MERRY メンバー5人で迎えることができた結成15周年、記念ライブ【白い羊】【黒い羊】で喜びと感謝
MERRY 2016年11月7日『白い羊』 撮影=中村 卓
MERRYの結成15周年ライブ『MERRY 15th Anniversary Greatest Hits or Not Greatest Hits ~Special 2night【白い羊】【黒い羊】~』が、11月7日(月)東京・ステラボールで開催された。そのステージで2017年2月にニューシングルをリリースすることを発表し、その新曲を【白い羊】公演ではアコースティックバージョンで、【黒い羊】公演ではバンドバージョンで初披露。さらに、2017年5月5日(金・祝)に約3年ぶりとなる日比谷野外大音楽堂公演の開催も発表した、当日の模様をオフィシャルレポートでお届けする。
11月7日はMERRYが結成後初めてライブを行なった日。その記念すべき日に、ライブバンド・MERRYとしての魅力を、着席スタイルでじっくりと聴かせる【白い羊】と、パワー爆裂のスタンディングライヴ【黒い羊】の2公演で見せた。
【白い羊】では、ミラーボールの光が乱舞する中、まっ白なスーツに身を包んだメンバー5人に、キーボード、トランペット、トロンボーン、サックスを加えたビッグバンド編成で「黄昏レストラン」や「躊躇いシャッフル」、「アタシは捨て猫」「林檎と嘘」など、MERRYの哀愁ナンバーを次々に繰り出し、一瞬にしてステラボールを大きなキャバレーに変えた。また、通常のライヴでは熱量高く演奏される「カナリヤ」や「千代田線デモクラシー」、そして「梟」をアコースティックバージョンで披露し、歌に込めたメッセージをしっかりと刻み付けたのも印象的だった。
MERRY初期の代表曲「ジャパニーズモダニスト」で幕を開けた【黒い羊】では、「バイオレットハレンチ」や「絶望」「オリエンタルBLサーカス」など、新旧選りすぐりのアッパーチューンをほぼノンストップで投下し、会場を大いに盛り上げた。熱気がどんどん上がってくると、黒いジャケットを着ていたメンバー達も熱さに絶えられず薄着になっていく。やがてガラ(vo)が上半身裸になると、これぞMERRYの真骨頂と言わんばかりに、会場はさらにヒートアップ。「千代田線デモクラシー」「消毒」「The Cry Against ME」など本編全16曲を駆け抜けた。
ニューシングルの発表と新曲を披露したのはそれぞれのアンコール。今年1月にリリースして以降、大事に歌い続けてきた「平日の女 -A面-」を【白い羊】ではピアノとの弾き語りで、【黒い羊】では「平日の女 -B面-」を聴かせた後、新曲のアコースティックバージョンとバンドバージョンをそれぞれで演奏した。白黒両方に参加した人は、一夜で2バージョン楽しめたことになる。タイトルはまだ発表されなかったが、新曲は<俺は何も望まない>という歌詞が耳に残る、MERRY節炸裂の哀愁ナンバーだ。
【黒い羊】では、日比谷野外大音楽堂公演の開催も発表され、会場は歓喜の声に包まれた。メンバー5人で無事に迎えられた15周年。その喜びと感謝の気持ちを<目の前の人達を幸せにしたいだけ>と歌う「Happy life」に込め、さらなる飛躍に向けて逸る思いをWアンコールの「T.O.P」に込め、15周年記念ライブを締め括った。
ライブ写真撮影=中村 卓
MERRY 2016年11月7日『黒い羊』 撮影=中村 卓
2017年2月発売
※詳細は後日発表
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coming soon…
2013年8月から約3年ぶりとなる、日比谷野外大音楽堂公演開催決定!