」を作・演出、上演予定。