[Alexandros] 初の大阪城ホールは2時間半、25曲! 人気曲&新曲尽くしの"Premium"なパーティ

レポート
音楽
2016.6.28
[Alexandros] 撮影=渡邉一生

[Alexandros] 撮影=渡邉一生

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Premium V.I.P. Party at OSAKA-JO HALL 2016.6.26 大阪城ホール

6月26日(日)、大阪城ホールにて[Alexandros]のファン感謝祭的なライブイベント『Premium V.I.P. Party』が行われた。昨年は日本武道館で行われたこのイベント。今年は西に場所を移し、[Alexandros]としては初の大阪城ホールワンマンライブとなり、客席360度全てを解放しステージの周りにぐるりと花道が設置された会場には、約1万3千人がのオーディエンスが集結した。

[Alexandros] 撮影=森好弘

[Alexandros] 撮影=森好弘

SEが鳴り響く中、色とりどりのレーザーで会場が包まれると大型ビジョンには『Premium V.I.P. Party』の文字が。銀煙弾と共にメンバーがステージに登場し「Starrrrrrr」で『V.I.P. Party』がスタート! 音の波形がビジョンに映し出され、2曲目の「Kill Me If You Can」でギターからハンドマイクに持ち替えた川上洋平(Vo.&Gt.)が両手を挙げて観客を煽ると、会場からは待ってましたと言わんばかりに大歓声が起こる。

[Alexandros] 撮影=渡邉一生

[Alexandros] 撮影=渡邉一生

赤いランプが光りサイレンが鳴り響くなか「Girl A」「Boo!」と続け、サビ部分ではビジョンにリリックが畳み掛けるように映し出され、曲の激しさを演出する。メロウな白井眞輝(Gt.)のギターが鳴り響く中、「今日は来てくれてありがとう、大阪!最高な夜にしようぜ!」と川上が叫び「For Freedom」へ。観客からは悲鳴にも近いほどの歓声が飛び、曲に合わせて手拍子が起こった。ピアノの音色が響き渡り、今までの激しさとは一転しアンニュイな雰囲気漂わせたのは「In your face」。「懐かしい曲をやっていいですか??」と「Wanna Get Out」。そして、「ワタリドリ」では、会場全体が揺れんばかり大歓声と大合唱が起こり、川上がステージ周りに巡らされた花道へ。観客はあまりの至近距離に大熱狂する。

[Alexandros] 撮影=森好弘

[Alexandros] 撮影=森好弘

[Alexandros] 撮影=河本悠貴

[Alexandros] 撮影=河本悠貴

中盤には、ビジョンに大阪の夜景と「2pm36thfloor」の文字が映し出され、その前に「Osaka」の文字が浮かぶという、「tokyo2pm36thfloor」を大阪バージョンに変えた演出や、庄村聡泰のドラムが「city」のイントロを叩いたかと思いきや、曲は「Famous Day」へ……といった[Alexandros]らしい憎い演出もあった。また、白井のギターソロコーナーが始まると、そこにストリングスチームがジョイン。もの悲しげな音が鳴り響くがなんか聞いたことあるメロディが……。それが「Dog 3」と気づいたファンからは、あまりにも原曲と違うアレンジに笑いと大きな拍手が起こり、ロックとクラシックが融合したような「Dog 3」を披露。続いて「Cat 2」ではファイヤーボールが吹き出すなど場内は大興奮、白井は「お前ら炎より熱くなってるか?お前らの炎より熱い感情見せてくれ!行けるか大阪~!!」と渾身のシャウトをかます。そして「Kick&Spin」では白井が、それに続き磯部寛之(Ba.&Cho.)が演奏しながら左右の花道へと進み、フェス等でもお馴染みのキラーチューンにフロアは一層白熱。一瞬の静寂の後に放たれた「NEW WALL」では銀テープが飛び出し、会場中にキラキラと幻想的な空間が広がった。

[Alexandros] 撮影=渡邉一生

[Alexandros] 撮影=渡邉一生

[Alexandros] 撮影=渡邉一生

[Alexandros] 撮影=渡邉一生

そして、ライブ開始からMC無しで17曲ぶっ続けに演奏を行った彼ら。川上が本日初のMCへ。
「改めまして、[Alexandros]です。大阪城ホール楽しんでますか? え~、初のMCです(笑)。ぶっ放したな~、一切喋んなかったよ。気持ちいいね~、大阪はね、実はアマチュア時代から、白井君が加入する前から、夜行バスに乗って来てたんですが、心斎橋のアメ村のライブハウスでやったんですよ。お客さんなんて当然いないわけですよ。だから三角公園で『タダでいいので来てください!』って(フライヤー)配ってましたね。その時のフライヤーがね『たいげん』というたこ焼き屋さんに貼ってあるんで、よかったら見てください(笑)」
と大阪の思い出を語り、会場からは拍手と声援が飛び交った。そして、ファッションブランド『GLOBAL WORK』のTVCM曲で話題を呼んだ「Feel like」を初披露。「最後一緒に歌ってください」と「Adventure」を演奏し、「俺が一番大好きな街、大阪!ありがとう!」と本編を締めくくった。

[Alexandros] 撮影=河本悠貴

[Alexandros] 撮影=河本悠貴

アンコールは会場後方よりメンバーが登場し、サブステージでスタートした。「(後ろから現れて)びっくりしましたか? いいですね。気持ちいい。」と川上が語り、磯部が「作戦成功!」と茶目っ気を見せ、「spy」へ。「(サブステージは)みんなが思ってるより最高の眺めだね。ちょっと狭いね。路上ライブ時代を思い出す。なんならスタジオって感じ。なんか懐かしい感じ。じゃ、懐かしい歌を懐かしいバージョンで歌ってみましょうかね。」と言ってアコースティックバージョンで「You're So Sweet & I Love You」を軽く歌い、そのまま同曲をバンドスタイルで届けた。

[Alexandros] 撮影=森好弘

[Alexandros] 撮影=森好弘

アンコールが終わると、突然ビジョンにカウントダウンと共に『特報』の文字が映し出され。「Girl A」「NEW WALL」「I want u to love me」「Feel like」「Nawe, Nawe」「Swan」のMVやレコーディング風景が曲に合わせて映し出され、秋頃にアルバム発売とツアースケジュールの情報が発表され拍手が沸き起こる会場に4人が再び戻りダブルアンコールがスタートした。

[Alexandros] 撮影=渡邉一生

[Alexandros] 撮影=渡邉一生

新曲「Nawe, Nawe」と、8月24日に発売が決定したシングルより表題曲「Swan」を初披露した後、「Dracula La」で再び会場はダンスの渦へ。ラストは「Burger Queen」。「またお会いしましょう!愛してるぜ大阪!」と締めくくり、約2時間半に及ぶライブが終了した。

[Alexandros] 撮影=森好弘

[Alexandros] 撮影=森好弘

セットリスト
Premium V.I.P. Party at OSAKA-JO HALL 2016.6.26 大阪城ホール
1. Starrrrrrr
2. Kill Me If You Can
3. Stimulator 
4. Girl A
5. Boo!
6. For Freedom
7. In your face
8. Wanna Get Out
9. Run Away
10. ワタリドリ
11. Osaka2pm36thfloor
12. Famous Day
13. city
14. Dog 3
15. Cat 2
16. Kick&Spin
17. NEW WALL
18. Feel like
19. Adventure
[ENCORE]
20. spy
21. You're So Sweet & I Love You
[ENCORE2]
22. Nawe, Nawe
23. Swan
24. Dracula La
25. Burger Queen

 

リリース情報
[Alexandros]2016年第二弾シングル「Swan」
2016/8/24発売
・初回限定盤 CD+DVD  UPCH-7143 ¥2300+税
・通常盤 CDのみ UPCH-5881 ¥1300+税
全3曲収録予定
M1:Swan / 関西テレビ・フジテレビ系全国ネット火曜22時ドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂日奈子」主題歌
M2:未定
M3:未定
[初回限定盤 DVD] 
SXSW2016をドキュメントタッチで収録予定
<封入特典>
メンバー稼動のイベント参加応募方法封入
  (東・名・阪・福・札5地区開催予定)
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