「パンツに関わるすべてはアドリブ」東出昌大＆豊島圭介監督が映画『ヒーローマニア-生活-』の裏側をユル～く暴露

5月7日公開の映画『ヒーローマニア-生活-』から、主演の東出昌大と豊島圭介監督が撮影の裏側を語った対談映像が公開された。

『ヒーローマニア-生活-』は、福満しげゆき原作の漫画「生活【完全版】」を、『花宵道中』などの豊島圭介監督が実写映画化した作品。東出昌大演じるヘタレのフリーター・中津がひょんなことから街の悪を裁く自警団‟吊るし魔”を結成し、巨大な騒動の中心となっていくアクションドラマだ。中津の相棒で高い身体能力を持つニートで下着泥棒・土志田役を窪田正孝が、情報収集に長けた女子高生・カオリを小松菜奈が、最年長の“若者殴り魔”日下を片岡鶴太郎が演じている。
 

一方の東出も楽しそうに「本当に和気あいあいと撮っていたのが画にも出ている。みんな良き一夏の思い出になっていると思います（笑）」と振り返り、二人のユルい雰囲気から撮影現場の明るい様子がうかがえる。
 

また、二人は各キャストの撮影時の裏話も暴露。ニートで下着泥棒・土志田を演じた窪田について、東出は「アクションがもう絶品です！それでまた土志田のド変態さが可愛いですよね」と絶賛。豊島監督は「パンツに関する土志田の芝居は、全部窪田くんのアドリブです。パンツをあんな丁寧に扱うと思わなくて僕もビックリしました（笑）」「アクションもキレてる、パンツ系もキレる」などと明かしている。
 

初のホームレス役に挑んだ船越英一郎も話題に。豊島監督は「あんな船越さん見たことなかったです。見ているこっちが、監督そんな事頼んでいいのかなと思うくらい。本当にすごかったな」と明かし、すべての要求に応える船越の役者魂を称賛している。そのほか、小松、片岡ら個性豊かな面々についても愛あるコメントばかりだ。

 

豊島監督は「お客さんが知らないキャストたちの表情を撮ることが狙いだった」と、自身の狙いを明かしている。果たしてその演出がスクリーンでどんな効果を生み出しているのか。劇場で確かめてみてほしい。

映画『ヒーローマニア-生活-』は5月7日（土）全国ロードショー