脱落人生の崖っぷちコメディ! テアトル・エコー「淑女はここにいる」が開幕

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2016.5.15
テアトル・エコー「淑女はここにいる」舞台写真

テアトル・エコー「淑女はここにいる」舞台写真


テアトル・エコーのコメディ「淑女はここにいる」が恵比寿・エコー劇場で開幕する。作・演出はONEOR8の田村孝裕。

 
今年60周年を迎える劇団テアトル・エコーによる脱落人生の崖っぷちコメディ、舞台「淑女はここにいる」が本日、5月13日(金)に初日を迎える。

物語は都内のダンボールハウス。そこに住む50代の“家のあるホームレス”女たちが孤独な青年を受け入れ、しがらみの中で居場所を求めていく味わい深いコメディだ。
今回、作・演出を手掛けるONEOR8の田村孝裕からのコメントはこちら。

 

田村孝裕(作・演出)

 

今回、初めてテアトル・エコーで作品を作る事になり、今までにない重圧を感じています。
これまでの作品でも常に「笑い」を意識して取り組んできたが、「喜劇」の枠を用意された劇団でどのように「笑い」に向き合っていこうかと、自分自身にとってもなかなかの挑戦です。
ホームレス=汚い、臭い、怖いというイメージを持っていて、自分とは違うと否定し遠ざけようとする人間、可哀相と偽善で近づいてくる人間、様々な環境がそこには存在しています。
現代社会で【ゴミ】と呼ばれる人たち、でもその【ゴミ】って必要だよ。と共感を呼ぶ作品を創造したいと思っています。

テアトル・エコー「淑女はここにいる」舞台写真
テアトル・エコー「淑女はここにいる」舞台写真

テアトル・エコー「淑女はここにいる」舞台写真
テアトル・エコー「淑女はここにいる」舞台写真

テアトル・エコー「淑女はここにいる」舞台写真
テアトル・エコー「淑女はここにいる」舞台写真

 
なお、テアトル・エコー60周年を記念し、過去の舞台写真を劇場に展示している上、アフタートークも60周年特別バージョンを用意しているとのこと。老舗劇団×気鋭の演劇人がコラボして描く喜劇を味わってみてはいかがだろうか。

 
詳しくは公式サイトで。
舞台「淑女はここにいる」 公式サイト

(文:エントレ編集部)


公演情報

テアトル・エコー「淑女はここにいる」

【作・演出】田村孝裕(劇団ONEOR8)
【出演】
小宮和枝 重田千穂子 安達 忍 岡のりこ 近藤泰代 おまたかな 田村三郎 落合弘治 松原政義 川本克彦 田中英樹 加藤拓二 徳永創士 池田祐幸
2016年5月13日(金)~26日(木)/東京 恵比寿・エコー劇場
エントレ
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