展示作品は約140点!「アール・ヌーヴォーのガラス展」

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2015.7.28
《象の頭の飾付花器》 1883-1885年頃 デザインおよび制作:不詳 販売:パニエ兄弟商会エスカリエ・ド・クリスタル、パリ    デュッセルドルフ美術館蔵    ⒸMuseum Kunstpalast, Düsseldorf, Foto:Studio Fuis-ARTOTHEK

《象の頭の飾付花器》 1883-1885年頃 デザインおよび制作:不詳 販売:パニエ兄弟商会エスカリエ・ド・クリスタル、パリ    デュッセルドルフ美術館蔵    ⒸMuseum Kunstpalast, Düsseldorf, Foto:Studio Fuis-ARTOTHEK

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2015年7月4日(土)~9月6日(日)の期間、パナソニック 汐留ミュージアムにて「アール・ヌーヴォーのガラス展」が開催される。


ヨーロッパ随一のガラスコレクションで知られるデュッセルドルフ美術館に寄贈されたゲルダ・ケプフ夫人のガラスコレクションが、ドイツ国外では初めてまとまった形で公開される運びとなった。 

仕事の気晴らしに、単に美しい作品に惹かれてガラス作品を購入し始めた実業家ケプフ夫人は、やがて旺盛な好奇心によってガラスという素材の特質や技法を学び、その可能性を的確に理解し、優れた審美眼と洞察力でアール・ヌーヴォーの本質を体現する第一級のコレクションを築いた。

ケプフ・コレクションは、アール・ヌーヴォーの二大拠点となったパリとアルザス=ロレーヌ地方を舞台に繰り広げられた、まさに百花繚乱の「新しい芸術=アール・ヌーヴォー」の成果を余すところなく示すものと言えるだろう。

本展では作品ごとの詳細な調査と研究成果の恩恵を受けて、アール・ヌーヴォーのガラス芸術誕生の背景とともに、約140点の作品の魅力をより深く知ることができる。

華やか、かつ繊細で美しいガラス作品の世界を楽しんでみてはいかがだろうか。
 

イベント情報

アール・ヌーヴォーのガラス展​

会期:2015年7月4日(土)~9月6日(日)
会場:パナソニック 汐留ミュージアム
開館時間午前10時より午後6時まで(ご入館は午後5時30分まで)
休館日毎週水曜日、8月10日(月)~14日(金)
入館料一般:1,000円 65歳以上:900円 大学生:700円 中・高校生:500円 小学生以下:無料

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