「あの花」スタッフの新作「ここさけ」で吉田羊がアニメ声優初挑戦!

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アニメ/ゲーム
2015.8.5


13年夏に劇場公開され、興行収入10億円を突破する大ヒットを記録した青春群像アニメ「あの花」こと『劇場版あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』。そのスタッフが再結集したオリジナル新作の劇場版アニメ「ここさけ」こと『心が叫びたがってるんだ。』が9月19日(土)より公開される。本作に、女優の吉田羊が主人公の母親役で出演していることが明らかになった。

今年公開され、大ヒットとなった『映画 ビリギャル』や『HERO』といった作品に出演している吉田だが、アニメーション声優への挑戦は今回が初めて。演じるのは主人公である少女・成瀬順の母親の泉役で、“あること”がきっかけでしゃべることができなくなってしまった娘をもどかしく思い、心の底では心配しながらも、つい辛く当たってしまう、という複雑な想いを持った役どころとなっている。

吉田の起用理由について、監督の長井龍雪は「『ここさけ』は心の奥底に秘めた想いを伝えたいと思っている人々の物語で、“言葉”というものが重要なキーワードになっています。そして泉は、我が子に言葉で傷つけられ、そして言葉で我が子を傷つけてしまうというとても難しい役です。かねてより吉田さんのお芝居を拝見していて、非常に言葉を大切にされている方だなと感じておりました。吉田さんが、泉という役をどんな風に演じるのか見てみたいと思い、今回オファーさせていただきました」と話している。

一方、「アニメーションへのアフレコに正直憧れていた」という吉田は、今回の出演について「日本中を泣かせた『あの花』のスタッフによる作品に参加でき嬉しく思います。きっとこの作品も、全国を暖かい涙で包む名作になると思います。“言葉”は伝えるためにあるものだと思います。この映画を観て少しでも心を開いていただいて、言葉を伝える勇気をもってくれたら嬉しいなと思います」と語っている。

また、吉田の出演情報の解禁とあわせて、アニメのアフレコ収録の様子も公開。この日が初対面となる順役の声優・水瀬いのりとの掛け合いもぴったりと息があっていたようで、この母娘がどのような関係を築いていくのかも見どころとなっている。【Movie Walker】
 

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