《サロメ》に急遽ハンナ・シュヴァルツが登場〜新国立劇場

ニュース
クラシック
2016.3.4
ハンナ・シュヴァルツ

ハンナ・シュヴァルツ

 3月6日から新国立劇場で上演されるオペラ《サロメ》のヘロディアス役に、ハンナ・シュヴァルツが出演することがわかった。3日、新国立劇場が発表した。当初同役を予定していたロザリンド・プロウライトが本人の都合で出演できなくなったための代役。

 ハンナ・シュヴァルツは、現在同劇場で上演中の《イェヌーファ》でもブリヤ家の女主人で出演。そのため、去る2月28日の《イェヌーファ》初日から3月15日の《サロメ》最終日までの間に、全9公演に登場することとなる。

 ハンナ・シュヴァルツは、1943年ハンブルク生まれ。現在72歳ながら、名脇役として活発に舞台に登場、その圧倒的な存在感を示し続けている。新国立劇場での《サロメ》出演は2011年同役以来となる。

 《サロメ》では、カミッラ・ニールント(サロメ)、クリスティアン・フランツ(ヘロデ)とともに、バイロイト音楽祭への出演経験があり、また、《イェヌーファ》に出演しているミヒャエラ・カウネ(イェヌーファ)もバイロイト音楽祭に多く出演しており、期せずしてこの3月、新国立劇場に錚々たる歌手陣が集うこととなった。
 

新国立劇場《イェヌーファ》第3幕より R.シュトラウス《サロメ》全1幕〈ドイツ語上演/字幕付〉

新国立劇場《イェヌーファ》第3幕より R.シュトラウス《サロメ》全1幕〈ドイツ語上演/字幕付〉


 
■新国立劇場2015/2016シーズン
R.シュトラウス《サロメ》全1幕〈ドイツ語上演/字幕付〉

2016年3月6日(日)14:00、9日(水)19:00 、12日(土)14:00、15日(火)14:00 オペラパレス
(予定上演時間:約1時間45分・休憩なし)
 
 
指揮:ダン・エッティンガー
演出:アウグスト・エファーディング
美術・衣裳:ヨルク・ツィンマーマン
振付:石井清子
サロメ:カミッラ・ニールント
ヘロデ:クリスティアン・フランツ
ヘロディアス:ハンナ・シュヴァルツ
ヨハナーン:グリア・グリムスレイ
ナラボート:望月哲也
ヘロディアスの小姓:加納悦子
ほか
管弦楽:東京交響楽団
S21,600円 A16,200円 B10,800円 C6,480円 D3,240円
WEBぶらあぼ
シェア / 保存先を選択