SCANDAL 止まらない進化とバンドが見据える未来
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SCANDAL
今年2016年8月に結成10周年を迎えるSCANDAL。最新アルバム『YELLOW』を携えた国内&アジアツアーを経て、バンドとしてさらなる進化を遂げた彼女たちに訊く。ツアーの手ごたえ、そこで芽生えた想い、そしてニューシングル「テイクミーアウト」が誕生した背景とは?
――3月にリリースしたアルバム『YELLOW』を引っさげて国内とアジアをまわったツアーを終えてみてどう?
TOMOMI:今回のツアーは、ずっとリラックスしてできたツアーだったと思います。アジアにも行ったんですけど、日本のツアーの一環としてまわれた感じがしたというか。リズムが掴めたというか、それくらい気負わず自然な流れで向き合えるようになってるのも、成長した証拠なのかなって思ってますね。今、アジアも含め一つのパッケージとしてツアーができるようになったことが、すごく嬉しいなって思います。
MAMI:今回のシングル「テイクミーアウト」も、早い段階から“やっちゃえ!”って感じで披露したりしてたんですけど、そういうところも含め、バンドの醍醐味が詰まったツアーになってたなって思いますね。バンド力というものが上がったツアーだったなと思います。
――『YELLOW』がバンド力を感じるアルバムだったからね。
MAMI:そう。すごくシンプルだったから、自分たちを試せるライブができたし、挑戦するっていう感覚もあったと思うから。自分たち自身が、“こういうライブをできるんだな”って思えたところもあったから、すごく成長できたなって思いますね。
――MAMIは途中、体調を崩したりもしてたから心配したけど。
MAMI:ご心配おかけしました。検査のために10日間くらい入院したんですけど、もう全然大丈夫です! お水さえしっかり飲んでたら大丈夫みたいなので。
RINA:MAMIのことは、さすがにウチらも心配しましたね。そういう意味では、本当にいろんなことがあったツアーだったなと。仙台からツアーが始まって、九州で地震があって、後半でMAMIが体調を崩したり、本当にいろんなことがあったツアーだったから、いつもは考えないようなことをすごく深く考えたんです。お客さんに募金をしてもらいながらツアーをしてたんですけど、バンドを組んでいなかったらそういうことも、自分たちだけの力じゃできなかったし、曲も自分たちの曲なのに、すごく聴こえ方が変わっていったりしたんです。アルバムに収録されていた「LOVE」は、日常の中のラブソングだなって思っていたんですけど、“傍にいることが幸せ”っていうフレーズを噛み締めながら演奏してたら、単なるラブソングではない大きな愛が身体に染み込んできた気がしたんです。「会わないつもりの、元気でね」も、すごく感じ方が変わったし。いつもは盛り上がるし、この曲で終るのが最高だと思っていたけど、九州の公演では、初めてこの曲で終りたくないって思えたりもしたんです。10年分のキャリアを、1本のツアーで感じられたような、そんなツアーになりましたね。バンドというものが持ってるエネルギーってすごいなって、改めて思ったり。自分たちの曲なのに、自分たちが元気をもらったし。そして『YELLOW』というアルバムは、ライブでこんなにも輝くんだなってことも、すごく感じましたね。
SCANDAL/HARUNA
今回のシングルはまた一歩先のSCANDALを感じてもらえる楽曲になったと思います。
HARUNA:今回のツアーは国内も海外も両方とも、初めてライブに来てくれたお客さんが多かったなって思いましたね。純粋に『YELLOW』というアルバムに反応してライブに来てくれてるんだっていうことが、すごく感じ取れるライブだったなって。それがすごく嬉しかったです。『YELLOW』というアルバムは、4人で作ったアルバムだったから、すごく大切な1枚だったし、自信が持てた1枚だからこそ、どういうふうにお客さんに伝わっているんだろう? というのがすごく気になっていたので。いままで応援してくれてたファンのみなさんはもちろんのこと、そうやって、『YELLOW』からSCANDALというバンドを知ってくれて、そこから初めてライブに足を運んでくれてる人がいるんだって思ったら、改めて『YELLOW』というアルバムにも、SCANDALというバンドにも自信が持てましたね。
――すごくいいツアーだったみたいだね。ニューシングルの「テイクミーアウト」は、確実に『YELLOW』というアルバムを作れた先にあった一歩だったという感じだよね。
HARUNA:そうですね。『YELLOW』には、曲を作る楽しみを覚えて作ることができた曲をたくさん入れることができたけど、今回のシングルはまた一歩先のSCANDALを感じてもらえる楽曲になったと思いますね。
――作曲はMAMIで、作詞はRINAだけど、いつ頃作ったの?
MAMI:『YELLOW』を作っていた時期にはあったんですけど、自分の中ではっきりとモードチェンジされたなっていう後に仕上げた曲で。
RINA:ワールドツアーが終って、トルコに音楽祭で行かせてもらったんですけど、そのときに、現地で感じた街の雰囲気であったり、現地のミュージシャンから言われた言葉にすごく影響を受けて生まれた曲でもあったんです。トルコの人たちみんなに言えることなんですけど、自分の国の伝統音楽や受け継がれてきた文化をすごく大切にしながら生活をしているんですね。そこで出会ったミュージシャンに、自分のベーシックが無ければ、そこにどんな新しいことを重ねていっても、本当に新しい曲なんてできないっていう話をしてもらって、その言葉にすごくハッとさせられたんです。自分たちも日本という国で生まれて育ってきた中で、いろんな日本の文化に通ずる曲を聴いてきたんだけど、バンドを始めて音楽を作るようになってからは、アメリカやイギリスのロックや音に憧れて、そこに日本語の歌詞を乗せて作ってみよう! っていう感じで曲を作ってきたんですね。『YELLOW』はまさにそういうアルバムでもあったんですけど、今一度、邦楽というもののカッコ良さを活かした音楽を作ってみようと思えるきっかけをもらったんです。それで、“日本のロックシーンに突き刺さるような曲を作りたい”という思いで、作っていった曲なんです。
SCANDAL/MAMI
夏のライブでやる曲を考えたときに、こういう景色が見たい、こういう景色を作りたい、というのが4人の中にすごく明確にあった。
――その意識の持ち方の変化は音にちゃんと現れてるね。いままでのSCANDALにはないサウンド感とかリズム感だし、ギターの放つ空気感も違う。
MAMI:そう。この曲は、8月21日にやる自分たちのフェスであったり、そういうライブというものに向けて、攻めた曲をやりたいなっていう想いが根本にあって。夏のライブでやる曲を考えたときに、こういう景色が見たい、こういう景色を作りたい、というのが4人の中にすごく明確にあったし。そこから想像できる夏の蜃気楼や、ライブでみんな汗かいて水しぶきが上がる感じとか、そういう感覚的なものを音にしていったらどうなるんだろう? っていうのを考えながらギターフレーズができていったんです。1コーラスだったんですけど、ボクがまず初めにデモを作って。意識はみんな共通していたので、みんなに送ったら、RINAが1コーラスどころか2コーラスくらい歌詞を書いてきてくれたので、そこから完成まではすごくスピーディーでしたね。
RINA:みんなイメージしていたものが同じだったので、後は形にしていく作業でしたね。
――RINAは一気に歌詞も浮かんできたんだね。
RINA:そうですね。歌詞も音に呼ばれたということもあったんですけど、自分が好きな言葉でラブソングを書いてみようって思ったんです。だから、いろいろと楽しみながら書けましたね。ある意味、自分たちのことを書いてない曲ができたなって思っているんですよ。アジテーションする曲でもなく、ハッキリと結末を言い渡す曲でもなく、誰かの曲になるというか。そういう広い曲にしたいという意識はありましたね。
――なるほどね。軽やかで鮮やかなギターフレーズに対して、ベースはすごく上手く音の隙間でフックとなるアプローチをしてるよね。
TOMOMI:そういうところにスパイスを入れつつ、ベースとしては、全体的にこの曲では引き算しました。リズムが派手だしサウンドも明るいので、パッと聴いたときに惹き込まれる印象だったんですけど、サビの王道感を出したいと思ったときに、それに合せてベースも動いてしまうと、難しく聴こえちゃうかもしれないなと思ったんです。そうじゃなくて、もうちょっとラフに盛り上がれる感じにしたかったので、敢えてサビはずっとループしてる感じにしたんです。そういうポイント以外は特に目立つことはしてないっていうのは、初めての試みでした。
――だからこそ感じたアクセントでもあったんだね。ここまでサウンドが粒となって集まってきてると、ボーカルとしても歌い方を考えるよね。ちょっといつもとは歌声に変化を感じたというか。
HARUNA:そうですね。ライブに向けて作った曲なんだけど、力強さだけではなくて、女性らしさというか、しなやかさみたいなものを感じる曲というか。RINAが言ったように、自分たちのことを描いた歌詞じゃないというのが1番大きなポイントでもあったので、自分らしさをこの曲では封印しようと思ったんです。自分たちのことだったら、全然素のままの自分で歌うし、私が歌うことで伝えられると思ったんですけど、そうじゃないというか。架空の人物を引っ張り出してこようと思ったんです。
――なるほどね。いや、この曲を初見で“これ、誰の曲だと思う?”って聴かされたら、SCANDALだと思わなかったかもなって思ったの。
RINA:あのね、レコード会社の担当の人が、この曲を会社で流してたら“新人?”って聞かれたんですって!
TOMOMI:8年おるのに(笑)!
MAMI:立派な中堅どころなのに(笑)!
一同:(笑)!
SCANDAL/RINA
自分たちのことを歌ってないっていうと変な伝わり方しちゃうかもしれないけど、ちゃんと自分たちの気持ちは入っていると思います。
RINA:でも、ここに来てそんなふうに思ってもらえるなんて、自分たちもまさに新人みたいな感覚で音に向き合えてるのがめっちゃ嬉しいし。自分たちのことを歌っているような、バンドの意志みたいな歌詞ではないけど、8月21日に控えている自分たちのフェスの前に出るシングルであることを考えると、すごくリンクするというか。“君とみたい空がある”っていうフレーズが自然と出て来たのも、どこかで本当に自分が今思っていることが入っているんだなって思うんですよね。自分たちのことを歌ってないっていうと、なんか変な伝わり方しちゃうかもしれないけど、ちゃんとそこには自分たちの気持ちは入っているんだと思いますね。
――いままでの気持ちの入れ方とは違うっていう感じなのかもね。カップリングの「I want you」は、生音重視の「テイクミーアウト」と比べると、シンセのキラキラ感が印象的にサウンドの中で活きてる曲でもあるよね。
RINA:この曲は、私がキーボードでデモを作っていったんですけど、そのときにメロディと歌詞が一緒に出て来たんです。最初は歌詞を英語で書いてたんですよ。で、書いていくうちに、この英詞を逆に和訳していく感じで書き直していったらどうだろう? と思って日本語に置き換えて、英詞と日本語詞を混ぜていったんです。
――そういう一手間を加えたことで、普段にはない歌詞が書けたのかもね。
RINA:文章っぽくないというか、単語がパラパラある感じというか。洋楽の歌詞が和訳されてるのを見るのがすごく好きなんですけど、そういう感じになったらいいなと思って書いたんです。
――これはRINAが歌っているよね?
RINA:そう。私がデモに自分の声で歌って入れてたのをみんなに聴いてもらったんですけど、みんながそれを聴いて、曲との相性がいいって言ってくれて私が歌うことになりました。
HARUNA:私もプリプロの時点で声を当てているんですけど、でも、この曲の持ってるキュートさは、RINAが歌った方がもっと引き出されるなって思ったんですよ。それで、RINAが歌った方がいいんじゃない? っていう提案をしたんです。
――そう思えるのもバンド力が強い感じがするよね。そういう曲があるからこそ、HARUNAが歌う曲の意味が増すというか。
HARUNA:そうですね。そういうメリハリを付けていくのも、より曲を育てることにもなるのかなって思いますね。
――MAMI的にギターへの想いは?
MAMI:この曲は、ギターだけ生で入れてるんですよ。エレキとアコギ。それがすごくポイントになってる曲でもあるなって思います。デモの段階からそうなっていたんですけど、RINAとアレンジャーさんとの話の中で、そこがポイントでもあったのかな? って感じたというか。すごくいいスパイスになってるなって思ったんです。最初にRINAがデモを送って来てくれたときに、めちゃくちゃカッコイイ曲だと思ったし、このメロディすごい! って思いました。曲調も歌詞も、自分があまり思いつかないものだなって思ったんですけど、“このメロディやりたかったかも!”って思えたというか。お、やるな!って思いましたね。
RINA:嬉しい(笑)。音的には、最初は全部生でもいいなと思ってたんですけど、シンセのリフというのをやってみたいっていうのが、1番強くありました。なので、ギターとベースはメンバーの意見を聞いてみようと思っていたところ、結果ギターだけ生でいこうっていうことになったんです。
TOMOMI:この曲ってすごく不思議で、聴く度に新しい音に気付くというか。ベースも打込みなんですけど、自分が把握してない状況で、新しい耳で聴くのがすごく新鮮で楽しかったです。ライブでどうなるかっていうのも、すごく楽しみな1曲です。
――そうだね。そして、どぼんどぼんど(=MAMIとTOMOMIのラップユニット)による「どぼんどぼんどダンジョン」と「セカペロ」。
MAMI:んふふ(含み笑い)。久しぶりですよね、どぼんどぼんど(笑)。4年ぶりに復活です。「セカペロ」の方は、おみそはん(DJみそしるとMCごはん)と一緒にやらせてもらいました。同世代だし、一緒にやりたい! って思って、おみそはんに伝えてもらったらOK貰えて。おみそはんとやるんだったら、食べ物のこととか料理のリリックだなと思ったんです。それで、おみそはんとの話し合いの中で、去年のワールドツアーのときに、“こんなものやあんなものを食べて!”とか、“次にあそこに行くならこういうもの食べたい!”って話になって。それをそのまま歌詞にして形にしていったって感じだったんです(笑)。世界食の旅(笑)。
――うんうん、すごく脳内旅行できた気がしたよ(笑)。
TOMOMI:「ロックンロール県庁所在地」みたいな感じで、いろんな国の名物ご飯が解るんです(笑)。
MAMI:「どぼんどぼんどダンジョン」は、「セカペロ」とは対極のものを作りたくて作ったんです。初めから2曲を対極のものにしたかったので、「セカペロ」はおみそはんと一緒にできるからこその曲調にしたいっていうのもあったし、こういう曲調にしたいっていうのがハッキリと最初からありましたね。
SCANDAL/TOMOMI
10年という歴史の中で、ターニングポイントとなったシーンを見せていけたらいいなと思ってます。
――「どぼんどぼんどダンジョン」は、最初からバトルなリリックにしようと思ったの?
TOMOMI:うんうん。『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日のラップバトル番組)が盛り上がっているのもあって、どぼんどぼんどを復活させるのは今じゃないか!?って話になって(笑)。『フリースタイルダンジョン』のパロディをしたいというところから作ったんです。
――すごく可愛い(笑)。MAMIとTOMOMIの私生活がリアルに見えるし(笑)。普通に話してる声も入ってるし(笑)。
MAMI:そのままだから(笑)。リリックも話声も、ホントにそのまま(笑)。
TOMOMI:話し声とか録られてるの知らなくて、気づいたらCDになってた(笑)。
――あははは。そこまでリアルなんだ(笑)。
MAMI:そう(笑)。自分たちのバースが終ってから、間奏みたいなのがくるからそこで次に続けるために気合い入れしようっていうことでやってたんですけど、まさか普通にブースで話していた話し声が入るとは思わなかった(笑)。
――素だからいいんだよ、あれは(笑)。ということで、インタビュー中にも何度か話に出て来てたけど、8月21日に控えているSCANDAL 10th ANNIVERSARY FESTIVAL『2006-2016』は、どんなライブになりそう?
HARUNA:王道なセットリストになりそうですね。10年というSCANDALの歴史をしっかりと見せられるライブにしたいなと思ってます。
――いいね。『YELLOW』から入って来てくれた人たちにも、SCANDALの歴史を知ってもらえるのはすごく素敵なことだよね。
HARUNA:そう。ずっと応援してきてくれた人にも楽しんでもらえるように、最近あんまりやってない曲とかもたくさんやっていこうと思っているので、是非楽しみにしててほしいです!
TOMOMI:この日にちょうど10周年を迎えるので、10年という歴史の中で、ターニングポイントとなったシーンを見せていけたらいいなと思ってます。
MAMI:とりあえず、めちゃくちゃ楽しい1日にしたいです。みんなが思っている、想像している以上にできると思うので、楽しみにしててほしいです。10年を記念するライブとはいえ、重い感じじゃないというか、一緒に弾けられるような熱い場所になったらいいなと思ってます。
RINA:バンドを結成した日が自分の誕生日でもあるので、SCANDALと一緒に一つずつ歳を重ねてきたんですけど、SCANDALと共に歳を重ねてきたこの10年は本当に毎日がスペシャルだったんです。だから、この日は、自分ももちろん、みんなにも、いろんなことを思い出してもらいながら、未来に繋がるライブができたらいいなと思ってます。そこにいる人全員が幸せな気持ちになれるような、そんなライブにしたいです。
HARUNA:10年の月日に感謝しつつ、ブチ上がるのみです!
取材・文=武市尚子
2016年7月27日発売
【初回生産限定盤A】
SCANDAL「テイクミーアウト」初回盤A
<収録曲>
M1.テイクミーアウト
M2.セカペロ/どぼんどぼんど
M3.テイクミーアウト(Instrumental)
【初回生産限定盤B】
SCANDAL「テイクミーアウト」初回盤B
<収録曲>
M1.テイクミーアウト
M2.どぼんどぼんどダンジョン/どぼんどぼんど
M3.テイクミーアウト(Instrumental)
【通常盤(初回仕様限定盤)】
SCANDAL「テイクミーアウト」通常盤
<収録曲>
M1.テイクミーアウト
M2.I want you
M3.テイクミーアウト(Instrumental)
初回仕様特典:SCANDALランダムステッカー付 全4種のうち1種類ランダム封入
<配信情報>
「テイクミーアウト」
2016年7月20日より先行配信
・iTunes
https://itunes.apple.com/jp/album/teikumiauto-complete-pack-ep/id1131952365?app=itunes&at=10lpgB&ct=4988010077433_wn
・レコチョク
http://recochoku.com/s0/takemeout/
・mora
http://mora.jp/package/43000001/4988010077426/
2016年8月21日(日) 泉大津フェニックス
開場:13:00/開演:16:30
お問い合わせ: SOUND CREATOR TEL: 06-6357-4400(平日12:00~19:00)
一般発売受付中
料金:7,560円
SCANDAL TOUR 2016 “YELLOW” IN EUROPE
9/10(Sat):Amsterdam, Netherlands Melkweg
9/13(Tue):Cologne, Germany Luxor
9/14(Wed):Hamburg, Germany Kaiserkeller
9/16(Fri):Wroclaw, Poland Firlej
9/17(Sat):Wien, Austria Szene
9/18(Sun):Milano, Italy Elyon
9/20(Tue):Marseille, France Poste a galene
9/21(Wed):Barcelona, Spain Apollo2
9/24(Sat):London, UK Islington Academy
9/25(Sun):Paris, France La Machine
"SCANDAL MANIA TOUR 2016"
※ファンクラブツアー
10月30日(日)宮城 MACANA
11月3日(木・祝)東京 Zepp DiverCity Tokyo
11月5日(土)広島 HIROSHIMA CLUB QUATTRO
11月6日(日)福岡BEAT STATION
11月12日(土)大阪 なんばHatch
11月13日(日)愛知 Zepp Nagoya
11月27日(日)札幌 DUCE Sapporo