シンディ・ローパーがカントリーに挑戦、コミカルな西部劇風MVも公開

5月25日にリリースされるシンディ・ローパーのカントリー・カバーアルバム『ディトゥアー ～回り道～』（国内盤）から、アルバムの1曲目を飾る「ファネル・オブ・ラヴ（恋のとりこ）」のミュージックビデオが公開された。

今作は40～60年代のクラシックカントリーソングを、シンディ流にアレンジした作品。「ファネル・オブ・ラヴ（恋のとりこ）」のミュージックビデオは西部劇をイメージしながらも、シンディらしいコミカルな映像となっている。

カリフォルニアにあるパイオニアタウンという、1940年代に映画のセットとして作られた旧西部の町のパピー＆ハリエッツという伝説的なホンキートンク（カントリー・ミュージックを演奏するバー）で撮影を敢行。これはアートワークの撮影を砂漠で行いたいというシンディのアイデアによるもので、アルバムのコンセプトに合う“古き良き時代のアメリカ”を連想させる場所でシンディ流のカントリーを表現している。

今作でカントリーミュージックに初挑戦したシンディは、「ワンダ・ジャクソンとかエルヴィス・プレスリーとか、たくさんのシンガーを研究したわ。そしてみんなが一緒に歌えるような、親しみやすい音楽を作ってみたの。カントリー音楽をやるのは、ほんとに楽しかったわ！ うまく行けば、リスナーのみなさんも違う場所へと登り詰めることができるはずよ」と語っている。

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