学生演劇界の登竜門・シアターグリーン学生芸術祭へ出場 演劇ユニット『晩餐ヒロックス』へインタビュー

2016.7.6
インタビュー
舞台

晩餐ヒロックス『ト或る星〇ト或る街』

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日本大学芸術学部演劇学科演出コースの渡部寛隆が2015年11月に結成した演劇ユニット『晩餐ヒロックス』。彼らは今年、学生演劇界の登竜門であるシアターグリーン学生芸術祭に参加することも決定している注目の若手劇団だ。現代を生きる若者たちである彼らが、演劇を通じて描き出そうとするものとは何か。主宰である渡部寛隆に次回の公演の内容や今後の展望について話を伺った。

 

―まずは、晩餐ヒロックス結成までの経緯を教えてください。

大学1年生のときに野田秀樹さんの影響で日本大学芸術学部内限定の『HIRO・MAP』という団体名で活動を始めたのがきっかけです。(ちなみに後日、野田さんにこのことは直接お伝えしました。)大学3年生になり、校外でも活動できるようにHIRO・MAPを解散し、新たに『晩餐ヒロックス』を立ち上げました。




―どのような作風の公演を作られますか? 作品の特徴や雰囲気などを教えていただければ。

『時間』と『場所』を主軸とした『愛』に関するテーマが僕の作風です。時間の経過に伴う変化、成長、風化などを演劇でどこまで表現できるかを考えています。


――今年のシアターグリーン学生芸術祭への参加作品である『次回公演『ト或る星〇ト或る街』はどのような作品になっていますか?作品のあらすじなども含めて教えてください。

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ト或る池にト或る星が落ちた。池は広がって、やがて街をつくった。
少年は、今日もその街に生き続けている。だけど、池のことは知らなかった。
池は、少年のことを知っている。というか、知り続けている。
そんな、街のお話。

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或る「池」がある街のお話です。
少年が池に落ちることで、その場所の歴史と自分の生い立ちについて記憶を辿る物語になります。


―『ト或る星〇ト或る街』の見どころはどのようなところでしょうか?

舞台上で水を使わずに、池をつくります。その池が物語のキーワードとなります。




―晩餐ヒロックスの今後の展望や野望があれば教えてください。

日本では演劇が敷居の高いものと思われているところがありますので、そんなイメージを払拭し、どの世代にも演劇というコンテンツを身近に感じてもらえるように、現在のスタッフやキャストと共に邁進していきたいです。


―それでは最後に、晩餐ヒロックスに関心を持たれた方に、メッセージをお願いいたします。

こんにちは。晩餐ヒロックスの渡部寛隆です。
インタビューをご覧いただきありがとうございます。晩餐ヒロックスのスタッフとキャストは心の底から演劇を楽しんでいます。あなたにもその思いが伝われば嬉しいです。劇場でお会いできることを楽しみにしていますので、よろしくお願い致します。


 

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公演情報
晩餐ヒロックス『ト或る星〇ト或る街』

日時:7月29日(金)~7月31日(日)

29日(金) 14:00/19:30
30日(土) 14:00/19:00
31日(日) 13:00/17:00
※開場は開演の30分前

会場: シアターグリーン BASE THEATER

出演者:門田宗大(オフィス斬)、前田敏光、山日涼夏、松﨑義邦(東京デスロック)、
久野祐希奈、大橋悠太、三箇雄維、菅澤香雪、赤松真治、春山椋、中根加奈子、木原実優

スタッフ:作・演出 渡部寛隆
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