5月12日、演出家・映画監督の蜷川幸雄さんが亡くなったことがわかった。80歳だった。共同通信など複数のメディアが報じている。 蜷川さんは昨年12月中旬に体調を崩し、軽度の肺炎と診断されて入院。その後、1月上旬から稽古に入る予定だった『蜷の綿(になのわた)-Nina’s Cotton-』に向けて療養を続けていたが、その後も体力の回復が十分でないため、公演を延期していた。