『あしたのジョー』ちばてつや氏の名作『風のように』が夏休み公開へ 主演は野沢雅子

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アニメ/ゲーム
2016.6.15

『あしたのジョー』の漫画家・ちばてつや氏の短編『風のように』が、アニメ映画として7月9日から下北沢トリウッドにてロードショー公開されることが決まった。


『風のように』は1969 年に読み切り漫画として週刊少女フレンドに掲載された短編漫画で、 ちば氏が、環境問題が話題になり始める少し前に、季節と共に移動し自然と共に生きる養蜂家の姿に共感して生まれた作品。『フイチンさん』など、日本の懐かしいアニメを得意とするエクラアニマルが制作し、『巨人の星』から『遊☆戯☆王ARC-V』まで多数のアニメで作画を務めてきた本多敏行氏が監督をつとめている。また、スタッフにも 『暗殺教室』作画監督の野口征恒氏を、『サイボーグ009』などのキャラクターデザイン・作画監督で知られる木村圭市郎氏、大橋学、増田敏彦、田辺修といった日本を代表する実力派のアニメーターが集結している。また、主 役・三平の声を『ドラゴンボール』シリーズなどの野沢雅子が演じることでも話題だ。 

公開にあたり、ちば氏からのメッセージも公開されている。
 

ちばてつや氏(漫画家)メッセージ

これを描く少し前から、世界中で木々が次々と切り倒され、山が丸裸になり、土砂が崩れ、川が氾濫し、自然が壊され、砂漠が
あちこちに出来はじめているなんて事が、耳に入ってきて自然破壊だとか環境問題とかが、そろそろ気になりだしていた頃ですね。――で、そういうテーマで描きはじめた最初の作品です。ぼくは自然の中で暮らすのが夢だし、自然と共に生きている人間が好きなんです。

なお、上映期間中には本多監督、野口作画監督をホストに、様々なゲストを招いたイベントも実施予定とのこと。名匠たちの手で、40分の短編アニメとして蘇った名作を堪能しよう。

アニメ映画『風のように』は7月9日に下北沢トリウッドにてロードショー

イベント情報
『風のように』

声の出演:野沢雅子、小峰みなみ、武田華 鈴木れい子、柳沢三千代、吉野悠我 他
原作:ちばてつや
企画:本多敏行
脚本:比戶野智恵
絵コンテ・演出:本多敏行
作画監督:野口征恒
原画:木村圭市郎、大橋学、増田敏彦、田辺修 他 美術監督:門野真理子
主題歌(「恋風」):松本佳奈 プロデューサー:豊永ひとみ
制作:エクラアニマル http://www.kazenoyouni.com/

【あらすじ】
日本中、花を求めて旅をする養蜂家一家のトラックが谷底に転落し、少年・三平だけが生き残った。三平は蜂に刺されて倒れていた少女・チヨと出会い、彼女の住む里で暮らすことになった。最初は、よそ者である三平を認めない村人たちだったが、手をつけずにいた荒地を一人で開墾する姿を見て姿勢を変え、喧嘩ばかりしていたガキ大将・カメ吉も、三平を認めるようになる。そんな時、蜂の大群が飛んできて。

※平日火曜定休 土日祝日〜12:00/16:00 平日〜13:00/16:00
一般:900 円 中学生以下:700 円
イベント付き上映・一般:1,400 円 イベント付き上映・中学生以下:1,000 円 半券割(『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』の半券提示で):一般料金から 100 円引き

 

イベント情報
上映期間中の土日祝日に、様々なゲストを呼んでイベントを開催
 
日時:7月9日(土)10(日)16(土)17(日)18(月・祝)23(土)24(日) 各日 12:00 の回上映後
    7月29日(金)16:00 の回上映後

ホスト:本多敏行監督、野口征恒・作画監督
※ゲストは現在調整中!決まり次第公式サイトなどでお知らせ 
※各該当回をご覧のお客様がご参加頂けます
※イベント付きの上映回は一般料金 1,400 円、中学生以下 1,000 円
※ゲストのご都合により、時間が変更になる可能性もございますので予めご了承下さい
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