佐藤健が「唯一の癒し」と抱っこ!愛猫にメロメロ

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2016.5.14

川村元気のベストセラー小説を佐藤健主演で映画化した『世界から猫が消えたなら』の初日舞台挨拶が5月14日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、佐藤健、宮崎あおい、濱田岳、奥田瑛二、原田美枝子、永井聡監督が登壇。主人公の愛猫“キャベツ”を演じたパンプ君も登場し、会場を沸かせた。

本作は、余命わずかと宣告された30歳の“僕”の前に、「世界から何かひとつものを消すことで、1日の命をあげる」とささやく悪魔が現れたことから始まるファンタジックな人間ドラマ。

佐藤が特別ゲストのパンプを抱いてステージに上がると、会場は「かわいい!」の大合唱。佐藤も「パンプはすごくいい子で優秀。大御所って感じ」とほおずりしたり、首をなでたりとパンプが愛らしくてたまらないといった様子だ。

永井監督が「パンプより健くんの方がNGを出していた」と明かすと、佐藤は「すみません。猫には勝てない」と苦笑い。「今回の撮影は、孤独な日々だった。唯一の癒しがパンプでした。つらいときはパンプのところに行って癒してもらって、なんとか撮影を乗り切れました」と愛猫との“友情関係”を明かしていた。

今年の6月には、芸能生活10周年を迎える佐藤。「皆さんのおかげで今日もここに立てています」と周囲への感謝の言葉を口にし、「10年の集大成がこの映画になった。このメンバーでこの映画を作れたことを誇りに思います」と胸を張っていた。

そんな佐藤の男気を称えたのが、男としての先輩たちだ。奥田は佐藤と「寿司屋に行った」と述懐し、「飲むぞぉ、この男!日本酒ね。僕も相当飲む方ですが、たくましいなという思いがありました」と佐藤の酒豪ぶりを絶賛。永井監督は「気持ちのいい青年」と佐藤の印象を語り、「現場のみんなも健ちゃんって呼んでいた。陰ではタケルンって呼んだりして。非常に好かれますね」と現場の愛されキャラだったことを告白。佐藤は照れ笑いを浮かべていた。【取材・文/成田おり枝】
 

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