西尾維新のデビュー作『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』がOVAで待望の映像化

『〈物語〉シリーズ』や『掟上今日子の備忘録』などのヒット作品を生み出している小説家、 西尾維新（ニシオ イシン）のデビュー作『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』が、 OVA（オリジナルビデオアニメーション）で映像化されることが決定した。 本作のブルーレイ＆DVD第一巻は10月26日（水）に発売、以降毎月発売の全8巻となる。 

『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』は2002年に講談社ノベルスより刊行された西尾維新のデビュー小説で、同年に第23回メフィスト賞を受賞。 発売直後から大きな話題を呼び、同作に始まる「戯言シリーズ」は西尾作品の中でも特別な人気を誇っている。 2008年には講談社文庫より文庫版が、2016年には電子書籍版も発売となっている。 

また、 昨日8月19日(金)に全国ロードショーとなった『傷物語〈II熱血篇〉』の全公開劇場にて、8月26日(金)までのあいだ上映前シネアドで本作の限定映像が公開されている。限定映像では、キャラクターのアニメーションやボイスが初解禁となったほか、アニメーション制作を手掛けるのが、アニメ『〈物語〉シリーズ』を手掛けるアニメーションスタジオ、シャフトであることも明らかになった。 

◆シネアド公開中劇場一覧
 http://www.toho.co.jp/theater/ve/kizumonogatari/index2.html 

(C)西尾維新／講談社・アニプレックス・シャフト

さらに、本日公開された公式サイトは、本作から“言葉”に注目し「言葉が無限にサイクルする」コンセプトのサイトになっており、サイトトップの言葉は螺旋のように中心から外側へ回転し各文章をタップする事で作品のセリフを戯言（ツイート）することができる仕掛けになっている。 キービジュアルと作中の言葉が音楽と共に現れるファン必見のページといっても過言ではないだろう。