[韓国MUSICAL]シン・ソンロク、ソン・ウォングンらが出演『あしながおじさん』開幕!

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2016.7.19
3年ぶりの小劇場作品出演、ジャーヴィス役のシン・ソンロク

3年ぶりの小劇場作品出演、ジャーヴィス役のシン・ソンロク


ジーン・ウェブスターの同名小説を原作にしたミュージカル『あしながおじさん』が7月19日、いよいよ開幕する。

2009年に米・カリフォルニアで初演された『あしながおじさん』は、『レ・ミゼラブル』のオリジナル演出家ジョン・ケアードが脚本と演出を担当。日本では井上芳雄と坂本真綾の主演により『ダディ・ロング・レッグズ ~足ながおじさんより~』というタイトルで2012年に初演され、ミュージカルファンにはすでにおなじみの作品だが、韓国では今回が初演となる。演出は、米国オリジナルプロダクションで協力演出だったネル・バラバンが務め、協力演出として『女神さまが見ている』『思春期』のパク・ソヨン、音楽監督は『バンジージャンプする』『キム・ジョンウク探し』のチュ・ソヨンと、ミュージカルマニア期待の制作陣がそろった。

2014年の『スリル・ミー』以来、2年ぶりの舞台出演 ソン・ウォングン

2014年の『スリル・ミー』以来、2年ぶりの舞台出演 ソン・ウォングン

兵役から除隊後、前作『スリル・ミー』で本格的に舞台復帰したカン・ドンホ

兵役から除隊後、前作『スリル・ミー』で本格的に舞台復帰したカン・ドンホ

ヒロイン、ジルーシャと文通しながら影で支援し、彼女が未来ある人生を送ることができるよう助ける富豪のジャーヴィス役には、シン・ソンロク、ソン・ウォングン、カン・ドンホと、スーツ姿が似合う長身のイケメン俳優がトリプルキャストで出演する。なかでもドラマ『星から来たあなた』で注目されたシン・ソンロクが大学路の小劇場作品に出演するのは3年ぶりとあって、大きな期待を集めている。

孤児院で育ち、作家を夢みて大学生活を送っているヒロイン、ジルーシャ役には『女神さまが見ている』『洗濯(パルレ)』などで透明感あふれる歌声を披露してきたイ・ジスクと、圧倒的な歌唱力をもち、本格デビューから2年余りで『風と共に去りぬ』『スルー・ザ・ドア』などの話題作に主演してきたユ・リアが務める。

歌唱力はお墨付き!ジルーシャ役のユ・リア(左)とイ・ジスク

歌唱力はお墨付き!ジルーシャ役のユ・リア(左)とイ・ジスク

7月4日には、「P.S.コンサート」と題し、シン・ソンロクを除く全キャストと、演出家のネル・バラバンも参加したショーケースも開催。原作小説「あしながおじさん」の朗読や劇中歌の披露、トークコーナーも交えたミニコンサート形式で実施された。演出家のネル・バラバンは「ジルーシャは“現代の哲学者”のようなキャラクターです。彼女の人生について、持がっているアイデアや洞察力が多くの影響を与え、彼女が一人の女性として成長していく過程がとても感動的なんです」と作品の魅力を紹介していた。

(写真左から)カン・ドンホ、イ・ジスク、ネル・バラバン演出家、ユ・リア、ソン・ウォングン

(写真左から)カン・ドンホ、イ・ジスク、ネル・バラバン演出家、ユ・リア、ソン・ウォングン

ショーケースでは、「幸せのひみつ」など劇中歌8曲を初披露した

ショーケースでは、「幸せのひみつ」など劇中歌8曲を初披露した

原作小説のクラシックかつ心温まるストーリーと美しいメロディーの楽曲の数々。そしてミュージカルとしては珍しく、男女の二人芝居形式で上演されることも話題を呼んでいる『あしながおじさん』は、10月3日まで、大学路のデミョン文化工場 1館 ビバルディパークホールで上演される。


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【公演情報】

ミュージカル『あしながおじさん』(키다리 아저씨/Daddy Long Legs)
2016年7月19日~10月3日 デミョン文化工場 1館 ビバルディパークホール

 
<出演>
●ジャーヴィス・ペンドルトン役:シン・ソンロク、ソン・ウォングン、カン・ドンホ
●ジルーシャ・アボット役:イ・ジスク、ユ・リア
脚本:ジョン・ケアード(John Caird)/音楽:ポール・ゴードン(Paul Gordon)/翻訳・歌詞:イ・ヒジュン/演出:ネル・バラバン/協力演出:パク・ソヨン/音楽監督:チョ・ソヨン
写真提供:DALカンパニー ©韓劇.com All rights reserved. 記事・写真の無断使用・転載を禁止します。

<プロフィール撮影&インタビュー映像>

 
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