完全1人称視点でアクション&バイオレンスを体感せよ!アクション映画『ハードコア』日本公開が決定

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2016.8.23
 © 2016 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

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全編1人称視点で展開するアクション映画『HARDCORE HENRY(原題)』が、『ハードコア』として2017年4月1日から日本で公開されることが決定した。

『ハードコア』は、劇中の映像が主人公からの視点のみ、つまり1人称で構成されたアクション映画だ。FPS(ファースト・パーソン・シューティング)ゲームを映画化した『DOOM』で一部1人称視点のアクションが描かれたことはあったが、『ハードコア』では全編でこの方式を採用している。

同作のもととなったのは、2013年にYouTubeで公開された、ロシアのロックバンド・Biting ElbowsのPV『Bad Motherfucker』だった。
 


1人称視点のこのPVは3,000万再生超を記録するなど大反響となり、映画『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフ監督からのオファーを受けて長編映画計画が始動。その後、2014年に短編『HARDCORE』がYouTubeで公開されている。『第九地区』『エリジウム』の俳優シャールト・コプリーとともに、廃屋で激しい撃ち合いや肉弾戦を繰り広げる臨場感あふれるこの映像は、映画ファンを中心に話題を呼び、クラウドファンディングを経てついに長編映画化にいたった。2015年にはトロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門でプレミア上映され、ピープルズチョイス・ミツドナイトマッドネス賞を受賞。その後『HARDCORE HENRY』として全米約3,000館で公開し初登場5位に輝いた。

 

メガホンをとったのは、ロシア出身のイリヤ・ナイシュラー監督。オリジナル版のシャールト・コプリーを筆頭に、ヒロイン役で『イコライザー』のヘイリー・ベネット、『レザボア・ドッグス』『ヘイトフル・エイト』の名優ティム・ロスらひと癖もふた癖もある俳優陣が集結しているのも見どころ。そして、主人公であるあなたは、記憶を失いサイボーグに改造された肉体で謎の組織と壮絶な戦いを繰り広げることになるのだ。なお、激しい暴力描写のためR15+(15歳未満鑑賞不可)での公開となる。
 

 

同作は9月24日(土)のカナザワ映画祭で爆音ジャパンプレミアを行い、イリヤ・ナイシュラー監督の来日舞台挨拶も決定している。
 

イリヤ・ナイシュラー監督

イリヤ・ナイシュラー監督

 

映画『ハードコア』は、2017年4月1日 新宿バルト9ほか全国ロードショー

 

作品情報

映画『ハードコア』
(2016年/ロシア・アメリカ/96min/シネマスコープ/5.1ch/英語、ロシア語)
レイティング:R15+
監督・脚本:イリヤ・ナイシュラー 
出演:シャールト・コプリー、ダニーラ・コズロフスキー、ヘイリー・ベネット、ティム・ロス 
配給:クロックワークス 
提供:パルコ/クロックワークス 

【ストーリー】 
目を覚ますと、そこは見覚えのない研究施設だった。妻のエステル(ヘイリー・ベネット)がヘンリーの腕に機械の腕を取り付けている。大きな事故があり、ヘンリーの体は激しく損傷していた。機械の腕と脚を装着され、声帯を取り戻す手術に取りかかろうとしたとき、侵入者が襲い来る。謎の組織のリーダーであり圧倒的な能力を持った男エイカンは破壊行為を繰り広げる。なんとか脱出を試みるが、組織の包囲網によりエステルがさらわれてしまう。機械のパーツを取り入れたヘンリーは超人的な身体能力を駆使し、妻を救出する為命を賭けた戦いに身を投じていく。 

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