マギーがトークショー!「短編映画は情報がギュッと詰まってる」

ニュース
イベント/レジャー
2016.6.11


現在、国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)が開催中だ。そんななか、6月10日に「INTERSECT BY LEXUS – TOKYO」(東京・南青山)で、タレントのマギーとSSFF & ASIA代表の別所哲也によるスペシャルトークショーが実施された。さらに、ショートフィルム『Friday Night』『音を奏でる人たち – Mr. Foley』の上映も行われた。

今回、LEXUS SHORT FILMSから、SSFF & ASIAのオープニングセレモニーでワールドプレミアされた、アレクシィ・ミシャリク監督による『Friday Night』が特別上映された。テーマは“Anticipation(予見)”。本作品は、LEXUSとザ・ワインスタイン・カンパニーの全面的なサポートを受け制作された作品となっている。

2013年に発足したLEXUS SHORT FILMSは、未来を担うクリエイターを発掘し、次代を切り開く若き才能への支援を行っている。今年は、若き日本人クリエイターが海外で活躍するためのサポートを目的とし、カンヌ国際映画祭の常連で世界を舞台に活躍し、最新作『海よりもまだ深く』が現在公開中の是枝裕和監督を講師に招いたワークショップも実施予定だ。

同日行われたイベントでは、「実はショートフィルムを見たことがない」と明かしたマギーが、来場者と共に『Friday Night』『音を奏でる人たち – Mr. Foley』を鑑賞。留学中の娘を訪ね、フランスに滞在する中、街で起こった襲撃に巻き込まれてしまった女性を描いた『Friday Night』を鑑賞後、マギーは「事件の様子をリアルに感じることができた。主人公のお母さん目線で作品を見られて、感情が動かされました。情報がギュッと詰まっていましたね」と感動した様子だった。

すると別所も「大切な人と連絡が取れなくて、さらに手が届かないところに自分がいたとしたらどうするか…という普遍性のあるテーマが描かれていましたね。ショートフィルムは作者のメッセージが表に出てくるものだと思う。15分の作品でしたが、映画的な旅ができました」と語った。

イベントでは、「映画の出演経験がない」というマギーが、「チャンスがあったらやってみたい」と話す場面もあった。演じるとしたら「自分とは真逆のキャラをやってみたい」とのこと。周囲からは「(普段が強めだから)ドジでいじられるようなキャラをやったら?と言われます(笑)」と話していた。

ちなみに、6月26日(日)まで、「SHORT FILM THEATER」と題し、同会場にて、別所哲也セレクトによる米国アカデミー賞短編部門の受賞作品や歴代のLEXUS SHORT FILMS作品が上映される予定だ。【取材・文/平井あゆみ】
 

MovieWalker
シェア / 保存先を選択